無料あり:現役ライターがおすすめする日本語オンライン文章校正ツール3選

2019年7月2日

【2022年】日本語のオンライン文章校正ツール3選|現役ライターが徹底比較(無料あり)
  • どんな日本語オンライン文章校正ツールがおすすめ?
  • 失敗しないために日本語オンライン文章校正ツールの選び方を教えて!

あなたが普段、仕事で大量の文章に目を通さなければいけない人であるなら、ワンクリックで文章ミスを自動チェックしてくれる『文章校正ツール』は必須といっていい。

しかし、まだまだ目新しいジャンルであるせいか、種類ばかり多くていまいち選ぶ基準がよくわからない。価格もピンキリで無料のものまであるので混乱してしまう。その気持ちは痛いほどわかる。

そこで今回は、40種以上のツールの中から、おすすめの文章校正ツール(日本語・オンラインのみ)を厳選して詳しく紹介。料金やツールごとの特徴を徹底解説していきたい。

管理人は現役ライターであり、プロの小説家でもある。

今回紹介する文章校正ツールも、実際に仕事で活用しているものばかりで、毎日のようにその恩恵に預かっている。開発者たちに足を向けて寝られない。

コレがない生活を考えたら・・・と、想像すると肝が冷える。

この記事にたどり着いたあなたなら、「文章ミスのリスク」を他の人の何倍も強く実感し、危機感を感じているはず。

もしかしたら、過去に文章ミスで手痛い経験をしたのかもしれない。そうでないなら、転ばぬ先の杖と先手を打って出るその姿勢に頭が下がる。僕にはできなかった。

この記事を読めば、あなたにピッタリ合った校正ツールが明確になり、これまで文章チェックにかかっていた時間が、今よりもずっと短縮できるはず。

ぜひ最後までお読みいただき、至極のツールと出会ってほしい。

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日本語オンライン文章校正ツールの選び方

おすすめ日本語オンライン文章校正ツールの選び方(3つのポイント)

管理人おすすめのツールを紹介する前に、文章校正ツール選びのチェックポイントについて簡単に解説しておく。

  • チェック項目
  • セキュリティ
  • 料金

重要なのはこの3つ。それぞれざっと説明する。

比較基準①:チェック項目

ひとことで文章ミスと言っても、さまざまなパターンがある。

  • 誤字脱字
  • 文法・用法の誤り
  • 不適切な表現 etc…

他にも数え上げたらキリがない。

文章校正ツールを選ぶ際は、これらチェック項目にどれだけ対応できているか?が大きなポイントになる。

ツールによって得意不得意な項目がわかれば、複数組み合わせてカバーすることもできる。まずここをチェックしよう。

比較基準②:セキュリティ

意外と見落としがちなのがコレ。

オンラインの文章校正ツールは仕組み上、文章をフォームからサーバーへ送信しなければならない。

仕事で使う書類やメールの文章をこういったオンラインに投げるのは、不安を覚える人もいるだろう。その慎重さは大切だ。

特に、無料の校正ツールはセキュリティ面に配慮されていないことが多いため注意が必要。流出こわい。

比較基準③:価格・料金

どうしても気になってしまう価格。お金は大事。

特に、こういったツールは機能・性能によって料金に大きな差があるため、自分の用途に合わせて最適なラインを見極める必要がある。安けりゃいいってモノでもない。

見た目そのままの価格差にだまされず、実際に使ってみて「どのくらい作業時間を短縮できるのか?」を計算し、その費用対効果をしっかり確かめるようにしよう。

おすすめのオンライン文章校正ツールはこの3つ

お待たせして申し訳ない。いよいよここから具体的なおすすめ文章校正ツールを紹介していく。

  • 文賢
  • shodo
  • MOJI-KA

今回ピックアップしたのは3つ。どれも使ってみて驚く優秀ツールばかりだ。必見。

文賢:ブンケン(有料)

文賢
©Web Rider Inc.
  • 6カテゴリ100種以上のチェック項目
  • 3,500以上の文章表現データベース
  • 有名企業やプロライターも多数導入実績あり(2,000以上)

