【2022】小説新人賞は取りやすい?おすすめ一覧【応募のコツあり】

2020年4月22日

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【2022】小説新人賞は取りやすい?おすすめ一覧【応募のコツあり】

小説賞を獲って、華々しく作家デビューしたい!

そんな願望をお持ちのあなたのために、おすすめの小説賞まとめや応募のコツを解説します。

  • 小説新人賞へのチャレンジを考えている。
  • 小説家・作家デビューするには、やっぱり賞を獲るのが王道かも。でも、非常に狭き門だとも聞くし・・・。
  • おすすめの新人賞・公募サイトの一覧や、初心者でも取りやすい(チャンスがある)応募のコツを教えて!

こういった方に役立つ情報になっています。

ネットでコンテストについての情報を調べてみても、新人賞(文学賞)の一覧が載っているだけで、具体的な作品づくりや応募に関するノウハウまで説明してくれていないことが多いもよう。

これではどうやって各小説賞に挑めばいいかさっぱりですよね。

そこで今回は、現在作品を募集中の小説新人賞や公募サイトをまとめつつ、初心者が少しでも受賞確率をアップさせるための具体的なコツを解説

  • 【応募締切順】小説新人賞おすすめ一覧(84種比較)
  • 【初心者向け】小説新人賞に何度も落選してしまう人・作品の特徴7つ
  • 小説新人賞を取りやすい?応募テクニック3選

内容はこんな感じ。

管理人は実際に新人賞を受賞し、作家デビューしたクチです。

自身の経験を踏まえたうえで具体的な応募のコツを解説しているので、この記事を読めば新人賞受賞の確率をアップさせ、作家デビューへ一歩近づけるはず。ぜひ最後までご覧ください。

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【応募締切順】小説新人賞おすすめ一覧(84種比較)

【応募締切順】小説新人賞おすすめ一覧(81種比較)

まずは、主な小説賞を締め切り順に紹介。

単純な「賞の取りやすさ」で言うなら、大手出版社やポータルサイトが開催している新人賞・文学賞よりも、まだ歴史が浅い小説賞や単発のコンテストのほうが有利と言えますが、受賞後のキャリアアップという点からは多少不利な傾向があるのも事実です。

過度に選り好みをしてしまうと、かえって自身の可能性や受賞チャンスを狭めてしまいかねませんので、はじめのうちはできる限り数多くの賞に応募することを目指すのがおすすめです(詳しくは次項で解説)。

※情報は記事投稿・更新時のものになります。
※賞金が記載されていない賞は、出版印税や原稿料が賞金代わりになるケースが多いです。

1月締め切りの小説新人賞

2月締め切りの小説新人賞

3月締め切りの小説新人賞

4月締め切りの小説新人賞

5月締め切りの小説新人賞

6月締め切りの小説新人賞

7月締め切りの小説新人賞

8月締め切りの小説新人賞

9月締め切りの小説新人賞

10月締め切りの小説新人賞

11月締め切りの小説新人賞

12月締め切りの小説新人賞

不定期・毎月開催の小説新人賞

要チェック!小説新人賞の情報がまとめて見られる公募サイト3選

登竜門

登竜門

JDN(ジャパン・デザイン・ネット)による日本最大級のコンペサイトがこちら。

デザイン情報サイトが運営するだけあり、クリエイティブ系のコンテストが数多く募集されているのが大きな特徴。もちろん小説賞も数多く募集されています。

基本的な応募要項がいちいちリンク先に飛ばなくても確認できるので便利ですね。

文芸 - コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]

ココナラ

ココナラ

クラウドソーシングサイトでも少ないながら小説が募集されているのをご存知でしたか?

自分が個人的に楽しむ目的や、アイデアを小説化してもらって投稿を目指している人、YouTube動画(漫画)の原作などなど、ジャンルも多岐にわたっています。

契約制で継続案件が狙えるものもあるので、安定収入を目指すならこちらもアリかもしれませんね。

小説の仕事・相談の依頼を探す | ココナラ

Googleアラート

Googleアラート

公募サイトに掲載されないマイナーなコンテストなどの情報を集めたいならこちらがおすすめ。

登録しておいたキーワードに関連するニュースを定期的にメールで配信してくれる無料サービスです(RSS受信も可)。

「小説 公募」「小説 コンテスト」などのキーワードを登録しておくと、狙いどころなコンクールが見つかるかも?

Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック

【初心者向け】小説新人賞に何度も落選してしまう人・作品の特徴7つ

【初心者向け】小説新人賞に何度も落選してしまう人・作品の特徴7つ

何度も新人賞に応募しているけれど、一向に受賞する気配すらない・・・。

そんな方のために、落選する作品(人)にありがちな特徴をまとめてみました。

  • 応募規定違反
  • 賞と作品がミスマッチ
  • 落選作を何度も応募する
  • オリジナリティがない
  • 書き出しが面白くない
  • 物語が完結していない
  • 誤字脱字・表記ミスが多すぎる

これらの特徴は応募の際に押さえておくべきポイントとも言えますので、それぞれ詳しく解説していきますね。

応募規定に違反している

論外ですが、意外と多いのがこちら。

小説賞には毎年膨大な数の応募があるため、一次選考(下読み)で一つひとつをじっくり読み込む余裕などありません。

その際、明確な応募規定違反がある作品は真っ先に弾かれ、読んですらもらえません。

  • 「未発表作品のみ」と規定された賞に、投稿サイトにアップした作品を応募する
  • 指定されたフォーマット・枚数を大きく逸脱している
  • 本名や連絡先の記載漏れ・書き間違い

こういったミスはわりとあるので、注意しましょう。

賞と作品がミスマッチ

新人賞によっては、求められる作品の傾向(テーマ・ジャンル)というものが存在します。

応募要項で指定されているお題に合わせるのはもちろんのこと、過去の受賞作もしっかり読んで、どういった作品が求められているのか?傾向分析しましょう。

審査員の自作やTwitter・Webインタビューでの発言などから好みを分析する、なんてテクニックも。

とはいっても、流行りや過去作を意識するあまり「狙いすぎた作品」になってしまうと、肝心のクオリティがおろそかになってしまいやすいのでご注意を。

他の新人賞の落選作を何度も応募する

こちらもあまりおすすめできません。

別の賞で選考落ちだった作品を受賞させるのは体裁が悪い、といった理由もありますが、何より同じ作品を使い回す作家は「引き出しがない」と思われてしまいます。

新人賞では応募作のクオリティはもちろんのこと、それ以上に「書き手自身の伸びしろ」を見る傾向にあります。

同様の意味で、過去に受賞経験がある作家の応募についても厳しく見られる傾向があるので注意しましょう。

オリジナリティがない

こちらも言わずもがなですね。

作品自体のクオリティが低くても、光るものがひとつでもあれば受賞できることはありますが、逆はほぼありえません。

本人はそのつもりがなくても、既存の作品と重要なアイデアが被ってしまうこともあるので、検索等を駆使してしっかり調べておくようにしましょう。

書き出しが面白くない

必ず最後まで読んでもらえるなんて甘い考えは、いますぐ捨てましょう。

どれだけ右肩上がりな(段々と物語が面白くなっていく)作品であっても、書き出しが平凡だとその先までたどり着いてくれません。

これは新人賞に限らず、プロになってからも注意すべき点ですね。

物語が完結していない

続巻を想定しているのかわかりませんが、明らかにされない謎や回収できていない伏線を残したままの作品もかなり多いです。

ひどいものになると話に区切りすらついていないことも・・・。

妙な出し惜しみはせず、広げた風呂敷はしっかりとたたみましょう。

誤字脱字・表記ミスが多すぎる

少々のミスなら大目に見てもらえるかもしれませんが、あまりにも誤字脱字や表記(表現)ミスが多すぎる作品もNGです。

いくら新人賞がこれから育てていく作家を発掘する場といっても、限界がありますからね。

最近は文章校正をサポートしてくれるツールなどもありますので、上手く活用してなるべく正しい文章を心がけましょう。

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小説新人賞を取りやすい?応募テクニック3選

小説新人賞を取りやすい?応募テクニック3選

NG行動はなんとなくわかったけれど、具体的にどんなふうに応募していけばいいの?

