PDFelementに「ChatGPT」が搭載?!使い方を徹底解説【AIでPDFをスマート管理】

2023年6月18日

リンクの一部にアフィリエイト広告を使用しています。

PDFelementに「ChatGPT」が搭載?!使い方を徹底解説【AIでPDFをスマート管理】
読者
  • PDFelementにChatGPTが搭載されたって本当?
  • どんなことができるの?似たようなツールと比べて何が便利なの?コスパは?
  • 詳しい使い方やおすすめの活用例を教えて!

そんな悩み・疑問をお持ちのあなたのために、PDFelementに新しく搭載された「ChatGPT」機能の詳細や使い方を詳しく解説します。

もしも、あなたが普段からPDFファイルを扱うことが多いなら、ChatGPTの有料版(Plus)に加入するよりも、PDFelementを導入したほうがコスパが高いかもしれません。

この記事を読めば、これまでChatGPTが上手く使いこなせていなかった人も、仕事や勉強の生産性アップにAIを活用できるようになるはず。ぜひ最後までご覧ください。

[PR] 株式会社ワンダーシェアーソフトウェアさんのご厚意により、今回はPDFelement(Windows)のプロ版を試させてもらいました。

追記;2023年9月1日に公開された新バージョン(10)でAI機能が大幅にアップデートされました。詳しくは別記事をご覧ください。

【AIツール強化】PDFelement10の新機能紹介+使い方解説
【AIツール強化】PDFelement10の新機能紹介+使い方解説

続きを見る

スポンサーリンク

はじめに

PDFelementとは?

PDFelement
©Wondershare

PDFelementは、Wondershare Software(ワンダーシェアーソフトウェア)によるオールインワンPDF編集ソフトです。

PDFの作成・編集・変換・結合・圧縮・署名・OCRなど、PDFファイルに関するあらゆる作業がこれひとつで行えるのが大きな特徴。Mac・Windows版だけでなく、モバイルアプリ(iPhone・iPad・Android)も用意されているため、シーンを選ばず利用できるのもポイントです。

料金プランも買い切り版の「永続ライセンス」とサブスクリプション(1年間プラン)が用意されているのも嬉しいですね。

ChatGPTとは?

ChatGPT
©OpenAI

ChatGPTは、OpenAIによるAI文章生成ツールです。

チャット形式で対話するように文章を作れるのが大きな特徴。仕事やプライベートにおけるさまざまなテキストが出力できます。

有料版の「Plus」では、最新AI「GPT4」によるさらに精度の高いアウトプットが利用できるほか、プラグインの追加やブラウザ検索などが使えるようになります。

【無料ありえない】ChatGPT(チャットGPT)レビュー・使い方まとめ|SEOブログ記事作成に使ってみた。
【無料ありえない】ChatGPT(チャットGPT)レビュー・使い方まとめ|SEOブログ記事作成に使ってみた。

続きを見る

PDFelement×ChatGPTでできること

  • 要約:PDF文書の内容をまとめた要約文を生成。
  • 説明:知らない単語や概念の詳しい説明文を生成。
  • 校正:文法やスペルミスなどを発見。
  • AIコンテンツ検出:AIが自動生成した文章を発見。
  • リライト:文章を自動で簡潔かつ最適なものに修正。

他にも、本家ChatGPTのようにチャット形式で対話しながら質問の回答を得ることも可能です。

PDFelement×ChatGPTの使い方

AIアシスタント(Lumi)の起動

PDFelementでChatGPTを利用するには、「ツール」メニューに新しく追加された「AIアシスタント」をクリックするだけ。

PDFelement:Lumiメニュー

これでChatGPTのAIアシスタントが利用できるようになります。

PDFelement:Lumiウィンドウ

画面右下の「Lumi」ボタンにカーソルを合わせるだけでも、クイックメニューからAIアシスタント機能が使えます。

PDFelement:Lumiボタン
PDFelement:Lumiクイックメニュー

文章の要約

  1. Lumiメニューの「要約」を選択。
  2. 要約するドキュメントを選び、「解析」ボタンをクリック。

これで、要点やキーワードなどが箇条書きで出力されます。

PDFelement:要約
PDFelement:要約(結果)

対象ドキュメントは以下の3種類が選択可能です。

  • 現在のドキュメント:現在開いているPDFの文章
  • フォルダーを参照:フォルダから別のPDFを追加
  • コンテンツ:フォームに直接要約する文章を入力

質問を選び、AIチャットで内容を掘り下げることもできます。

PDFelement:要約(質問)

「応答をコピー」ボタンをクリックすれば、テキストがクリップボードにコピーされ、他のツール等へ手軽に貼り付けることが可能です。

PDFelement:要約(コピペボタン)

