文章の書き方

5秒で校正!Just Right!6 Proを使ってみた【最強の文章校正ソフト】

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  • 校正作業を効率化して、文章のクオリティをもっとアップさせたい!
  • プロも使っている『Just Right!6 Pro』という文章校正ソフトが気になる・・・。
  • 本当に価格以上のメリットがあるのか知りたい!

毎日文章を書いている人にとっては、もはや必須ツールともいえる文章校正ソフト

これまで何十分、何時間とかかっていた文章チェック作業が(使い方によっては)10分の1以上に短縮でき、文章自体のクオリティも、導入前と比べて格段にアップすること間違いなしの便利ツールです。

Just Right!6 Proは、その中でもおそらく最も有名な文章校正ツールです。

日本語ワープロソフトの『一太郎』や、日本語入力システム『ATOK』などで知られるジャストシステム社によるこのソフトウェア。

昔から文章のプロたちに愛用されており、高い評価を得ています。

※管理人もこのソフトをきっかけに「文章校正ツール」というものを知りました。

これまで幾度となくメジャーアップデートが繰り返されている(現在はver.6)ことからも、需要と信頼の高さがうかがえますね。

というわけで、この記事ではそんなJust Right!6 Proについて、

  • Just Right!6 Proの詳しいデータ(機能・価格など)
  • 他の文章校正ツールとの比較・評判
  • 基本的な使い方&性能テスト

こういった情報をまとめてみました。

この記事を読めば、自分がJust Right!6 Proに向いているのか?(使うべきなのか?)がはっきりとわかるので、買ってから上手く使いこなせなかったり、思っていた成果が得られなかった・・・といった失敗が防げるはず。ぜひご一読あれ。

Just Right!6 Proとは?

機能

ひとことで文章校正といっても、チェックすべき項目は多岐にわたります。

それなりに高額であるJust Right!6 Proは、当然そこらの無料・格安ツールと比べるまでもないほど多くの項目を詳細にチェック可能です。

主なチェック項目は以下。

  • 誤りチェック:誤字脱字、仮名遣い、慣用表現、呼応表現、ら抜き表現、同音語誤り、二重敬語、西暦・和暦など
  • 用語基準:送り仮名、漢字基準、公用文、難しい語の言い換え、旧字体、商標・商品名、数字の表記など
  • 表現洗練:文体の統一、重ね言葉、同一助詞の連続、二重否定、修飾関係、並列関係など
  • 字種統一:単位、句読点、カタカナ、数字、記号、アルファベット
  • 長さチェック:文、句読点、ひらがな、カタカナ、漢字
  • 環境依存文字:外字と機種依存文字、JIS X 0213:2004で例示字形が変更された漢字
  • スペルチェック:先頭のみ大文字の単語、すべて大文字の単語、数字を含む単語、全角を含む単語など
  • 表記ゆれ:外来語のみ/全部、全角半角・大文字小文字の区別を指摘する/しない
  • 括弧:対応、階層
  • 印刷標準字体:簡易慣用字体・デザイン差などの文字
  • ルールチェック:『第三回』→『第3回』といった洋・漢数字の区別など、独自の条件設定が行えるルール辞書によるチェック

さらに、校正用辞書ユーティリティを使って「読み」「表記」などの独自ルールを一括登録できるため、自分用にカスタマイズしたオリジナルの校正ツールが作れます。

仕事で文章を書いている人は、案件によって表記ルールが異なることも多いので、こういった機能は実にありがたいですね。

具体的なメリット

文章チェック作業を効率化できる、と言っても、実質どれくらいのスピードアップができるのでしょうか。

公式サイトでは30ページ(約11,000文字)の業務マニュアル(Wordファイル)を、経験1年未満の担当者複数名が校正した結果と比較したデータが掲載されています。

Just Right!6 Proによる文章チェック作業の効率化

通常、こういった公式が出すデータは話を盛っているケースも多いのですが、上記に限って僕個人の感想を言うと「控えめすぎるのでは・・・?」と首を傾げてしまうほど。

実際に、僕はこれまで何度チェックしても誤字脱字やタイプミスの見落としがあったため、平均で10回程度文章の読み直しを行っていたのですが、Just Right!を使いはじめてからはその作業はソフトウェアチェック+目視チェックの2回だけになりました。

これは文章の文字数が多ければ多いほど、その恩恵が大きくなってきます。

※長文を読んでいると、どうしても集中力が続かなくて見落としが多くなってしまいますからね・・・。

対応ファイル形式・連携可能アプリ

Just Right!6 Proの大きな特徴の一つが、多彩なファイル対応・アプリ連携です。

  • テキストファイル(.txt)
  • HTMLファイル(.html/.htm)
  • PDFファイル(.pdf)