こんな疑問をお持ちの方のために、ここからは実際に作品を書き、応募する際のコツを解説します。

  1. なるべく数多くの新人賞に応募する
  2. アイデアを出し惜しみしない
  3. 応募作品をしっかりと振り返る

重要なのはこの3つ。それぞれ詳しく説明しますね。

なるべく数多くの新人賞に応募する

圧倒的なクオリティの作品でもない限り、新人賞を受賞できるかどうかは運やタイミングの要素も大きいのが現実です。

ならば、少しでも受賞確率を上げるためになるべく数多くの新人賞に応募するのがセオリーと言えます。

じっくり時間をかけなけなきゃ、いい作品は作れないんじゃないの?

こういった意見はもっともですが、プロを目指す以上、ある程度限られた時間内にしっかりとしたクオリティの作品を完成させるスキルは身につけておくべきです。

そこで、できるかぎり短期間で小説を書き上げるためのコツを5つ紹介します。

  • 普段からアイデアを書き溜めておく
  • 原稿を書き始める前に大まかなプロットを考える
  • 執筆のためのまとまった時間を確保する
  • スキマ時間もスマホなどを使って書き進める
  • 書きながら直さない(推敲は書き上げた後)

こんな感じ。後は「締め切り効果」をうまく使ってモチベーションを上げていけばOKです。

小説以外も含めた「文章を早く書くコツ」については、別記事にも詳しくまとめていますので、よろしければあわせてどうぞ。

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アイデアを出し惜しみしない

普段からアイデアメモをつけている人は多いかと思いますが、ついつい「もったいないから」と、貯めたアイデアを小出しにしてしまう人が多いのでは?

アイデアは一切の出し惜しみをせず、使えるもものはすべてひとつの物語に注ぎ込むくらいのつもりでないと、作品のクオリティは上がりません。

新しいアイデアを次から次へと生み出す習慣を身につけないと、せっかくプロデビューできても長続きしませんしね。

もちろんすべてのアイデアを無理に採用するのではなく、微妙なものは容赦なく捨てる判断も大切です。

80対20の法則どころか、9割のアイデアを捨てて珠玉の1割だけ残す心意気で挑みましょう。

応募作品をしっかりと振り返る

応募したあとは、結果そのものは発表されるまであまり気にする必要はありませんが、作品自体のレビューは必ず行うようにしましょう。

僕の場合、執筆中に自分が足りていないと感じたスキルや、うまくいかなかった部分などがあればその都度メモを残し、後から振り返って改善策をしっかりととる、といった感じでレビューを行っていました。

作品に対する自己評価も「コンセプト」「キャラクター」「ストーリー」「文章」などいくつかの具体的な項目に分けて点数をつけたり、友人やネットの知人に読んでもらい、上記の評価項目で点数をつけながら詳しい感想を聞いたりしていましたね。

なるべく多くのデータを集めて改善点を明確にし、その対策を次作に活かしつつ、その効果をさらに検証する。

この繰り返しが効率的に行えたからこそ、早い段階で受賞ができたのではなかと考えています。

ポイントとしては、感想を聞くときはなるべく特定の意見を重視しすぎず、もっと大枠での改善ポイントに目を向けるということ。それにはデータの数(量)も大切となります。

いまは投稿サイトはもちろん、ブログやTwitterなど作品をより多くの人に見てもらえる手段が増えているので、自分の作品はそういった場に積極的に公開し、できるだけ多くのデータを集めましょう。

まとめ

今回は、主要な小説新人賞をまとめつつ、応募のコツについても解説しました。

最後に、一番重要なことをひとつ。

本気でプロ作家を目指すなら、新人賞だけに一点集中せず、あらゆる可能性や手段を比較・検討し、少しでもチャンスを増やすべきです

その理由は以下。

  • 昔と違い、作家デビューの道は賞レースだけではない。
  • 過去に投稿サイトにアップした作品でも応募を受け付けている新人賞も多いので、読者からの反応を見ながらリライトしたものを出すことも可能。
  • とにかくさまざまなアプローチで作品を世に送り出し、フィードバックを受けながらスキルアップしていくのが、最も高確率。

小説講座などでは、プロの作家が作品を添削してくれるものもある(通信講座でも可)ので、そういったものを利用するのもおすすめ。

しっかり整ったカリキュラムで効率よく知識・スキルが学べて一石二鳥ですね。

今はひたすら作品を書き、直し、スキルアップするときです。

賞への応募はついでくらいの気持ちで、自身と作品を磨くことに集中しましょう!

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