- メディコレWEBという医療情報監修サービスが気になっている。
- 自社の医療・健康系コンテンツの内容に問題がないか、専門医に確認したい。けれど、どうやって適切な医師を探せばいいかわからない。やり取りにも手間がかかりそうだし・・・。
- もっと手軽に、自社の記事や文書の信頼性・権威性をアップさせる方法はないの?
そんな悩み・問題をお持ちのあなたのために、メディコレWEBのサービスについて詳しく解説します。
情報が氾濫する現代。間違った知識や信頼性の低い情報を発信するリスクは、日増しに高まっています。
ネットを覗けば、不適切な発信によってSNSで炎上してしまう企業やメディアの例は、枚挙にいとまがありません。中にはサイト閉鎖に追い込まれたり、株価に深刻な影響を与えてしまったり、といったことも・・・。
特に、人々の健康や安全に大きな影響を及ぼす「医療・ヘルスケア」分野に関しては、適切かつ信頼性の高いコンテンツが必須かつ絶対条件と言っていいでしょう。
今回は、そんなコンテンツ制作の強い味方となるサービス メディコレ について、特徴や具体的なメリット等を紹介します。
この記事を読めば、難関ジャンルと呼ばれる健康情報の発信に突破口が開け、自社の顧客獲得につながる一歩がきっと踏み出せるはず。ぜひ最後までご覧ください。
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メディコレWEBとは?
メディコレWEBは、株式会社メディコレが2021年9月にスタートさせた「医療・健康ジャンル」に特化した情報監修サービスです。
運営会社:株式会社メディコレ
会社名 | 株式会社メディコレ |
代表 | 橋本礼次郎 |
所在地 | 東京都港区白金台 |
設立 | 2021年5月 |
資本金 | 6,600万円 |
従業員数 | - |
電話番号 | 03-6277-3730 |
代表・橋本礼次郎氏について
株式会社メディコレの創業者である橋本礼次郎氏の来歴は、以下。
- 1985年東京都生まれ。
- 慶應義塾大学理工学部を卒業後、2008年フジテレビジョンに入社。記者・番組制作者として活躍。
- 厚生労働省や医療機関などを取材・報道する中で、コンテンツの「安心化プロセス」と「安心の可視化」に課題を感じ、その解決のために2021年5月に株式会社メディコレを創業。
橋本氏は、インターネットの普及で情報量が爆発的に増加した現代において、フェイク情報に惑わされず、安心できる医療・健康情報を届けることで、人々のリテラシー向上と心身の健康に貢献したいと考えている、とのこと。
専門医への確認・コメント取得をオンラインで完結できる「メディコレWEB」の提供スタート | 株式会社メディコレのプレスリリース
医師の認証でヘルスケア情報に安心を。オンラインファクトチェック「メディコレWEB」 | pilot boat(パイロットボート)
メディコレ:マネージドの観点で優れた Google Cloud により、成長戦略に応じたシステム基盤を構築 | Google Cloud 公式ブログ
資金調達について
株式会社メディコレは、過去2回の資金調達を実施しています。
エンジェルラウンドでの調達額は不明ですが、2022年3月末までに実施されたシードラウンドの内容は以下。
- 第三者割当増資により1億円を調達
- 引受先はモバイル・インターネット・キャピタル株式会社と株式会社トップゲート
- 調達資金は「メディコレWEB」の追加開発やチーム採用に充当(予定)
エンジェルラウンドとシードラウンドを通じた累計調達金額は1.3億円とのこと。
シードラウンド後の株式会社メディコレの推定評価額は、潜在株を含めて990百万円。
同社は今後も「メディコレWEB」の拡充に向けて、更なる資金調達を検討していくようです。
医療ヘルスケア情報のオンラインファクトチェックのメディコレ、シードラウンドで1億円を調達。 | 株式会社メディコレのプレスリリース
株式会社メディコレ|INITIAL
メディコレWEBの7つの特徴
メディコレWEBのサービスには、次のような特徴があります。
- 専門医による医療健康情報の監修サービス
- 1,000人以上の専門医と提携している
- 「正しい」ではなく「問題ない」を重視
- 認証マークあり
- 専門医のコメントも取得可能
- コンテンツ制作サービスもあり
- 薬機法チェックもOK
ここからは、それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
1. 専門医による医療健康情報の監修サービス
メディア記事やPR文書など医療健康情報を含むコンテンツを、公開前に専門医によってオンラインで確認してもらえるのが、このサービス最大の特徴です。
専門医の知見を活用することで、情報の質が向上し、読者に安心して読んでもらえるコンテンツになるわけですね。
2. 1,000人の専門医と提携している
メディアWEBと提携している専門医の数は、なんと約1,000人とのこと。
内科・外科だけでなく、様々な診療科の医師が揃っているため、コンテンツの内容に合った適切な専門医による監修が可能です。
3. 「正しい」ではなく「問題ない」を重視
科学的に100%正しい情報というものは存在しないため、専門医はコンテンツが医学的に正しいかではなく、あくまで「問題がない」かどうかを確認してます。
メディコレWEBでは、「エビデンス」「現場での再現性」「表現の適切性」の3つの視点から情報の可視化を行っているとのこと。
