- 自分のアイデアをお金にしたい!
- 新商品や新規事業のアイデアを思いついても、自分ではお金や技術がなくて形にできないものが多い。アイデアだけならいくらでも思いつくのに・・・。
- 一般に広くアイデアを募集しているサイトや、アイデアコンテストに入賞する方法を教えて!
こういった悩みをお持ちの方のために、ネットでアイデアを募集しているサイト・企業をまとめてみました。
アイデアは、お金になります。
最近では個人が会社を立ち上げたり、プロダクトを作ることが以前よりずっと簡単になってきたこともあり、
アイデアひとつで一攫千金!
なんて話も、単なる夢物語ではなくなってきています。
でも、思いついたアイデアをすべて自分で実行するなんて、事実上不可能ですよね。
失敗するリスクも怖いから、自分ではなかなか踏み出せない・・・。
そんな人も多いでしょう。
そこで役に立つのが、アイデアを買い取って商品やサービスを代わりに作ってくれる会社や、賞金・賞品付きの公募情報をまとめたサイトです。
というわけで今回は、ネットで広く一般にアイデアを募集している企業や、アイデアコンテストの情報を集めたサイトなどをまとめて紹介。
コンペに通るちょっとしたコツなども解説していますので、この記事を読めばあなたのアイデアがお金に変わるチャンスがきっと来るはず。
ぜひ最後までご覧ください。
※ネーミングやキャッチコピーのコンペについては、こちら↓の記事にまとめてありますので、よろしければあわせてどうぞ。
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アイデアを募集しているサイト12選
登竜門
ジャパンデザインネット(JDN)が運営する日本最大級のコンテスト情報サイトがこちら。
デザイン系のコンペが多い印象ですが、アイデアや企画のみの募集もしっかりカテゴリーが用意されています。
掲載されているのは大小様々な規模があるので、まずはマイナーそうなコンペからチャレンジしてみては?
ビジネス・アイデア・企画 | コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]
公募ガイド
こちらも有名な公募情報サイト。
アイデア募集のカテゴリー分けは特にされていませんが、「アイデア」で検索してみるとそれっぽいコンテストがいくつかあることに気がつくはず。
こういった調べ方のほうが、大穴が見つかりやすいかも?
公募情報一覧|公募/コンテスト情報なら公募ガイドONLINE
アイデアステーション
ユーザー投稿型のアイデアサイト。
集められたアイデアの中でコメントや質問などの反響が多かったものは、試作品を制作し、発案者に届けてくれるという仕組み。
もし製品化すればロイヤリティも支払われるとのこと。コメント者にも報酬が支払われるというのが面白いですね。
Blabo!
企業の依頼に基づいて、ユーザーからアイデアを集める「共創」サイト。
アイデアを投稿するだけで一週間に一度Tポイントで報酬がもらえるというのが面白い仕組み。
クライアントは有名企業も多いので、あなたのアイデアが身近なお店に並ぶ日も近いかも?
発明ラボックス
アイデアマンのための知財活用ポータルサイト。
企業がアイデアや商品名を応募して報酬がもらえる「アイデアご意見隊」や、アイデアを商品化レベルまでアシストしてくれる「チザコンテ」など、ユニークなコンテンツが揃っています。
アイデアが真似されないように権利取得までサポートしてくれるというのがポイントですね。
発明学会
発明好きなら知らぬ人はいない有名な団体。
学会会員限定の企業マッチングコンペ「ミニコンクール」だけでなく、非会員でも気軽に応募できる「身近なヒント発明展」などもあります。
無料でガイドブック(発明ライフ入門)を送ってくれるので、気になる方は応募してみては?
junk mart
「アイデアのジャンク市場」と銘打った、アイデアのリサイクルサイト。
実現を断念したアイデアや、死蔵しているアイデアを投稿して、代わりに実行してくれる人や出資者などを集めることができます。
アイデアがSNSで拡散されると賞金がもらえる仕組みなので、自分のアイデアの評判が気になる人は応募してみては?
junk mart | やりたいことが、きっと見つかる。アイデアのジャンク市場
不満買取センター
日常の「不満」を買い取ってくれるサービスがこちら。
不満の内容をAIが自動で評価。査定に応じたポイント(1ポイント=1円)がもらえるという仕組み。
日頃のイライラを何かにぶつけるくらいなら、こうやって昇華したほうがよっぽど良さそうですね。
みん100
「日本唯一の総合100均ポータル」を謳ったユニークなサイト。
100均商品のアイデアを投稿することができ、ユーザーからの「いいね」が集まれば商品化を検討。見事商品化されれば商品パッケージに投稿者の名前が印刷される、という仕組み。
ダイソーやセリアといった100円ショップは個別でアイデア募集などはしていないようなので、せっかく眠いっている「欲しい!」があるなら利用してみては?
