前回の記事でも少し触れたけど、新しくMacbook Airを買い替えた。
そこで、いつもやっているように旧Macを売却しようといろいろ準備していたのだけど、何度もやっているうちに高く売るためのコツのようなものがわかってきたので、備忘録がわりに記録しつつ、みんなとノウハウを共有してみたいと思う。
「自分でMac・iPhoneを売却手続きする」と聞くと面倒に感じる人も多いだろう。少し調べてみるだけでも、買取業者が非常にたくさんあってどこを選べばいいのかわからない。
結局、キャリアやAppleが行っている公式の下取りサービスを(安心感もあるので)利用してしまう・・・なんて人も多いと思う。
僕もガラケー時代はそうだった。でも、いまでは後悔している。
なぜなら、自分でMacやiPhoneを売却手続きすることは、思っていた以上に簡単だし、実際の売却価格も公式の下取り価格とは比べ物にならないほど高額だからだ。
かつての僕のように、キャリアの下取りサービス以外を利用することに抵抗を感じている人も、この記事を読んでぜひチャレンジしてほしい。きっと、新しい端末をもっとお得に手に入れられるようになるはずだから。
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MacやiPhoneを高く売る方法【コツは5つ】
MacやiPhoneを少しでも高く売るためのコツは、以下の5つ。
- 新モデル発表前に売る
- 箱はとっておく
- 付属品は使わない
- 保護グッズはお好みで
- 売却前にしっかり掃除する
それぞれ詳しく解説していく。
新モデル発表前に売る
MacもiPhoneも、新モデルが発表されると現行モデルや過去モデルの買取価格が大幅に減額されてしまう。
新モデルの発表タイミングは、ある程度決まっている(6月・9月頃)し、時期が近づいてくると、様々なリーク情報なども出てくるので、市場に旧機種が出回り始める前に売却するのが吉。
※ボーナス時期(8月・12月頃)も需要が増えるので買取価格が上がる傾向にある。
新モデルに買い換えようと考えている人は、発売開始まで処分を待たなくていいように、繋ぎのための予備端末を持っておくのもおすすめ。僕はChromebookとAndroidスマホをサブ機として持っている。
箱はとっておく
箱の有無が買取評価金額に与える影響は、意外と大きい。
オフィシャルの箱はその端末専用にデザインされているので、梱包もしっかりしてて安心感がある。とっておくに越したことはない。
外側の段ボール箱も、そのまま売却時の送付用に使えるので、こちらもなるべく保管しておくといい。
付属品は使わない
たとえ付属品が残っていても、使い古されてボロボロになってしまっていては、やはり査定額が下がってしまう。
電源アダプタやケーブル、イヤホンなど、端末に付属しているアクセサリ類は使わず、そのまま箱と一緒に保管しておくのがおすすめ。
こういったアクセサリ類は付属品よりも使いやすいものがたくさんあるので、使い勝手の面でもそちらを購入するほうがいい。本体を買い替えてもそのまま使い続けられる。
保護グッズはお好みで
ケースやバンパー、保護フィルムなど端末を保護するためのグッズはいろいろとあるが、これは無理して過剰に使う必要はないと個人的には考えている。
なぜなら、日常使いの汚れや傷による減額と、こういった保護グッズを購入するためのコストとを比較すると、あまり差はないからだ。使い勝手も悪いし。
落として壊したり、コーヒーをこぼして派手に汚したりする恐れがあるうっかりさんは、保護グッズ推奨なのは言うまでもない。
僕はiPhoneは薄型のケース&保護フィルムを付け、Macbookにはなにも付けず裸で使っている。
売却前にしっかり掃除する
査定額に直接関係しないかもしれないけれど、なるべく気持ちよく買い取ってもらえるように、最低限の掃除をしておくのはマナーだと思う。
長く使った端末への感謝も込めて、指紋や落とせる汚れはなるべく落として、綺麗な状態にしておこう。