4. 認証マークあり
前項の3つのポイントで専門医が「問題ない」と確認したコンテンツには、認証マークが付与されるため、情報の信頼性を一目で認識することができます。
付与した認証マークが適正に利用されているかどうか検知するシステムも実装していく予定とのこと。さらに安心感が増しますね。
5. 専門医のコメントも取得できる
専門医の実名や写真付きのコメントもオプションで取得可能。これにより、情報に専門的な見解や補足説明を加えることができます。
専門医のコメントがあれば、情報の理解がより深まり、読者の満足度も上がるだけでなく、SEOの観点からも信頼性・権威性の向上に繋がります。
6. コンテンツ制作サービスもあり
メディコレWEBでは、医療従事者ライターによるコンテンツの制作サービスも提供しています。
コンテンツ制作から専門医監修までワンストップで対応してもらえるので、手間が省けて効率的ですね。
7. 薬機法チェックもOK
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)に抵触しないかのチェックにも対応。
薬機法違反のリスクを事前に防ぐことで、コンプライアンス面でも安心・安全に情報発信を行えます。
メディコレWEBの価格・料金プラン
メディコレWEBでは、記事の目的な形式によって複数の料金プランが用意されています。
- メディア・オウンドメディア:10,000円/記事
- 商品紹介を目的としたメディア:30,000円/記事
- プレスリリース:100,000円/記事
- 記事媒体広告:150,000円/記事
- LP・営業資料:550,000円/記事・年(100,000円/3ヶ月)
他にも、監修だけでないコンテンツ自体の制作(50,000円〜/記事)や、薬機法のチェック(15,000円〜/記事+修正40円/文字)といったオーダーにも対応しています。
メディコレWEBの使い方
メディコレWEBの利用方法は、以下の通り。
- 無料登録
- サイトのフォームに必要事項を入力し、送信します。
- サイトのフォームに必要事項を入力し、送信します。
- アクセス
- サイトメニューの「ログイン」をクリックします。
- サイトメニューの「ログイン」をクリックします。
- ログイン
- 登録したメールアドレスを入力すると、ログイン用のURLが送信されるので、そちらを開けばメディコレWEBのサービスをすぐに利用開始できます。
- 登録したメールアドレスを入力すると、ログイン用のURLが送信されるので、そちらを開けばメディコレWEBのサービスをすぐに利用開始できます。
登録時に届くアカウント開設メールからもログインは可能です。
登録や相談は無料で行えます。
実際の医師監修フローは、以下。
- 確認依頼
- 作成した医療記事の確認依頼を行います。
- 確認・通知
- 内容に問題がある場合は、具体的な不可項目を通知してくれます。
- 認証マーク付与
- 内容に問題がなければ、認証マークが付与されます。
- 医師コメント付与
- オプションで医師の実名・写真付きコメントをもらうことも可能です。
- 読者公開
- 認証マークや医師コメント付きの記事を読者に公開します。
事例サンプル:メディコレNEWS
実際に医師が監修した認証マーク付きの記事を確認したい方は、株式会社メディコレが運営するメディア『メディコレNEWS』がおすすめです。
医療・ヘルスケアに関する情報提供や商品紹介・アプリレビュー、インタビューなど、様々なタイプの記事コンテンツがチェックできます。
競合サービス比較
医療健康の情報監修サービスという極めて独自性が高いサービスなので、真っ向から競合する他サービスは少ないようですが、
- クラウドソーシングサイト
- ファクトチェックツール
上記あたりはライバルと言えるかも。
これらサービス・ツールとメディコレWEBを比較した表はこちら。
項目 | メディコレWEB | クラウドソーシングサイト | ファクトチェックツール |
監修者 | 専門医のみ | 様々な分野の専門家 | AI等による自動チェック |
監修内容 | 医療・ヘルスケア情報に特化 | 医療以外の分野も対応可能 | 情報の信ぴょう性を機械的にチェック |
監修プロセス | オンラインで完結 | 受注者とのやりとりが必要 | ツールにテキストを入力するだけ |
認証マーク | 監修済みコンテンツに付与 | なし | なし |
専門医コメント | 実名付きで取得可能 | 個別に依頼が必要 | なし |
薬機法チェック | 対応可能 | 個別に依頼が必要 | ツールによって対応 |
監修者の質 | 専門性と信頼性が担保されている | 監修者の選定が重要 | AIの精度に依存 |
料金 | 料金プランあり | 監修者ごとに異なる | ツールによって異なる |
メディコレWEBは、医療・ヘルスケア情報に特化している点や、オンラインで完結するプロセス、監修済みコンテンツへの認証マーク付与、専門医コメントの取得オプションなどが特徴です。
一方、クラウドソーシングサイトでは、医療以外の分野も含めた様々な専門家による監修が可能ですが、監修者の選定や受注者との綿密なやり取りが必要になります。
ファクトチェックツールは、自動で手軽に情報の信ぴょう性をチェックすることができますが、チェック精度はあまり高くなく、専門医による監修やコメントの取得もできません。
メディコレWEBの口コミ・評判は?
