小説の書き方

【2020年版】おすすめの小説新人賞・公募サイトまとめ【応募のコツも】

  • 小説家になるには、やっぱり新人賞に応募するのが王道だよね・・・。
  • ネットで小説の公募をしているところの情報が知りたい!
  • 応募のコツなんかもあれば教えて!

こういった悩みに答える記事を書いてみました。

  • 小説の公募情報一覧【〆切別】
  • 小説賞に応募する際の注意ポイント
  • 最も重要な新人賞受賞のコツ(管理人の体験談あり)

内容としてはこんな感じ。

一時期は、投稿サイトから直接作家を青田買いするのがバブル状態で、勢いがなくなっていた新人賞界隈ですが、その数自体はネット小説の隆盛によりむしろ増加傾向にあったりします。

管理人自身も新人賞の受賞から小説家になったクチですが、「小説家になろう!」と決めてから新人賞を獲るまで1年かからなかったので、そのときとった方法は(運も多分にあるのでしょうが)おおよそ間違ってはいなかったのではないかと今でも思っています。

のちに選考に関わった編集者や下読みを手伝った人などから話を聞く機会などもあったので、そういった体験を踏まえて新人賞(小説賞)応募において注意すべきポイントなんかもご紹介しつつ、めぼしい小説賞の一覧をまとめてみました。

新人賞受賞のコツは「応募数」「改善スピード」が重要なので、この記事を参考に、なるべく多くの小説賞に応募してみてくださいね。

小説の公募情報(小説賞・新人賞)一覧【〆切別】

計画を立てつつ、効率よく新人賞に応募していくため、各小説賞は大まかな〆切ごとにまとめてあります。

ざっくりと各月一覧の上部が文芸系、下部がライトノベル系といった感じです。

1月締め切り

江戸川乱歩賞
創元SF短編賞
集英社オレンジ文庫ノベル大賞
カクヨムWeb小説コンテスト
カクヨムWeb小説短編賞

2月締め切り

アガサ・クリスティー賞
富士見書房ファンタジア大賞(後期)
オーバーラップ文庫大賞(第2ターン)
ネット小説大賞(旧なろうコン)
LINEノベル 青春小説大賞
JINKE小説大賞

3月締め切り

文藝賞
すばる文学賞
小説すばる新人賞
新潮新人賞
ミステリーズ!新人賞
ハヤカワSFコンテスト
新潮ミステリー大賞
日本おいしい小説大賞
MF文庫Jライトノベル新人賞(第3期)
角川ルビー小説大賞
角川ビーンズ小説大賞
ジャンプ恋愛小説大賞
マンガUP! コミカライズ原作賞
幻冬舎ルネッサンス新人賞

4月締め切り

大藪春彦新人賞
ちよだ文学賞
文芸思潮文学賞
電撃小説大賞
オーバーラップWEB小説大賞
スニーカー大賞
ライト文芸大賞
LINEノベル ショートストーリーコンテスト

5月締め切り

『このミステリーがすごい!』大賞
島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
新人日本ミステリー文学大賞新人賞
内田百閒文学賞
大阪女性文芸賞
エネルギーフォーラム小説賞
睡眠文学大賞
NOVEL DAYS 小説コンテスト
GA文庫大賞(前期)
角川文庫キャラクター小説大賞
講談社ラノベ文庫 新人賞
富士見ノベル大賞
アイリスNEOファンタジー大賞
カクヨム2020夏物語
ビーズログ小説大賞
ショコラ新人賞
フランス書院文庫官能大賞
未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン

6月締め切り

ポプラ社小説新人賞
オール讀物新人賞
さきがけ文学賞
阿波しらさぎ文学賞
遠野文化奨励賞 佐々木喜善賞
日経小説大賞
Cobalt 短編小説新人賞
日本ファンタジーノベル大賞
e-Story大賞
ジャンプホラー小説大賞
集英社WEB小説大賞
ファミ通文庫大賞
MF文庫Jライトノベル新人賞(第1期)
ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト

7月締め切り

小説現代長編新人賞
短編恋愛小説「深大寺恋物語」
ポプラ社 ピュアラブ小説大賞

8月締め切り

小説 野性時代 新人賞
アース・スターノベル小説大賞
富士見書房ファンタジア大賞(前期)
オーバーラップ文庫大賞(第1ターン)
New-Generationアイリス少女小説大賞
らぶドロップス恋愛小説コンテスト

9月締め切り

横溝正史ミステリ&ホラー大賞
文學界新人賞
小さな今井大賞
ジャンプ小説新人賞
MF文庫Jライトノベル新人賞(第2期)
小学館ガガガ文庫 ライトノベル大賞
izure大賞

10月締め切り

群像新人文学賞
鮎川哲也賞
ステキブンゲイ大賞
集英社ライトノベル新人賞

11月締め切り

角川春樹小説賞
GA文庫大賞(後期)
まんが王国コミカライズコンテスト

12月締め切り

MF文庫Jライトノベル新人賞(第3期)

