文章の書き方

【悲報】文賢・ATOKクラウドチェッカー・Ennoを比較した結果。

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  • 文章作成を効率化するために「校正ツール」に興味がある。
  • 無料ツールだけでなく、有料サービスも価格帯がいろいろあるみたいでどれを選んだらいいのかわからない・・・。
  • 代表的な文章校正ツール(文賢・ATOKクラウドチェッカー・Enno)を比較して、自分にはどれが向いているのか教えて!

こういった悩みに答える記事を書いてみました。

文章チェックを効率化できる校正ソフト・サービスは、導入すれば劇的に文章作成スピードがアップする便利ツールです。

しかし、似たようなツールでも機能や料金にかなり違いがあるうえに、肝心の文章チェック性能も校正エンジンによって様々だったりします。

僕も導入前にいろいろと調べてみましたが、意外と複数の校正ツールをしっかり比較した情報というのが見当たらなかったんですよね・・・。

というわけで、この記事では代表的なオンライン文章校正ツールである「文賢」「ATOKクラウドチェッカー」「Enno」の3種について、実際にわざと間違いを入れたサンプル文章を使いチェック精度をテストしてみました。

※それぞれのツールがどういったものか知りたい方は、↓の記事を合わせてご覧ください。

【無料あり】日本語の文章校正ツール・ソフト31種比較【macも可】

あらかじめ書いておくと、人によってはかなり残念に感じてしまう結果かも・・・。

記事の最後には、「どんな人がどのツールに向いているのか?」についての僕の考えも書いておきましたので、校正ツールの導入を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。

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チェック性能をテストするために作ったサンプル文章。

まずは、今回の比較のために作成したサンプル文章を紹介。

ベースとなる文章は、↓の記事でも紹介した「ダミーテキストジェネレータ」を使わせていただきました。

ダミーテキストがコピペできるサイト+文章ジェネレーター10選

文章にに特に深い意味はありませn。本文用なので使い方が間違えると不自然に見えることもありますので要注意。これは正式な文章の代わりに入れて使うダミーテキストですが、ダミーテキストはダミー文書やダミー文章とも呼ばれることあり、書体やレイアウトなどを確認するために用いられ、主に書籍やウェヴページなどのデザインを作成する時よく使われ、このダミーーテキストは自由に改変することが出来ます。なお、組見本の「組)とは文字組のことです。活字印刷時代の用語だったと思います。カタカナ語が苦手な方は「組見本と呼ぶとよいでしょう。なお、組見本の「組」とは文字組のことです。。活字印刷時代の用語だった思います。

盛り込んだ文章の誤りは、以下の14箇所。

  • 誤字脱字:3箇所
  • タイプミス:2箇所
  • 熟語・外来語の誤り:2箇所
  • 助詞の誤り:3箇所
  • 括弧:2箇所
  • 半角カタカナ:1箇所
  • 長文:1箇所

また、上記の文章にはうまく盛り込めなかった項目のために、自分でもテキトーに文章を作ってみました。

いつもどうり的を得た意見だ。
鉄は暑いうちに打て。
総務庁統計局によると日本の人口は2020年4月概算で一億2696万人らしい。
①押さない②駆けない③喋らない
読めれるので、読まさせてください。
彼はいつも正しい。なぜなら彼が正しいと信じる人しか身の回りに置かない。
先方には私からご連絡させていただきました。
頭痛が痛いが、不健康ではない。
祖父の知人のおすすめの店を紹介してもらった。
父と母か先生のアドバイスはどれを参考にすべきか。
彼は2台のスマホとタブレットを買った。
子供はよく遊んだり寝る。

これには以下のような誤りが含まれています(わかりますでしょうか?)。

  • 仮名遣い
  • 慣用表現
  • 同音語
  • 固有名詞・名称
  • 数字
  • 機種依存文字
  • れ足す表現
  • さ足す表現
  • 呼応表現
  • 二重敬語
  • 重ね言葉
  • 二重否定
  • 助詞の連続
  • 並列関係
  • 修飾関係
  • たりの並列

合計30個。はたしてどの程度見つけてくれるのでしょうか。

文賢・ATOKクラウドチェッカー・Ennoのチェック性能を比較した結果。

文賢の性能は?

まずは文賢から。

上記は「校閲支援」タブに表示された結果。指摘されたのは7箇所(※機種依存文字は1つにカウント)のみと思った以上に少ない印象ですね。

上記は「推敲支援」タブに表示された結果。文賢の推敲ツールは直接誤りを指摘するというより、間違えやすい部分をハイライト表示して自分で確認するという仕組みが主なので、明確に誤りを指摘されたのは1箇所のみということになります。

・・・薄々感じていましたが、やはり文賢のチェック性能は微妙と言わざるをえないかも。

文賢の結果:8箇所/30箇所(+α)

「文賢は使えない」評判は本当? 損をしない『文賢』の使い方7選

ATOKクラウドチェッカーの性能は?

次に、ATOKクラウドチェッカーで同じ文章をチェックしてみました。

ATOKクラウドチェッカーには「誤りだけチェック」「ビジネス文チェック」「公用文チェック」の3モードがあるため、それぞれ別々に確認しています。

「誤りだけチェック」が9箇所、最も多かった「ビジネス文チェック」が20箇所、「公用文チェック」が19箇所となりました。

※ビジネス文・公用文独自のルールチェックは省いています。

ATOKクラウドチェッカーの結果:20箇所/30箇所(+α)

ATOKクラウドチェッカーは評判通り「使える」のか?おすすめ活用法

Ennoの性能は?

最後に、Ennoです。

指摘されたのは9箇所。これに加えて格助詞の複数使用や「〜することができる」といった表現の指摘までしてくれました。

無料ツールのわりには、けっこう頑張ってくれた印象ですね。

Ennoの結果:9箇所/30箇所(+α)

文章チェックツール(文章校正ソフト)『Enno』の使い方【無料】

結局、どの校正ツールを選ぶべきか?

この結果だけ見ると、最も多くの間違いを発見したATOKクラウドチェッカーを選ぶのが一番となりそうですが、それはあまりにも短絡的に過ぎるというものです。

上記でテストしたのは、あくまでも単純な表記上のミスだけ。文賢などはむしろそれ以外の機能のほうに利用メリットがあると僕は考えていますので、ちょっと意地悪な比較だったかもしれません。

【文賢レビュー】単なる校正ツールではなく「推敲ツール」が正解。

※文賢はユーザー側で独自ルールが設定できるので、漏れがあった部分はそちらでフォローするという方法も使えます。

タイプ別:文章校正ツールの選び方・使い方

というわけで、管理人がおすすめする「こんな人にはこの校正ツール!」という基準を最後に紹介したいと思います。

本当のおすすめは、全部組み合わせて使うという、かなり節操のないものだったり。

表面上のミスはATOKクラウドチェッカーで直しつつ、さらに中身をブラッシュアップさせるための補助ツールとして文賢を使う(Ennoはダブルチェック用)。

こんな感じで、普段僕は使ってます。

※意外でしたが、無料ツールであるEnnoしか発見できない間違いなどもあったので、余裕があれば複数のツールで文章をチェックするのがおすすめです。

校正ツールの役割は、文章作成のハードルを下げつつ、より良い文章へブラッシュアップしていきたい書き手の、力強い助けになること。

単なる「目視チェックの効率化」という枠を超えて、もっと広く執筆作業全般にこういったツールをうまく活用していきたいですね。

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