メディコレWEBの口コミや評判は、まだそれほど多くありませんが、以下のサイトに詳しいユーザーインタビューが掲載されています。
メディコレWEBによる医師監修とは?創業20年超の凄腕SEO会社が感じた魅力 - メディコレNEWS
上記によると、「監修スピードの速さ」「医療ジャンルの幅広さ」「対応の柔軟性」などが、特に評価されているようですね。
メディコレWEBのメリット・デメリット
これらの特徴から、メディコレWEBを利用する具体的なメリットは、以下の3つと考えられます。
- 医師のツテがなくても、手軽に権威性・信頼性が獲得できる
- 面倒な確認作業や、コミュニケーションの手間が大幅に軽減できる
- 不適切な情報による炎上リスクが避けられる
反面、デメリットというほどではありませんが、次のようなポイントもしっかりと把握しておく必要がありそうです。
- SEO効果を保証するサービスではない
- 100%完全な正確性を求めてはいけない
- 大量発注でも割安になるプランがない
サービスの特性をよく理解し、メリットを上手に活かした利用を心がけましょう。
賢いメディコレWEBの活用方法
メディコレWEBの特徴を最大限活かした活用方法として、以下の3つのアプローチが考えられます。
- オウンドメディアのSEO対策
- プレスリリース文書やプレゼン資料の信頼性アップ
- ChatGPTで作成した記事のファクトチェック
ここからは、それぞれの活用アイデアについて詳しく解説します。
オウンドメディアのSEO対策
メディコレWEBをオウンドメディアのSEO対策に活用することで、特に「YMYL領域」において重要視される「E-E-A-T」の要素を強化できるというメリットがあります。
YMYLとは・・・「Your Money or Your Life」の略で、健康や金融など人々の生活に大きな影響を与える情報を扱うジャンルを指す。GoogleはYMYLジャンルのコンテンツに対して、他のジャンルよりも厳しい品質評価基準を設けている。
E-E-A-Tとは・・・Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったもの。評価基準の中核をなすとされており、これらの要素を兼ね備えたコンテンツが高く評価されるう。
メディコレWEBでは、医療・ヘルスケア情報を専門医が監修することで、コンテンツのE-E-A-Tを高められます。
- 1000人以上の専門医による監修で、情報の正確性と信頼性(T)を担保。
- 各分野の専門医の知見を反映することで、専門性(E)と権威性(A)を示せる。
- 専門医の実臨床経験に基づくコメントで、経験(E)の裏付けを得られる。
- 監修済みコンテンツに付与される認証マークで、信頼性(T)を可視化できる。
オウンドメディアが専門性の高い情報を正確に発信していると評価されれば、検索エンジンからの信頼度が上がり、SEO効果も期待できるでしょう。
プレスリリース文書やプレゼン資料の信頼性アップ
企業が医療・ヘルスケア関連の発表を行う際、プレスリリースや営業資料に専門医監修済み(認証マーク付き)の情報を盛り込むことで、顧客の信頼を獲得しやすくなります。
必要に応じて専門医のコメントを添えられるので、発表内容の正確性や妥当性を裏付けられるのもポイントです。
これによって、企業の情報発信に対する信頼度が高まり、ブランドイメージの向上にもつながるでしょう。
ChatGPTで作成した記事のファクトチェック
昨今、ChatGPTなどのAIを活用してメディアコンテンツを制作する動きが加速していますが、AIが生成した情報の正確性は完全には保証されていません。
特に医療・ヘルスケア分野は、情報の誤りが重大な影響を及ぼしかねないため、慎重なチェックが不可欠です。
メディコレWEBでは、AIで作成した医療・ヘルスケアコンテンツについても、専門医による厳密な監修を提供しています。専門医が内容を精査し、問題がなければ認証マークが付与されます。要望に応じて、専門医の知見に基づくコメントを追加することも可能です。
AIの効率性と専門医の信頼性を組み合わせることで、正確で説得力のある医療・ヘルスケア情報をスピーディーに発信できるようになるでしょう。
まとめ
今回は、メディコレWEBの医療健康情報監修サービスについて、詳しく解説しました。
AIによる文章作成や文章チェックが当たり前になりつつある現代。人の手によるコンテンツならではの「安心・安全」を求めるニーズは、今後ますます高まっていくことが予想されます。
自社の信頼性を損なわないため、そしてブランド力をさらに高めていくためにも、こういった便利なサービスを積極的に活用してみては?