「応答をコピー」ボタンは、他のAI機能にも付いています。

すべて無料:文章(長文)要約AIツールおすすめ5選【活用のコツも解説】
すべて無料!文章(長文)要約AIツールおすすめ5選【活用のコツも解説】

続きを見る

文章の説明(意味の解釈)

  1. Lumiメニューの「説明」を選択。
  2. フォーム内に詳しく説明してもらいたい内容を入力し、「説明」ボタンをクリック(PDF内のテキストをハイライト→LumiボタンをクリックでもOK)。

これで、AIによる文章解釈(説明文)が出力されます。

PDFelement:説明
PDFelement:説明(結果)

文章の校正

  1. Lumiメニューの「校正」を選択。
  2. フォーム内に校正したい文章を入力し、「校正」ボタンをクリック(PDF内のテキストをハイライト→LumiボタンをクリックでもOK)。

これで、AIによる校正結果が出力されます。

PDFelement:校正
PDFelement:校正(結果)

文書の置き換え(リライト)

  1. Lumiメニューの「リライト」を選択。
  2. フォーム内にリライトしたい文章を入力し、「リライト」ボタンをクリック(PDF内のテキストをハイライト→LumiボタンをクリックでもOK)。

これで、AIが最適化してくれた文章が出力されます。

PDFelement:リライト
PDFelement:リライト(結果)

ちなみに、同じ以下の文章を「校正」と「リライト」してみた結果はこんな感じ。

元の文章

先週の会議、非常に効果的だったと私は認みます。その中で、重要なポイントは、次の三つとなります。一つ目は、弊社の新しいプロジェクトへの資金拠出が、大幅に上昇したこと。二つ目は、市場への進出戦略が明瞭化され、対象とする市場への理解が深まったこと。三つ目、社員のモチベーションを高めるための新しいプログラムの導入が決定されました。

ところで、新しい製品について、我々は顧客がどのように反応するか分らない。しかし、私たちは様々な角度からの分析を行い、市場での製品の位置づけを評価します。そして、評価の結果を元に、成功するための適切な戦略を構築するつもりだ。

現状の業績を見ると、社員の満足度と業績の間には、明確な関連性が見られます。これは、職場環境が直接、業績に影響を及ぼすという事実を裏づける証拠です。したがって、社員の幸福感を高め、より効率的な環境を構築することが私たちの使命となる。

本日、新しくリーダーとして任命された佐藤氏は、彼のリーダーシップとビジョンにより、社員全体のパフォーマンスを向上させることが期待されております。佐藤氏が持つ広範な経験と深い知識をもって、私たちのチームをリードするのを楽しみにしています。

以上の議題について、どなたか質問があればお気軽に質問していただきたいです。

PDFelement:校正

先週の会議は非常に効果的であったと考えます。その中で、重要なポイントが3つあります。1つ目は、弊社の新しいプロジェクトへの資金投入が大幅に増加したことです。2つ目は、市場進出戦略が明確になり、ターゲット市場に対する理解が深まったことです。3つ目は、社員のモチベーションを高めるための新しいプログラムが導入されたことです。

新しい製品については、顧客の反応が不明であるため、様々な角度から分析を行い、市場での製品のポジショニングを評価します。そして、その評価結果に基づいて適切な戦略を構築する予定です。

現在の業績を見ると、社員の満足度と業績の間には明確な関連性があります。これは、職場環境が業績に直接影響を与えることを示す証拠です。したがって、私たちの使命は、社員の幸福感を高め、より効率的な環境を構築することです。

本日、新しいリーダーとして任命された佐藤氏には、彼のリーダーシップとビジョンにより、社員全体のパフォーマンスを向上させることが期待されています。佐藤氏が持つ幅広い経験と深い知識をもって、私たちのチームをリードしていくことを楽しみにしています。

以上の議題について、質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

PDFelement:リライト

先週のミーティングは非常に効果的でした。重要なポイントを以下にまとめます。まずは、弊社の新しいプロジェクトへの資金拠出が大幅に増加したこと。次に、市場進出戦略が明確化され、対象市場への理解度が深まったこと。最後に、社員のモチベーション向上に向けた新しいプログラムが導入されることが決まりました。

新しい製品については、まだ顧客反応が分かりませんが、様々な角度からの分析を行い、市場での製品の評価をし、それに基づいて適切な戦略を構築する予定です。

業績の現状を見ると、社員の満足度と業績には明確な関連性があります。職場環境が業績に影響を与えることが事実であるため、社員の幸福感を高め、より効率的な環境を整備することが使命となります。

今日、新しいリーダーとして任命された佐藤氏は、彼のリーダーシップとビジョンにより、社員全体のパフォーマンス向上が期待されています。佐藤氏の広範な経験と深い知識を活かし、私たちのチームをリードしていただくことを楽しみにしています。

