Windowsパソコンと比べて、Macの価格はどれも高い。
だけど、どうしてもMacが欲しい。あのスタイリッシュなデザインには憧れざるを得ないし、Macでしか使えない優秀なアプリも多いからだ。
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しかし、Macはほぼ定価でしか販売されていない。おかげでリセールバリュー(売却価格)が高いというメリットはあるけれど、ただでさえ同スペックのWindowsパソコンと比べて割高なのに、これでは購入を躊躇してしまう人も多いだろう。
でも、妥協の結果で無理やりWindowsパソコンを買いたくない。
そんな人のために、Macをできる限り安く買う方法を解説する。
おすすめモデルの選び方も紹介しているので、価格にビビってMac購入を足踏みしていた人は、ぜひチェックしてみてほしい。
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Macを安く買う7つの方法
家電量販店で買う
ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダウェブコムなどは独自のポイントが付くため、Apple Storeで購入するよりも実質的に安く購入できる。もちろん中身はApple Storeで買うのと変わりない。
スペックのカスタマイズができないので、標準のいわゆる「吊るしモデル」しか購入できないが、普段から利用している贔屓(ひいき)の量販店がある人は第一の選択肢となるだろう。
※ヨドバシカメラではBTOモデルも販売している。
Amazonで買う
こちらもポイント還元率を考えれば、お得に購入できる。なんといってもAmazonポイントは使いやすいのが大きなメリット。
年に数回ではあるが、 タイムセール にMacが出ることもある。
一世代前のモデルになってしまうし、選択肢も少ないが、20%以上も割り引いて購入できるケースもあるので、最新モデルにこだわらない人なら、かなり安く手に入れることができる。
あらかじめ Amazonチャージ をしておくと、そちらでも割引が受けられるので、普段からAmazonを利用している人は、なるべく余裕を持った金額をチャージしておくのがおすすめ。
整備済製品を買う
以前の僕は、このパターンで買うことが多かった。
整備済製品とは、Apple Storeに返品されたMacなどをAppleが整備して再販しているもの。
パーツは純正のものにしっかり交換されているし、徹底したクリーニングも行われているので、見た目も中身も新品と大差ない。保証も1年間しっかりと付いている。
吊るしモデル以外も販売されているので、カスタマイズモデルが欲しい人にもおすすめ。
最新のMacがラインナップに追加されるまでに時間がかかるのに加え、販売ページに張り付いていないと人気機種は速攻で売り切れてしまうので、購入検討中の方は定期的にページをチェックしよう。
学割で買う(学生・教職員のみ)
あまり知られていないが、Apple Storeでは学生・教職員向けの学割購入ができるようになっている。
学生や教職員だけでなく、入学予定者や予備校生、PTA役員なども利用できるとのこと。
AppleCare+も割引価格で購入できるので、あわせて申し込んでおくのがおすすめ。
中古品を買う
新品にこだわらないというのであれば、中古モデルも選択肢に入るだろう。
楽天市場に出店している中古ショップから購入すれば、さらに楽天ポイントも手に入る。ポイント10倍などの期間に利用すれば、かなりお得になる。
中古とは言っても、しっかりしたショップなら厳格なチェックやクリーニングを行ってくれるし、パソコンの状態も丁寧に商品ページに書いてくれているので、中古品に抵抗がないなら選択肢に入れておくのがおすすめ。
メルカリで買う
中古のMacをより安く買うなら、メルカリやヤフオクなどを利用する方法もある。
個人間取引なので仕方ないが、状態表記などの信頼性に多少難があるので、注意が必要。
取引実績だけでなく、写真の綺麗さや数、説明文や質問への対応などをよく見てから購入相手を選ぶようにしよう。
学習教材のセット販売で買う
ヒューマンアカデミーが運営する「 ヒューマンアカデミー通信講座 」では、講座とセットで申し込むことで、Macbookなどを割安価格で購入できるセットが用意されている。
- Webデザイン
- 動画制作
- イラスト
- ライティング
- テープ起こし(※終了)
などなど、さまざまなスキルが学べる講座があるので、副業や転職に備えて新しいスキルを身につけつつ、仕事専用のパソコンを新調したいというときにぴったりかも。
Macのモデル・スペックの選び方
最新モデル / 一世代前のモデル どっち?