みんなの欲しいがカタチになる!100円均一アイテム情報・投稿サービス みん100
ビジネスアイデアネット広場
新規事業のアイデアを探している企業・個人事業主と、起業アイデアを持つ人をつなぐサイトがこちら。
「ビジネスアイデアBOX」に投稿されたアイデアは、実際に採用されなくても閲覧数に応じたアイデア料がもらえるというのもポイント。
最近は投稿が少ないのが残念ですが、逆にアイデア投稿者にとってはチャンスなのかも?
起業や新規事業のアイデアネタ探し|ビジネスアイデアネット広場
クラウドワークス
いわゆるクラウドソーシングサイトでも、アイデア募集のカテゴリが用意されています。
サービス名などの募集が多い印象ではありますが、中には商品自体の企画アイデアを募っているものもちらほらと。
案件によっては応募内容を見ることもできるので、他の人の発想を参考にしてみたい方はチェックしてみては?
ネーミング・アイデアの仕事を探す | 在宅ワーク・副業するなら【クラウドワークス】
地方創生☆政策アイデアコンテスト
最後に紹介するのは、政府の地域経済分析システム(RESAS)が実施している地方創生のアイデアコンテスト。
最終審査では、名だたる審査員のお歴々の前でプレゼンができるので、良い度胸試しにもなりそう。
政治や経済に対する不満をグチるだけでなく、こういった形で建設的に一歩踏み出してみるのもいいかもしれませんね。
アイデアを募集している企業14選
こちらはリンクのみのまとめになります。※内容は随時更新していく予定。
サンスター文具
創和
EDISONmama
下村企販
サンエース
アステック
グッドビー
スターエム
アイデア募集|創業1923年 木工ドリルメーカーの株式会社スターエム
土佐電子
ダイヤコーポレーション
シンワ測定
SURFSCAPE
アイデア募集 (一般応募) | SURFSCAPE (サーフスケープ)
オカザキ
ライン精機
アイデアコンテストで入賞するコツ
アイデアコンテストに応募しても、まったく採用されない(いいアイデアなのに・・・)
そんな方のために、何度か入賞経験がある管理人が、コンテストや社内企画コンペなどに使えるコツをいくつかご紹介します。
ぜったいにカブらせない
これは世界初の画期的なアイデアだ・・・っ!
良いアイデアが思いついたときは、ついついそう考えてしまいがちですが、あなたがすぐに思いつく程度のアイデアは、すでに他の誰かが考えています。酷な話ですが。
ネーミングコンペなどでも、思いついたアイデアをググりさえしない人の、なんと多いことか・・・。
カブったアイデアは、よほど秀逸なものでない限りコンテストで入賞することはありません。
検索してみて似たようなアイデアがあれば(なくても)、「なぜ実現に至らなかったのか?」を考え、そこを解決する仕組みもしっかり盛り込みましょう。それこそがアイデアです。
ユーザーニーズをしっかりと考慮する
社内コンペでも、よく「自分が欲しいと思うもの」をその熱意だけで推してくる人がいますが、上司がよほどのギャンブラーでもない限り、それだけでは採用しづらいです。
そのアイデアがどれだけユーザーに求められているのか、論理的に説明したり、具体的な証拠を示すことが大切です。
屁理屈でもOKです(データ捏造はご法度ですが)。
人間は感情で動き、論理で納得します。
相手が納得できるだけの「言い訳」はしっかりと用意してあげましょう。
企業ニーズもちゃんと考える
ニーズというと商品やサービスの利用者ばかり目が向きがちです。
しかし、コンテストの場における直接の顧客はエンドユーザーではなく、クライアントである企業です。
企業ホームページなどで理念や事業内容・業績をしっかりと調べたり、商品・サービスを実際に使用してみたり、社長の著書があれば読んでみたり・・・。
審査員にもそれぞれの思想や好みがあるので、そちらもリサーチしておくのがおすすめ。
あまり媚びへつらい過ぎるのも禁物ですけどね。
審査に落ちてもいい。
誰でも応募できるアイデアコンテストは、ライバルも多いです。
今回紹介したようなコツをしっかり押さえても、採用されるかどうかは運みたいなものでしょう。
ぶっちゃけ「コンテスト荒らし」みたいにアイデア公募だけで稼げるのは、ごくごく一部の人だけです。
それでも僕がアイデアコンテストへの応募をおすすめするのは、そうすることで「アイデア習慣」が身につくからです。
頻繁にコンテストにチャレンジするようになると、日常のあらゆるシーンで新しいアイデアを探したり考えたりするクセが自然と出てきます。
この習慣はビジネスにも大いに役立ちますし、生活をワクワクと楽しいものへと変えてくれるでしょう。
これこそが最大のメリットです。
アイデア(そのものよりも発想する習慣)は、お金になります。
みなさんも習慣的にアイデアを生み出して、楽しい毎日を過ごしてくださいね。
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