以上の議題について、質問があれば遠慮なくお聞きください。

どちらも文章のミスはしっかり修正されていますが、「校正」は元の文章をできる限り忠実に残し、「リライト」はより良くするために大幅に手を加えている印象ですね。

AIコンテンツの検出

  1. Lumiメニューの「AIが作成した内容の検出」を選択。
  2. 調べるドキュメントを指定し、「検出」ボタンをクリック。

すると、テキストの中でAIが作成したと疑われる部分がハイライト表示されます。

PDFelement:AIチェッカー
PDFelement:AIチェッカー(結果)

AIチャット

  1. Lumiメニューの「チャット」を選択。
  2. 下部のフォームに質問内容を入力し、「送信」ボタンをクリック。

すると、AIが対話形式で回答を返してくれます。

PDFelement:AIチャット
PDFelement:AIチャット(結果)

ChatGPTのようにさらに質問を重ねることもできます。

PDFelement:AIチャット(続き)

コピペボタンは、回答の右側に付いています。

PDFelement:AIチャット(コピペボタン)

PDFelement×ChatGPTの活用例

  • 書類製作:PDF文書の作成・修正作業を効率化する
  • 情報収集:論文や資料などのPDFデータの内容を素早く把握する
  • AIツール代替:ChatGPTのようなAIチャットの代わりとして使う

それぞれ詳しく解説していきますね。

書類製作

仕事の書類で文章ミスは厳禁。意図を正確かつわかりやすく伝えるためにブラッシュアップも欠かせません。

Lumi(ChatGPT)の校正・リライト機能等は、そういった作業を効率的に行うのに役立ちます。

まだ、WordのAI(Microsoft 365 Copilot)は正式に搭載されていないので、PDFを作成する際はWordではなく最初からPDFelementを使って書類を作ったほうが、AIを最大限活用できそうです。

情報収集

ビジネスや学習の成果を上げるためには、情報収集が欠かせません。

さまざまな資料や論文の多くはPDFファイルになっていることが多いため、一般的な要約ツールを使うためには、わざわざテキストをコピーして貼り付けなければいけません。

PDFelementの要約ツールなら、開いたPDFの文章をそのままAI要約できるため、作業の時短が可能です。

AIツールの代替

PDFelementは、要約・校正といった固定機能のほかに、自由に質問文が入力できるAIチャットも搭載しています。

こちらを利用すれば、わざわざ別窓でAIツールを開かなくても、同じツール内で手軽にAIによる文章生成が利用できます。

複数のソフトを行ったり来たりするのは、意外と手間ですからね。

また、どの機能もフォーム入力に対応しているので、PDFの文章以外のさまざまなテキストをコピペして要約やリライトできるのもポイントです。

AIアシスタント(Lumi)のウィンドウはサイズ変更が可能なので、AI機能をじっくり使うときは全画面表示すると使いやすいですよ。

PDFelement:全画面表示

FAQ(よくある質問)

ChatGPTの利用に追加料金はかかるの?

いいえ。追加料金なしで全ての機能が使えます。

ChatGPTの利用に出力制限はあるの?

はい。毎月の使用トークン数に制限(50,000)があります。

ChatGPTはモバイルアプリやMac版でも使える?

現在のところ、AIアシスタント機能がフルで使えるのはWindows版のみになります(※Mac版は意味解釈とチャットのみ利用可能)。

PDFelementは日本語対応している?

はい。公式サイト・ソフト共に日本語対応しています(AIも同様)。

PDFelementの「標準版」と「プロ版」の違いは?

プロ版では標準版で利用できる全ての機能に加え、PDF変換や印刷バッチ処理、OCR、圧縮、電子署名といった機能が使えます。

PDFelementの「永続ライセンス」と「1年間プラン」の違いは?

永続ライセンスは買い切りタイプ(マイナーアップデートは無料)、1年間プランは年間契約のサブスクリプションプランになります。

PDFelementの評価(評判・口コミ・レビュー)は?

ITreviewCapterraなどのレビューサイトで、PDFelementの評判・口コミを調べることが可能です。

PDFelementを安く買う方法(クーポンなど)は?

現在のところ公式クーポンなどは存在しないようですが、定期的にお得に購入できる割引キャンペーン等が展開されています。

まとめ

今回は、PDFelementに新たに搭載された「ChatGPT」関連の機能や使い方を解説しました。

要約・説明・校正・リライト・AIコンテンツ検出・AIチャットといった新機能を使いこなすことで、日常的なPDF編集作業がさらに便利かつ効率的になります。

AIを抜きにしても、PDFファイルの作成・編集・変換・結合・圧縮・署名・OCRなど、あらゆる作業が行えるPDFelementは、ビジネスには欠かせないツールと言えます。

ぜひ、PDFelementとAIの力を活用して、よりスムーズな業務を実現してください。

今すぐ『PDFelement』を無料ダウンロード!

スポンサーリンク

-AIライティング