有料の文章校正ツールの中で、おそらく最も有名なのがこちら。

名著『沈黙のWebライティング』やWordPressテーマ『賢威』などで知られる、株式会社ウェブライダーが開発した文章校正ツールだ。

チェック項目

文賢は、なんといっても項目数が圧倒的。代表的なものを挙げると、こんな感じになる。

  • 誤字脱字
  • 誤った言葉・敬語
  • 商標・固有名詞
  • 誤用しやすい言葉
  • 話し言葉・砕けた言葉
  • 重複表現
  • 半角カタカナ
  • 機種依存文字
  • 差別語・不快語
  • ポリティカル・コレクトネス
  • 接続詞
  • 指示語
  • 冗長表現
  • 助詞の連続使用
  • 同じ文末表現の連続使用
  • 二重否定
  • 長文(読点の数、文字数)
  • 漢字/ひらがなの開き・閉じ
  • ひらがな/カタカナの切り替え
  • 改行の有無
  • 同音異義語

各項目は個別ON/OFFが可能。チェックスピードも爆速で申し分なし。

さらに、他にない文賢の大きな特徴として、独自の語彙(文章表現)データベースを保有していることも忘れてはいけない。

ついつい同じような言い回しになってしまいがちな文章に、豊富な表現リストの中から自動で最適な言い換え案を提示してくれる。単調な文章が、文字通り化ける。

独自のチェックルールやオリジナル表現の追加も可能。自分の文体に合わせてカスタマイズしたり、クライアントの表記ルールに沿った指定が簡単にできる。

単純な誤字脱字の検出精度はまだまだ100%確実とは言えないが、他のツールと組み合わせることである程度フォロー可能。

運営がアップデート・改善に積極的なのも好印象。今後さらなる進化にも期待できる。

セキュリティ

サイト内でしっかりと国際基準のセキュリティ対策を謳っているのは高ポイント。

文賢のシステムは、国際的に認められた規格および実施基準ISO/IEC 27001:2013、27017:2015、27018:2014 に準拠した環境にて構築されています

文章データはサーバー上に保存されないので安心。

会社によってはセキュリティチェック資料の提出が求められる場合があるが、そちらにもしっかり対応している。

導入実績が多数なのもうなずける。JTB、KDDIなど名だたる有名企業が勢揃いだ。

価格・料金

  • 初期費用:11,880円(税込)
  • 月額:2,178円(税込)

正直、高く感じる人もいるかもしれない。僕もそう思った。

それでも、文章チェックにかかる作業を大幅に短縮できるだけでなく、文章自体の効果もアップできることを踏まえると、決して損な投資にならないはず。僕はすでに元をとった。

» 【文賢】公式サイトへ

文賢
「文賢は使えない」評判は本当?損をしない使い方7選【レビューあり】

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shodo:ショドー(無料/有料)

shodo(ショドー)
©ZenProducts Inc.
  • 執筆からAI校正までオンラインで完結
  • 複数人で同じ文章を相互レビューする共同編集機能あり
  • 校正ツールは無料版もあり

こちらは比較的新しめのサービス。運営会社は株式会社ゼンプロダクツ。

チェック項目

具体的なチェック項目についてはサイトに明記されていなかったが、実際に使ってみたところ、最低限の文章ミスはひと通りチェックしてくれるもよう。

単純な校正ツールとしての機能は文賢に一歩劣る印象だが、こちらのツールが何よりも優れているのは、共同編集機能だ。

  • チーム内で校正ルールを共有
  • 一行ごとにコメントを名前付きで表示
  • メンバーの役割分担(ライター・レビュアーなど)が可能
  • 記事ごとにチェックリスト・ToDoリストを作成
  • 進捗状況(執筆・チェック)を一元管理

こういったさまざまな機能によって、複数人で同じ文章を共同編集する際の猥雑さを解消したり、トラブルを軽減することができる。

Googleドキュメントをさらに便利にし、AI校正を加えた感じ。と言えばわかりやすいだろうか。

セキュリティ

サイト内に以下の文言あり。

すべての通信はHTTPSというセキュアな通信を利用しており、通信をするサーバーやログ情報も外部からアクセスできないクラウド上で運営されています。

クラウド上のデータは特定スタッフのみがアクセスでき、2段階認証も採用しているとのこと。

価格・料金

  • プレミアムプラン(個人向け):月額1,000円
  • ビジネスプラン(チーム向け):月額2,000円
  • エンタープライズプラン(企業向け):料金は要相談

非常にリーズナブル。文賢の価格にビビってしまった人は、こちらから試すと良さげ。

無料トライアル(14日間)もある。

文章校正ツールのみなら(機能限定版だが)無料でも使える。しかし、このツールの真価は前述の共同編集機能にあるので、できれば有料版をおすすめしたい。

» shodo(無料トライアル)はこちら

shodo(ショドー)
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MOJI-KA:モジカ(無料/有料)

