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挫折を経て、猫は丸くなった。―書き出し小説名作集― Kindle版
「彼女の頬を、マウスカーソルで撫でた」「白ブリーフの落とし主は永遠に見つからない」「ヒーローたちの利害は複雑に絡み合っていた」「担任に好かれている吉田と、ただの吉田がいた」――提示されるのは冒頭だけ。続きは読み手のイマジネーション次第の自由な文学、「書き出し小説」。416本の異なるストーリーがあなたを魅了する!
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/6/30
- ファイルサイズ939 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B01MXLZ5W0
- 出版社 : 新潮社 (2016/6/30)
- 発売日 : 2016/6/30
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 939 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 131ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 225,693位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,339位エッセー・随筆 (Kindleストア)
- - 6,068位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー

5 星
圧倒的名作収録集。ただし超短い!
デイリーポータルzで投稿募集している書き出し小説をまとめた第2集。たった数行で読者の妄想を掻き立てる名作集。収録された名作(迷作?)の量だけなら、トップクラスの数が掲載されている。何ページから読んでも笑えるおススメの一冊。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月13日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
ってなる感じ笑 ちょっと近代についてけない感じがしたけど、題名から読み取るというのはすごく面白い発想だなと思いました🤣時々意味深で考えさせられる題名もあって楽しかったです('˘`*)
役に立った
2020年4月8日に日本でレビュー済み
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冒頭だけという画期的な小説。あとは想像次第だったり、冒頭だけで完結しているものもあったり、皆さん凄いなあと思います。私は想像せず、それだけで捉えてしまったので、名言集みたいな感覚で読んでしまいました。
同じ方が何度も選ばれていたので、もっと周知されていてほしかったなあと思います。小説全部は書けなくてもいいんだ、とハードルが低いので、自分でもチャレンジしたくなりました。
同じ方が何度も選ばれていたので、もっと周知されていてほしかったなあと思います。小説全部は書けなくてもいいんだ、とハードルが低いので、自分でもチャレンジしたくなりました。
2023年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元カノがまだ予測変換にいる
君の食べるはずだった菜の花が咲いてしまったよ
想像してごらん。そういう眼鏡がダサくなり、そしてふたたび流行ることを
人が避けた席には、それなりの理由がある
箸から落ちたマカロニが、太ももで冷たい
盛大に見送られた後、ケータイを取りに戻った
ルイはたまに自分が何世だったか忘れてしまう
「書き出し」を書け!と突然命令されたら困ってしまう。でも本当は、なんぼでもあるはずなのだ。上記の例から見ても判るように、新しさとはつまり、自分が経験したこと、誰もが思い当たること、なのに今まで誰も口にしなかったことなのだ。そしてまだそれは、採掘され尽くしてはいない。何故なら、かぎ針を下ろす海がどれだけ豊かかは日ごろの観察力によるけれど、宝物を既に沢山手にしている自分に、大抵は気がつかないで大人になるから。
無意識に跳躍をためらうのも自分、ありもしない檻(オリ)を狭めてしまうのも自分。日々、知っていくこと、口癖のように何度もこだわること、それを書けばいいだけなのに、「よし、小説を書くぞ」と原稿用紙を前にすると、カッコつけて引っ張り出せない。現実世界を反映していない気取った文章を書いてしまう。空疎だ。脳の違う部位でも使っているのだろうか?全く思いつかないのは。
でも、この本を読めば、文学がどれだけ自由で、生活に密接に接続しているか、そして、現実生活がどれだけ深い異世界をはらんでいるかが、ハッキリと分かると思う。現実から一つの文章を取り出せた時、SFめいてくるのだ、本当に。小説は、タイトルや書き出しの意味を数百枚かけて説明し、それによって元の意味を変える。ハレとケで言えば、ケ、日常、地のジャンルであり(詩型がハレ)、タイトルや書き出しには、雨の一滴のように樹々が、雨傘の街が全て含まれている。
だからもし、小説を書きたいなら、ちょっとこの本を読んで頭を柔らかくして、それから面白がってみようじゃないか、毎日のありふれた、でも、かけがえのない自分の世界を。昨日と同じ通勤風景でも、何か一個は見つかるだろう?冴えたフレーズが。そして君は小説を書くんです。がんばれ!
