ライターにおすすめのUSキーボード3選【日本語入力でもUS>JIS】

2021年4月3日

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ライターにおすすめのUSキーボード3選【日本語入力でもUS>JIS】
読者

  • JISキーボードとUSキーボードのどちらを選んだらいいかわからない。
  • プログラマなどは英語配列をよくおすすめするけど、日本語入力がメインならやっぱり日本語配列のほうが使いやすいんじゃないの?
  • おすすめのUSキーボードや英語配列のメリット・デメリットを教えて!

こんな悩みをお持ちのあなたのために、おすすめのキーボード(配列)選びについてまとめてみた。

結論はタイトルの通り。たとえ日本語入力メインであっても、USキーボードを選ぶべきだと僕は考えている。

その理由は以下の3つ。

  • 使えるキーボードのバリエーションが増える
  • キー配置のバランスがいい
  • 見た目がシンプルで美しい

この記事では、これらの理由について具体的に解説しつつ、おすすめのUSキーボードなんかも紹介していく。

キーボード配列に興味がある方も、これまであまり意識してこなかった方も。ぜひ最後まで読んで、自分にぴったり合ったキーボードを見つけ出してほしい。

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日本語入力キーボードでも「US配列>JIS配列」である3つの理由

日本語入力でもUS配列>JIS配列である3つの理由

使えるキーボードのバリエーションが増える

かつては、家電量販店などで手軽に入手できないUSキーボードは敬遠される傾向にあったが、それは過去の話だ。

現代は、ネットでどんなキーボードでも手軽に手に入る時代。海外ショップ利用のハードルも下がってきているので、選べるキーボードのバリエーションはUSキーボードのほうが圧倒的に多い。

読者
使ってみたいキーボードがあるけれど、JIS配列が無い・・・・。

そんな経験をした方も多いのではないだろうか。そんなときこそ、切り替えのチャンスだ。

日本語配列がないキーボードは数多くあれど、英語配列がないキーボードはほぼゼロに等しい。

これだけでも、英語配列を覚えるメリットは大いにある。

詳しくはおすすめキーボードの項で紹介するが、海外製のUSキーボードに目を向けてみると、JISキーボードは極端に価格が高いプロ向けか、逆に「安かろう悪かろう」の二極化になってしまっていることに気づくはずだ。

iPadではApple純正以外の外付けキーボードだと英語配列として認識されてしまうといった問題もある。これから市場が縮小していくと予想される日本語配列は、ますます肩身が狭くなっていくことだろう。

キー配置のバランスがいい

日本語(JIS配列)キーボードは、標準的な英語(US配列)キーボードと同じスペースに多くのキーを配置しなければならないため、はっきり言ってバランスが悪い。

ホームポジションに手を置いてみれば一目瞭然だが、全体的に左寄りになっているため、マウスやテンキーを併用するにも若干の不便さが生じる。

それに対し、USキーボードの配列には3つのメリットがある。

  • スペースキーが長い
  • Enter/Backspaceキーの位置が近い
  • 記号のレイアウトがわかりやすい

これらは日本語入力時にも大きく役立つ。特に、パームレスト(リストレスト)を使って手をホームポジションに固定している人は、英語配列のほうが断然打ちやすく感じるはずだ。

見た目がシンプルで美しい

日本語配列のキーボードは、1つのキーに何個もの文字が刻印されており見た目が美しくない。

読者
キーボードの見た目なんて、作業効率とは関係ないんじゃないの?

そんなふうに思う人もいるだろうが、毎日何度も目にするものが「がっかりデザイン」だと、作業モチベーションに悪影響だ。プロなら中身だけでなく見た目にもしっかりこだわりたい。

そもそもブラインドタッチを習得している人にとって、刻印は邪魔でしかない。英語配列なら「無刻印」バージョンがあるのに、日本語配列にはほぼ存在しない。なぜだろうか。

人によっては、キーだけ無刻印のものに取り替えたり、マスキングシールを貼ったり、中には刻印を一つひとつ手で削っている人までいるという。英語配列なら、そんな手間の必要もない。