一世代前のモデルでも、通常利用で特に問題はない。
リセールバリューの高さを生かして、Macを買い替えたら古いMacを売却しているという人は、差し引き金額にそれほど違いがないので最新モデルを選んでもOK。
以前の僕は、整備済製品に現行モデルが追加されたタイミングで買うようにしていた。
※2021年追記
M1チップを搭載した新型Macbookの登場によって、現在は最新モデルと一世代前のモデルとでかなりのスペック差ができてしまっている。
いま買うなら断然、現行のM1 Macbookがおすすめ。
デスクトップ型 / ノート型 どっち?
なるべくノート型を選ぶのがおすすめ。
iMacはディスプレイ一体型なので、ディスプレイに不具合が起こったらパソコン自体が使えなくなってしまう。Mac Proはプロ向け。
持ち運べない。外出先だけでなく家の中でも仕事部屋だけでなく、リビングや寝室などにちょっと使いたいときもある。災害時に持っていけるというのもポイント。
絶対に持ち運ばない、というのであればMac miniはアリ。
Macbook Pro / Air どっち?
動画編集など重い動作を頻繁に行うならMacbook Proを選ぶ。
ブラウジングやブログ更新など軽い作業しかしないならMacbook Airで充分。
Macbook 16インチモデルはよほどのヘビーユーザーでなければ必要なし。
僕はずっとMacbook Airを使っているが、特に不便に感じたことはない。
※2021年追記
こちらもM1 Macbookの登場により、Pro/Airの差があまり感じられなくなった。
高画質の動画編集や重いゲームを長時間プレイするような人でなければ、Macbook Airで問題ない。
吊るしモデル / BTOモデル どっち?
家電量販店などで買える「吊るしモデル」でも、CPUやメモリ、ストレージなどのバリエーションが豊富なので、困ることはほとんどない。
僕のように、メモリは増やしたいけどストレージは最小限でいい。みたいなわがままな人は、BTOモデルを選んでカスタマイズしたほうが安く買える。
USキーボードが欲しい人も、BTOモデルを選ぶ。
おすすめのカスタマイズ
- メモリ:16GB
- CPU:2コア→4コア
- SSD(ストレージ):256GBあれば充分。
こんな感じ。最近僕が買ったMacbook Airも、↑のスペックのものを整備済製品で見つけて購入した。
※2021年追記
M1 MacbookはAirの吊るしモデルでも性能は充分。
ストレージに不安を感じていないのなら、最も安い吊るしモデル(8GB/256GB)でOK。
Macbookは意外と安い。
↑でちょっと書いたけど、Macはリセールバリュー(再販価値)が高いので、購入→売却を繰り返すケースでは、Windowsパソコンと比べてそれほど割高というわけでもない。
Windowsパソコンの場合、3万円を切るような激安モデルもあったりするが、ああいったものはいわゆる「安かろう悪かろう」で、とても実用に耐えるものではない。
試しにソフマップやメルカリで過去モデルのMacとWInマシンを比べてみてほしい。
Windowsパソコンは少し前のモデルになると値段すらわからないものも多いのに、Macは5年以上前のモデルでも比較的手軽に(高額で)売却できるのがわかるはず。
特に、Macbookは汎用性も人気も高いので、価格が比較的落ちづらいし、質の高い中古品も数多く出回っている。
個人的な感想になるけど、WindowsパソコンよりもMacのほうが出回っている中古の状態(特に外装)が良い気がする。デザインの高さ故に、自然と丁寧に扱うようになるのだろうか。
一度購入すれば、以降の買い替え時は手持ちのMacの売却価格を差し引けるので、もっとお得に購入できる。
価格を比較するときは、リセールバリューも含めたトータルコストで判断するよう心がけると、ずっと賢い買い物ができる。
“買い時”はない。
ここまで書いておいて、最後でちゃぶ台をひっくり返してしまってすまない。
パソコンのように生産性に直結する道具への投資は、必要なときこそが“買い時”だ。
少しでも安く買えるタイミングを待つあまり、いつまで経っても古いマシンで効率悪い作業を続けているよりも、さっさと新しいマシンに買い替えて生産性を上げてしまったほうが、断然コスパがいい。ストレスもない。
周りにいる人に話を聞いてみると、仕事が早い人ほど頻繁にパソコンを買い替えている印象。それだけ作業生産性が違うということだろう。
前述したようにMacはリセールバリューが高いので、早いサイクルで買い替えても金銭的な損はそれほど大きくない。
むしろ長期間使い続けて調子が悪くなってしまったマシンのほうが、価値がぐっと下がってしまうぶん損だとも言える。
というわけで、結論。
単純な見た目の価格差だけに騙されず、賢い買い物をしよう。必ず。
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