対応ファイルは上記の3種と、ぱっと見ではそれほど多く感じないかもしれませんが、

  • Microsoft Word 2016/2013
  • Microsoft Excel 2016/2013
  • Microsoft PowerPoint 2016/2013
  • Microsoft Internet Explorer 11.0
  • Microsoft Outlook 2016/2013
  • Shuriken 2018/Pro7/Pro6
  • ATOK 2017/Pro 4/Pro 3/Medical 2/Medical for Windows

上記のようなアプリと連携(アドイン)可能なため、一般的な業務で扱う文書ファイルなら余計な手間をかけずにスムーズに校正できます。

※AcrobatやInDesignと連携するサードパーティ製プラグインもあるもよう。

辞書オプション

別売りになりますが、下記のようなオプション辞書も完備。それぞれの業種で文書作成の機会が多い方にとっては非常にありがたいですね。

  • 共同通信社 記者ハンドブック校正辞書 第13版
  • 医療校正辞書2010
  • ライフサイエンス校正辞書2015

ライター必携の『記者ハンドブック』もしっかり対応しています。

動作環境

Just Right!6 Proの対応OSはWindows(10/8.1)のみとなっており、残念ながらMacOSは非対応となっております。

ただし、記事の最後で紹介する方法を使えば、MacでもJust Right!6 Proを使った校正が可能です。

価格

定価は51,700円(税込)となっています。

正直、かなりお高い・・・と感じる人も多いかもしれませんが、プロ向けの業務用ソフトウェアとしては妥当とも言えるかも。

少なくとも、しっかり活用すれば元は必ず取れます。

Just Right!6 Proを安く買う方法

購入方法は、公式のJust MyShopかAmazonなど他のショップから買うやり方の2通りがあります。

Just MyShopの価格:¥46,530

メルマガ会員は25%offの特別クーポンが配布されることがあるので、それを使えば¥35,000ちょっとで買えます。

Amazonの価格:¥33,582
ヨドバシカメラ・ビックカメラの価格:¥36,940

ヨドバシ・ビックの10%ポイント還元を考慮しても、Amazonで買うほうが若干安いもよう。

アカデミック版もありますが、やっぱりAmazonの通常版のほうが安く買えるみたいですね。

Amazon | ジャストシステム Just Right!6 Pro 通常版 | ワープロ | ソフトウェア

体験版

20日間限定で使える体験版が、公式サイトからダウンロード可能です(※要情報登録)。

ほぼすべての機能が試せますが、下記の5つだけは使用できないとのこと。

  • 表記ルール指摘オプション
  • ルール辞書作成ツール
  • 形態素アナライザー
  • 校正辞書オプション
  • 指摘情報出力オプション

製品版をインストールする際は、必ず体験版をアンインストールしてから行いましょう(ユーザー辞書・校正設定は引き継ぎ可能)。

Just Right!5 Proからのアップデート方法

以前のバージョン(5)を持っている方は、Just MyShopでバージョンアップ版(¥27,720)を購入しインストールしたほうが安く済むので、そちらを利用しましょう。

Just Right!7 Proはいつ出る?

Ver.6が発売されたのは2016年10月。Ver.5は2012年10月に発売しています。

このペースだと考えると、Ver.7の発売時期は2020年10月頃と予想できます。

ATOKクラウドチェッカーの例もあるので、オンライン版に移行する可能性も・・・? 注目ですね。

他の文章校正ツールとの比較・評判

文賢との比較

Just Right!5 Proとよく比較される有料の文章校正ツールが『文賢』です。

どちらも文章作成のプロや大手企業も利用している本格ツールですが、実際に使ってみるとそれぞれかなり特徴が異なることがわかります。

文賢と比較したJust Right!6 Proの特徴は以下。

  • PCインストール型
  • 料金:買い切りタイプ
  • 誤字脱字のチェック精度が高い
  • 他ソフトとの連携機能が充実

逆に、文賢の特徴は以下になります。

  • クラウド(オンライン)型
  • 料金:サブスクリプション
  • 機能が豊富(特に推敲支援機能に強い)
  • バージョンアップ無料 ※2020年現在

意外と細かな機能や優位性がバッティングしないので、両方併用するとそれぞれの強みを生かしつつ弱点を補い合ってくれたりします。

「文賢は使えない」評判は本当? 損をしない『文賢』の使い方7選

ATOKクラウドチェッカーとの比較

同じジャストシステム社が提供している校正ツールに『ATOKクラウドチェッカー』があります。

こちらはATOK Passportプレミアムの利用者が無料で利用できるサービスとなっています。

  • クラウド型(スマホでもなんとか使える)
  • 校正エンジンはJust Right!と一緒
  • 設定できるのは「誤りだけ」「ビジネス文」「公用文」の3種(+表記ゆれチェック)のみ
  • 項目のカスタマイズや独自ルールの設定などはできない