ライターにおすすめのUSキーボード3選

NiZ


キーボード沼の終着点と言われる『HHKB』や『Realforce』に採用されているのと同じ「静電容量無接点方式」を採用しているキーボードがこちら。

前者の2機種が2〜3万円以上するのに対し、NiZは1万円台で手に入る。

キーの数・レイアウトのバリエーションも多く、打鍵感も高級品に引けをとらない。むしろ人によってはこっちのほうが好みだという声さえ聞く。

Amazonでも手に入るが、価格や在庫が流動的なので、興味がある方は見つけたら早めにゲットするのがおすすめ。

Keychron


高コスパのメカニカルキーボードということで、最近人気を集めているのがこちら。

キーの数・レイアウトのバリエーションが豊富なだけでなく、キースイッチのタイプやバックライトなども複数選択が可能。必ずや自分に合った組み合わせが見つかるだろう。

見た目もミニマルで美しい。アクセントのESCキーが目にも鮮やかだ。

参考までにAmazonのリンクを載せておくが、本家サイトから直接購入したほうが圧倒的に安い。ショップは日本語対応していないが、手続き自体は簡単なのでぜひチャレンジしてほしい。

Satechi Compact Backlit Bluetooth Keyboard


MacbookやMagic Keyboard(シザー式キーボード)の打鍵感が好みなら、こちらのキーボードがおすすめだ。

Apple純正のキーボードと比較して優れている点は以下の3つ。

  • 最大3台までマルチペアリング可能
  • テンキー付きなのにコンパクトサイズ
  • 充電端子がUSB-C

しかも、価格はApple Magic Keyboardより安い。スペースグレイによく馴染むデザインも非常に好みだ。

英語配列を試してみたい人が「USキーボード入門」として選ぶといいだろう。僕はそうした。

キーボード配列の切り替え(変更)方法【Mac/Windows】

キーボード配列の切り替え(変更)方法【Mac/Windows】

Mac/Windowsの標準配列設定

Macでキーボードの配列を切り替える方法は次の通り。

システム環境設定 → キーボード → キーボードの種類を変更

Windowsの場合は以下。

設定 → 時刻と言語 → 言語 → 日本語 → オプション → ハードウェアキーボードライアウト「レイアウトを変更する」

キーボードの配列を変更するフリーソフト

上記の方法を使えば、JISキーボードをUS配列で使ったり、逆もできる。

しかし、それだけでは使えないキーが出てきてしまうので、手動でキーの割り当て(リマップ)をしてあげる必要がある。

おすすめのアプリは、以前も紹介したことがあるKarabiner-Elementsだ。

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MacでWindowsキーボードを使ったら人生が変わった。【設定解説】

続きを見る

インストールや設定の方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、合わせてどうぞ。

Windowsユーザーは『KeySwap』あたりがおすすめ。

キーボードごとに配列を変える方法

Karabiner-Elementsでは、キーボードごとにキー配列を登録しておくことも可能だ。

複数のキーボードを利用シーンに応じて使い分けている人は、いちいち接続を変えるたびに設定し直す手間がなくなる。ぜひ活用してみてほしい。

おまけ:USキーボードのデメリット+解決方法

USキーボードにもデメリットは存在する。

よく言われているのが、日本語⇔英語の切り替えが面倒くさいという点だろう。

JISキーボードなら、

  • WIndows:全角/半角キー
  • Mac:かなキー・英数キー

こちらを押せば即座に言語が変更できるが、USキーボードの場合、

  • WIndows:Alt + `
  • Mac:Control + Space

といった具合で、複数のキーを組み合わせて押す必要がある。

僕の場合、Caps LockとControlの配置を入れ替えているので、キーボードショートカットにそれほど違和感はなくすぐに慣れてしまったが、どうしても違和感がなくならない人は前項で紹介したKarabiner-Elementsや『英かな』などのフリーソフトを使えば、左右の⌘キーを英/かな切り替えに割り当てられる。ぜひお試しあれ。

まとめ

ライターは、JISキーボードのほうが当然使いやすい。

僕もずっとそんなふうに考えて、10年以上も日本語配列だけを使い続けてきた。

しかし、どうしても使ってみたいキーボードが英語配列しかなかったため、今年に入ってから恐る恐るUSキーボードを試してみた。

そして驚いた。日本語入力においても、慣れてしまえばUSキーボードのほうが使いやすいことがわかったのだ。知らず知らずのうちに先入観に囚われていたことに、ようやく気づくことができた。

もちろん、人によって向き不向きがあるだろうし、お気に入りのキーボードに日本語配列があれば、無理をして切り替える必要はないかもしれない。

それでも、僕のように先入観から思考停止してしまう前に、一度でいいからUSキーボードを試してほしい。もしかするとあなたに合っているのは、そちらかもしれないのだから。

【2021年版】Macの超おすすめキーボード5選【選び方も解説】
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なんやかんやあって請負ライター→ふと思い立ち小説家→クライアントワークに疲れて専業ブロガー→現在広告コピーやセールスレター、コラムなど色々書いて生きてます。

※趣味でnoteにショートショート執筆中。

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