クリーニングクロスなどのグッズは常備しておくのがおすすめ。
ハクバ写真産業 KMC-78 レンズクリーニングティッシュ100
【お店選び】ラクウル or メルカリの二択。
MacやiPhoneを売却する方法はいろいろあるけれど、大きく分けて、
- ショップの買取サービスを利用する。
- フリマやオークションを使って自分で売る。
この2パターンになると思う。公式下取りサービスは論外。理由は後で説明する。
それぞれで僕がおすすめするのが『ラクウル』と『メルカリ』の2つ。
他にもたくさんお店やサイトはあるが、ぶっちゃけこの二択から選んでおけば問題ないと思う。
以下でそれぞれのサービスのメリット・デメリットについて詳しく解説する。
公式の下取りサービスは罠。
携帯キャリアやAppleが行っている下取りサービスは、一般的な買取ショップの価格よりもかなり査定額が低い傾向がある。
どちらも中古品の独自販売ルートを持っていないので当然と言えば当然だけど。
楽だからと新しい端末の購入時に安易に選んでしまいがちだが、そのひと手間を惜しむだけで大きな損になることに早く気づいたほうがいい。
「手間をお金で買っている」という考え方もあるけれど、僕はまだそのレベルまで達していない。
キャリアのショップやApple Storeで新しい端末を購入する場合でも、横着せずに端末の処分は別に行ったほうがいい。
ラクウルのメリット・デメリット
ラクウルはビックカメラグループの買取サービス。※元々はソフマップの簡単買取サービスだった。
ビックカメラ・ソフマップ・コジマのポイントカードと連携できるのに加え、買取で得たポイント(ウォレット)を「ビッグ買取マネー」に変換して実店舗で使うことも可能。
販売サイト(リコレ)も自前で持っており、買取で得たポイントはこちらでも使える。
メリットは以下、
- ○ビックカメラ・ソフマップグループの買取サービスなので安心。
- ○スマホからでも手軽に申し込める。
- ○公式の下取りサービスよりも高く買い取ってくれる。
- ○MacやiPhoneは買取増額キャンペーンも頻繁に行っている。
- ○箱を用意しなくてもOK。配送も家まで引き取りに来てくれる。
- ○専用の機器でデータをもう一度しっかり消去してくれる。
逆にデメリットは↓こんな感じ。
- ×フリマやオークションで販売するよりも少し安くなってしまう。
- ×買取代金はウォレット制。銀行口座に振り込むには手数料がかかる。
メルカリのメリット・デメリット
いわずと知れたフリマアプリ最大手。
以前は個人間売買といえばヤフオクなどが主流だったが、スマホシフトによりすっかりメルカリが席巻してしまった印象。
端末だけでなくアクセサリ類だけでも出品できるし、利用者が多いのでどんなものでも比較的簡単に買い手がつく。
メルカリで物を売ったお金で、またメルカリで何か買う。そしてまた売る・・・と、独自の経済圏が出来上がってしまっている。
メリットは以下、
- ○買取サービスよりも高額で売却できる場合がある。
- ○匿名で出品・配送ができる。
- ○状態が悪い端末でも売却できる。
逆にデメリットは↓こんな感じ。
- ×取引のやり取りや送付手続きなどが面倒。トラブルもある。
- ×データが復元される恐れがある(杞憂?)。
まとめ
基本的には、こんな感じで使い分けるのが吉。
個人的には、WindowsパソコンやAndroidスマホはメルカリのほうが断然高く売却できるので、そちらを利用することが多いけど、MacやiPhoneはショップ買取も充分に高いのでラクウルを使っている。
MacもiPhoneもリセールバリューが高いので、賢くエコサイクルを回していけば、それほどコストをかけずに最新端末の恩恵にあずかれる。
前回紹介した安く買うコツ↓も参考にしつつ、皆さんもぜひ勇気を出して一歩を踏み出してみてほしい。
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