君の食べるはずだった菜の花が咲いてしまったよ
想像してごらん。そういう眼鏡がダサくなり、そしてふたたび流行ることを
人が避けた席には、それなりの理由がある
箸から落ちたマカロニが、太ももで冷たい
盛大に見送られた後、ケータイを取りに戻った
ルイはたまに自分が何世だったか忘れてしまう
「書き出し」を書け!と突然命令されたら困ってしまう。でも本当は、なんぼでもあるはずなのだ。上記の例から見ても判るように、新しさとはつまり、自分が経験したこと、誰もが思い当たること、なのに今まで誰も口にしなかったことなのだ。そしてまだそれは、採掘され尽くしてはいない。何故なら、かぎ針を下ろす海がどれだけ豊かかは日ごろの観察力によるけれど、宝物を既に沢山手にしている自分に、大抵は気がつかないで大人になるから。
無意識に跳躍をためらうのも自分、ありもしない檻(オリ)を狭めてしまうのも自分。日々、知っていくこと、口癖のように何度もこだわること、それを書けばいいだけなのに、「よし、小説を書くぞ」と原稿用紙を前にすると、カッコつけて引っ張り出せない。現実世界を反映していない気取った文章を書いてしまう。空疎だ。脳の違う部位でも使っているのだろうか?全く思いつかないのは。
でも、この本を読めば、文学がどれだけ自由で、生活に密接に接続しているか、そして、現実生活がどれだけ深い異世界をはらんでいるかが、ハッキリと分かると思う。現実から一つの文章を取り出せた時、SFめいてくるのだ、本当に。小説は、タイトルや書き出しの意味を数百枚かけて説明し、それによって元の意味を変える。ハレとケで言えば、ケ、日常、地のジャンルであり(詩型がハレ)、タイトルや書き出しには、雨の一滴のように樹々が、雨傘の街が全て含まれている。
だからもし、小説を書きたいなら、ちょっとこの本を読んで頭を柔らかくして、それから面白がってみようじゃないか、毎日のありふれた、でも、かけがえのない自分の世界を。昨日と同じ通勤風景でも、何か一個は見つかるだろう?冴えたフレーズが。そして君は小説を書くんです。がんばれ!
2023年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素敵な本。
一つ一つがキャッチーで、先のストーリーを読みたくなるのに、何で先が無いんだ!
良い意味でガッカリ。
先の物語を想像するのが楽しい!
一つ一つがキャッチーで、先のストーリーを読みたくなるのに、何で先が無いんだ!
良い意味でガッカリ。
先の物語を想像するのが楽しい!
2019年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新しい小説を買って、さて読むぞ、という気持ちでページをめくり、
最初の1文を読みだした時のあのワクワク感。本書ではそれが存分に味わえます。
投稿者皆さんの作品は素晴らしく、まさに名作でした。恐れ入りました。
ただ、Kindle版に猫の写真の表紙がなかったのは少し残念。猫、好きなのに。
最初の1文を読みだした時のあのワクワク感。本書ではそれが存分に味わえます。
投稿者皆さんの作品は素晴らしく、まさに名作でした。恐れ入りました。
ただ、Kindle版に猫の写真の表紙がなかったのは少し残念。猫、好きなのに。
2020年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔を思い出したり、風景が浮かんだり
クスッと笑えたり、自分の好きな書き出しや
傾向が分かるのも面白いです。
クスッと笑えたり、自分の好きな書き出しや
傾向が分かるのも面白いです。
2021年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書き出し小説第一集が衝撃的に面白かったので、引き続きこちらも読んだ。
いや、この本も面白いよ。面白いには違いない。
でも、「面白さの質」が第ニ集にして早くも変質し始めている。
この本は一言でいうと「萬流コピー塾リブート」です。
「面白いフレーズ」が並んでいます。
「規定部門」についていえば、完全に大喜利です。
でも、「小説の書き出し」ではなくなっています。
第一集の収録作に満ち溢れていた「いったい何が始まったんだ?」「どこに連れて行かれんだ?」という目眩く「拡がり」は、もうここにはありません。
でもまあ、「普通に面白い」し、どこでも読書を中断できるという特長もあるし、通勤通学のお伴に是非。
オススメです。
いや、この本も面白いよ。面白いには違いない。
でも、「面白さの質」が第ニ集にして早くも変質し始めている。
この本は一言でいうと「萬流コピー塾リブート」です。
「面白いフレーズ」が並んでいます。
「規定部門」についていえば、完全に大喜利です。
でも、「小説の書き出し」ではなくなっています。
第一集の収録作に満ち溢れていた「いったい何が始まったんだ?」「どこに連れて行かれんだ?」という目眩く「拡がり」は、もうここにはありません。
でもまあ、「普通に面白い」し、どこでも読書を中断できるという特長もあるし、通勤通学のお伴に是非。
オススメです。