MOJI-KA(モジカ)
©LivesNet
  • エディタやプロジェクトごとの管理機能など、ライター必須の機能が満載
  • 校閲ツールは独自ルールも設定可能。一括検索・置換もできる
  • 基本的な機能は無料ですべて使える

こちらも新しめのサービス。エディタ一体型なので文章が一元管理できて便利。

チェック項目

チェック項目(校閲)は以下のような計20個。

  • 語尾連続
  • 読点多用
  • 句点混在
  • 「ら」抜き言葉
  • 例示・並列・対表現「たり」
  • 表記ゆれ
  • 「ですます」「である」の揺れ
  • 助詞連続
  • 二重否定
  • 冗長表現
  • よくある日本語
  • 全角半角混在
  • 逆接の接続助詞「が」の多用
  • 「!」「?」直後のスペース
  • 接続詞連続
  • 漢字のひらき
  • 文字数

基本的なところは押さえている感じ。

各項目は個別にON/OFF可能。オリジナルルールも設定できる(CSV一括登録あり)。

無料でも3,000文字まで上記の機能が使えるのがありがたい。

セキュリティ

MOJI-KAはGMO GLOBAL SIGNの電子証明書によって信頼性の高いセキュリティを確保しています。 そのため、安全な環境で安心してライティングが可能です。

必要最低限のセキュリティはしっかり確保しているもよう。

価格・料金

  • 無料プラン:1プロジェクトのみ。校閲3,000文字まで。カスタムルール不可。
  • 有料プラン(月額980円):すべての機能が無制限で使える。

記事の最後でも紹介するクーポンコードを利用すれば、1ヶ月分(980円)が無料になる。ぜひお試しあれ。

» MOJI-KA無料登録はこちら(クーポンコード:S0GAZN)

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文章校正ツール42種比較一覧表(※随時追加)

これらのすべてが質的に格段劣るわけでは決してない。それぞれ活きる場所があるので、余裕があれば気になったものを試してみてほしい。

名前料金タイプ説明
文章作成アドバイスツール【文賢】 有料オンライン校正だけでなく総合的な推敲支援が行える高機能ツール。
shodo 有料※オンライン共同編集に便利な機能が満載。無料版もあり。
MOJI-KA 有料※オンラインエディタ一体型の校正ツール。無料版もあり。
Just Right!6 Pro有料ソフトウェア記者ハンドブックや医療・サイエンスの専門辞書あり。
Microsoft Word有料ソフトウェアスペルチェック機能は強度変更可能。編集履歴保存機能が便利。
ATOKクラウドチェッカー有料オンラインATOK Passportユーザー(プレミアム)なら無料で利用可。
Press Term有料ソフトウェア記者ハンドブック対応。独自ルール可。Officeアドインあり。
DATUM STUDIO有料オンラインMicrosoft Azure上で利用可能。証券業界に強み。
ちゅらいと有料オンラインアカウントごとにUI・ツールをカスタマイズ可能。サーバー独立型。
AI editor有料オンライン正しい語句のサジェスト機能あり。独自ルール可。
文採有料オンライン読みやすさを得点化。教育用途向け。
Langsmith Editor有料オンライン医学・化学・生物学・計算機科学・心理学分野に対応した英語論文校正ツール。
Enno無料オンライン英文やソースコードも可。理工系文章のチェックにオススメ。
PRUV無料オンライン無料ツールではめずらしい独自ルールの設定が可能。
draft by goo無料オンライン類語例解辞典・デジタル大辞泉・goo辞書と連携した言い換え/校正アプリ。
so-zou.jp無料オンラインYahoo!のAPIを活用。URLから直接文章読み込み可。
日本語校正サポート無料オンラインYahoo!のAPIを活用。チェックレベルをカスタマイズ可能。
Web日本語校正補助ツール無料オンラインYahoo!のAPIを活用。50000文字(100kB)まで対応。
Tomarigi無料ソフトウェア青山学院大学日本語表現法開発プロジェクトによる独自解析エンジン。
文章チェッカー無料オンラインタイトル&文章雛形の自動生成ツールもあり。
チョイミテーナ無料オンラインテキスト音声変換・類語サジェスト・キーワード抽出ツールもあり。
もじかえる無料オンライン記者ハンドブックに基づいた表記揺れチェック。Word・PDF対応。
リライトマーカー無料オンライン多用・乱用されがちな言い回し・語句をハイライト表示。
接続詞マーカー無料オンライン接続詞をハイライト表示。
こそあどマーカー無料オンラインこそあど言葉(指示語)をハイライト表示。
プレスリリース校正ツール無料オンラインプレスリリースの文章チェック。書き方講座や雛形もあり。
Heartlogic Proofreader for GDocs無料オンラインGoogleドキュメントに校正機能が追加できるスクリプト。
textlint: 文章チェッカー無料ChromeChromeアドオン。入力中の英文を自動校正。
文章校正と表記ゆれチェックツール無料ChromeWebテキストをワンクリックで文章チェック。独自ルール設定あり。
proofreading無料Chrome右クリックメニューに校正ツールを追加。
テキスト校正くん無料ソフトウェアVS Code上で文章校正が可能になる拡張機能。
Novel Supporter無料ソフトウェア小説推敲向け。重複・頻出表現チェックや画数ヒートマップあり。
gecko655/proofreading-tool無料ソフトウェアGitHubで公開されているインストール型ツール。Win/Mac版あり。
Bee無料オンライン独自の「読みやすさ」ルール。漢字を自動で開く機能あり。
小説形態素解析CGI(β)無料オンラインセリフ割合などから小説の文章を診断。
帯3無料オンライン日本語書き言葉均衡コーパスをベースにした難易度測定ツール。
文体診断ロゴーン無料オンライン文章の「文体」を解析。似た文体の作家を探すことも可能。
漢字使用率チェッカー無料オンライン文章の漢字使用率をチェック。
文長さ計測[αテスト中]無料オンライン一文の長さを計測。表・グラフでわかりやすく表示。
文字列一括置換え無料オンライン表記ルールに基づいて文章のゆれを一括置換。
クラウドワークス 有料オンライン文章チェックだけでなくリライト作業やレビューなども依頼可能。
Yahoo!知恵袋無料オンライン回答者によって精度に差があるので注意。