小説賞・新人賞に応募する際の注意ポイント

次に、公募されている小説賞(新人賞)に応募するに、気をつけるべきポイントを紹介します。

  • 一作品に時間をかけすぎない
  • 応募規定をしっかりと守る
  • 梗概・書き出しは特に力を入れる

それぞれ詳しく解説しますね。

一作品に時間をかけすぎない

よく、一つの賞に応募する作品を何年もかけて書く人がいますが、これはあまり効果的とはいえません。

たしかに作品は手を入れればそれだけ磨かれていくものですが、新人作家(の卵)ができることには限界があります。

ある程度以上の推敲はやってもムダ。それよりも自分が書ける最短のスピードで効率よく作品を書き上げ、なるべく多くの新人賞に応募するほうが、受賞確率もアップしますし、成長も早いです。

僕の場合、当時は最短1ヶ月で一通りの推敲までを終えることができたので、毎月1つずつ別の新人賞への応募を続けていました。

終わったらさっさと次作を書き進めていたので、途中の結果発表もほとんど確認していなかったくらいです。

応募した作品が気になるのはわかりますが、やきもきしていても結果が変わるわけでもないので、すぐに気持ちを切り替えてしまいましょう。

応募規定をしっかりと守る

作品自体が面白ければ、少しくらい規約を守れていなくてもOKでしょ。

そんな風に考える人もいるようですが、論外です。

たしかに作品の面白さは何よりも優先されるものですが、応募要項をろくに読まず、読んでもしっかりと守れていないような人は、審査する側からみれば「プロとして失格」と言わざるをえません。

  • 文字数オーバー(or足りなすぎる)
  • フォーマット違い
  • 逸脱したジャンル・テーマ
  • 郵送のみ受付なのにメールで原稿データを送りつける

などなど、数え上げればきりがありませんが、どの新人賞でもこういった人たちが必ず一定数いるようです。

プロというのは、様々な制約や条件を踏まえつつ、その中で最良の結果を出せるものです。まだアマチュアとはいえ、プロへの登竜門に足を踏み入れる以上は、そのことを肝に命じておきましょう。

梗概・書き出しは特に力を入れる

審査を担当する編集者や下読みさんたちは、普段は別の仕事をしている中、時間を割いて作品に目を通してくれています。

大量の応募作品が届くのは嬉しい悲鳴なのでしょうが、それをさばく人員は圧倒的に不足しています。

よって、仕方なく作品のすべてを初めから終わりまでじっくり読むことはあきらめ、数ページ・数行で作品の良し悪しを判断せざるを得ない場合もあります。

応募規定の中に「梗概(あらすじ)」の添付が求められることが多いのは、そういった事情があったりします。

いくら物語が進んでいくにつれて徐々に盛り上がっていき、細部を読み込むことでさらに面白くなっていくものだったとしても、冒頭数ページ(書き出し)や梗概(あらすじ)にそれがあらわれていないようであれば、読んでもらうことすらできないというわけです。

よく考えてみれば、そんなことは新人賞の応募作品に限らず、世に溢れるあらゆる作品に言えることですよね。

書き出しやあらすじは一切手を抜かず、むしろ本文よりも力を入れるくらいの気持ちでしっかりと面白さが伝わるように書きましょう。

【体験談】データを集めて改善すべし。

最後に、新人賞を獲るために最も大切なことを一つ。

それは、

書いた作品をしっかりと振り返る

これに尽きます。

先ほど、応募した作品の結果は気にせず、さっさと次作に向き合うべき書きましたが、振り返らないのはあくまでも「結果」だけ。実は僕の場合、次作を書き始める前に応募作品自体の振り返りはちゃんと行っていました。

たとえば、執筆中に自分が足りていないと感じたスキルや、うまくいかなかった部分などがあれば、その都度メモを残し、後から振り返って改善策をしっかりととる、といった感じ。

作品に対する自己評価も「コンセプト」「キャラクター」「ストーリー」「文章」などいくつかの具体的な項目に分けて点数をつけたりもしていました。

当時は小説投稿サイトもいまほど盛り上がっていなかった(そもそも公開作品は不可という賞も多かった)ので、友人やネットの知人に読んでもらい、↑の評価項目で点数をつけてもらったり、詳しい感想を聞いたりしていましたね。

こうやってなるべく多くのデータを集めて改善点を明確にし、その対策を次作に活かしつつ、その効果をさらに検証する。

この繰り返しが効率的に行えたからこそ、早い段階で受賞ができたのだと僕は考えています。

感想を聞くときは、なるべく特定の意見を重視しすぎず、もっと大枠での改善ポイントに目を向ける、ということ。それにはデータの数も大切となります。

いまは投稿サイトはもちろん、ブログやTwitterなど作品をより多くの人に見てもらえる手段が増えているので、自分の作品はそういった場に積極的に公開し、できるだけ多くのデータを集めましょう。

プロに作品を読んでもらいたい場合は、講評コメントがもらえる新人賞へ優先的に投稿するか、↓で紹介しているような添削ありの通信講座を利用するというのも一つの手かもしれませんね。

【小説講座は役に立たない?】失敗しない選び方+おすすめ通信講座3選

作品を人に読んでもらうのが恥ずかしい、怖い、という人も、プロになるための最初の一歩として、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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書く人。広告コピー・コラム・小説など、いろいろ書いてます。 ※noteで即興ショートショート執筆中。

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