あくまで日本語入力システムのおまけ的に提供されているサービスなので、ツール自体の自由度は低いですが、数万円のソフトウェアと同じ校正エンジンが試せるのですから、ATOKユーザーなら利用しない手はありませんよね。

ATOKクラウドチェッカーは評判通り「使える」のか?おすすめ活用法

Enno・PRUVとの比較

無料の校正ツールの中でも、EnnoやPRUVといったなかなか優秀なものが最近は増えてきました。

ただし、優秀とはいってもあくまで無料ツールの中でのこと。

  • チェックできる項目数が少ない
  • カスタマイズもできない
  • 精度も(無料にしては頑張っているが)格段に劣る

こういった弱点があることは否めないため、仕事や収益化目的で文章を作成するなら↑の有料ツールと組み合わせたダブルチェック・トリプルチェックとして用いる程度に留めておきましょう。

文章チェックツール(文章校正ソフト)『Enno』の使い方【無料】

【結論】Just Right!6 Proが向いている人

  • ネットがつながらない環境で仕事をする人
  • サブスクリプションサービスが嫌いな人
  • とにかく誤字脱字のチェック精度を重視する人

Just Right!6 Proを使ってみた【基本的な使い方】

次に、Just Right!6 Proを使って実際に文章校正を行う手順について解説します。

起動画面はこちら↑。入力フォーム、メニューバー、詳細指摘ウィンドウが並んでいます。

校正したい文章をフォーム部分に入力します。今回は、以前も使用したテスト用の(わざと誤りを入れた)サンプル文章を用います。

【悲報】文賢・ATOKクラウドチェッカー・Ennoを比較した結果。

校正ボタンを押すと、数秒でチェックが完了。

指摘箇所がハイライト表示されます。項目別に色分けがされているのでわかりやすいですね。

今回は全項目をチェックする「すべて」という設定を使いましたが、他にも「簡易」や「公用文」といった設定がプリセットで用意されています。※オリジナル設定も作成可能です。

チェック結果:22箇所/30箇所

充分実用に耐える精度と言えるかと。※こちらが想定していた部分以外に、文体や表現なども細かく指摘してくれました。

設定カスタマイズ

ハイライト表示の色やフォントは、設定で変更可能です。

さらに校正設定では項目ごとのチェックON/OFFが設定できます。

辞書ユーティリティも完備。オリジナルの辞書や独自ルールも作成できちゃいます。

基本的な使い方はこんな感じ。

使い方がよくわからない人も、とりあえず標準設定のままで文章をコピペするだけでハイクオリティなチェックが可能なのがありがたいですね。

おまけ:MacでJust Right!6 Proを使う方法

僕のようなMacユーザーでもJust Right!6 Proを使いたい!という人はParallells Desktopのような「仮想化ソフト」を使うのがおすすめです。

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Mac標準のBoot Campでもインストールできますが、校正作業のたびにいちいちOSを立ち上げ直さなくてはならないので、あまり現実的とは言えません。

ParallellsならMacOSを起動したまま、あたかもMacアプリのようにWindowsソフトが使えて便利ですよ。

まとめ

この記事を書くために、ひさしぶりにJust Right!6 Proを起動してみましたが、やっぱりこういった昔ながらのソフトウェアもいいですね。

ユーザーインターフェースなど、特に目新しさはありませんが、これが逆に安定した操作感につながっている印象。高機能ツールはやっぱりこういったつくりが一番使いやすいのかも。

僕はいま『文賢』と『ATOKクラウドチェッカー』を併用していますが、しっかりと文章校正をじっくり行いたいときは、またJust Right!も使ってみようかな・・・。

無料の校正アプリもたしかに手軽で便利ですが、Just Right!6 Proや文賢のようなプロ向けの有料ツールは、使ってみないとなかなか実感できない異次元の便利さというものがあるんですよねぇ。

価格にためらう人も多いかと思いますが、本格的に文章でお金を稼いでいきたいと考えているなら、投資して損はないはず。

  • Just Right!6 Pro:サブスク嫌いな人、誤字チェック優先の人向け。
  • 文賢:文章をさらに磨いていきたい人、文章力を鍛えたい人向け。

こんな風に使い分けるのがおすすめ。どちらを選んでも圧倒的な文章チェックのスピードアップが実現でき、文章クオリティの向上にも大きく貢献してくれることは間違いないので、ぜひぜひお試しあれ。

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