文章チェック作業を高速化する5つの手順

校正ツールが決まったらやるべきこと【文章チェック作業を時短するまでのロードマップ】

使ってみたいツールが見つかったけれど、具体的にどうやって作業に取り入れていければいいの?

そんな疑問に答えるべく、文章校正ツールを使ってチェック作業を効率化するための手順を解説する。

  1. 文章校正ツールを選び、導入する
  2. 既存の文章をいくつか入力し、性能をチェックする
  3. ツールの弱点をフォローする
  4. 校正ツールに慣れる
  5. 校正機能以外も少しずつ活用していく

大まかな流れはこんな感じ。

ポイントは以下の2つ。

  • ツールの弱い部分(見落としなど)を見つけ、別のツールや独自ルール追加などでカバーする。
  • 毎日のように使って校正作業を習慣化しながら、校正以外の機能も随時取り入れていく。

1ヶ月も使っていれば、あなたの作業時間はびっくりするほど短縮できているだろう。楽しみだ。

空いた時間で、僕らがすべき3つのこと。

おまけ:効率化して空いた時間で、僕らがすべき3つのこと。

校正ツールといっても、万能ではない。

  • アイデアの優劣
  • 全体の構成
  • 文脈に合った言葉選び

こういったものをツールでチェックすることは(少なくとも現時点では)不可能だ。

AIができないことの共通点。それは、明確な正解が決まっていないということ。

逆に言えば、これこそが僕ら人間の強みと言える。答えのない問いについてあれこれ考えるのは、書くことの大きな楽しみのひとつだ。

機械が得意なことはすべて彼ら(AI)に任せ、我々は人間は人間らしい作業に集中する。

そうすることで、真にクオリティの高い文章が生み出せるのだと、僕は信じている。

まとめ

まとめ

管理人は、一人で作業するときはMOJI-KA、クライアントや編集者とやり取りする際はshodoを主に使い、推敲時に文賢を組み合わせて使っている。

今のところ、コレがベストかなぁ。

今回紹介した3つのツールは、それぞれに長所・短所が異なる。できるなら実際にすべてのツールをその手で試してみてほしい。

結局、実際に触ってみないと本当の意味での有用性は理解できない。評判を鵜呑みにせず、自分の目で確かめることが大切だ。

【おまけ】キャンペーン・クーポン・お得情報

これらを利用すれば、リスクゼロで使い勝手が試せる。


最後にひとつ、ご忠告を。

これまでさまざまなサブスク型ツールを試してきた経験からすると、無料トライアルは突然予告なく期間が短縮されたり、無くなってしまうことがあるので要注意。

Netflixの悲劇を、僕は忘れない。

細かな文章ミスを上司にネチネチと叱られ、クライアントの反応に怯える日々は、今日で卒業しよう。

その先には、生まれ変わった文章で颯爽と仕事をこなす未来のあなたが、きっと待っている。

-文章の書き方
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