こんにちは、おりかっせです。
コロナ騒ぎで外出自粛ムードの中、元来の引きこもり気質を発揮して存外快適に生きています。
物書きはこういったときも普段通りの仕事ができていいですね。相も変わらずノートPC片手に家中を歩き回り、「家庭内ノマド民」を満喫中です。
そんな僕は、現在どんなパソコンを使っているのか。
今回は、これから副業や本業でWebライターを本格的に始めたいと考えている方のために、最適なパソコン選びのコツやおすすめPCをまとめてみました。
日本や世界のあちこちを旅しながら仕事をするノマドライターになるもよし。逆に家に引きこもって快適な環境でぬくぬくとマイペースに仕事をするもよし。
この記事を読めば、どんなワークスタイルにも対応できるベストなパソコンがきっと見つかるはず。ぜひご一読あれ。
目次
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フリーライター・ブロガーは『Macbook』一択
僕がWebライターにおすすめするパソコンは『Macbook』一択です。
巷では「安価なWindowsノートで充分」という声もよく耳にしますし、実際に僕も様々なWindowsパソコンやChromebookなども使ってきたのですが、結果としてやはりMacbookを完全に代替できるものはないという結論になりました。
単純にスペックと価格だけを比較すると、どうしてもMacは割高に感じてしまいがちですが、単純なコスパだけでは測れない致命的な違いが、Macbookと他のパソコンの間にはあるんですよね。
というわけで、次項では僕がMacbookをおすすめする理由を5つほどピックアップしてみました。
5つの理由(ライター向けパソコン選びのコツ)
【ソフト】Macしか使えないアプリが超優秀
ぶっちゃけ、これだけでMac以外を選ぶ選択肢は綺麗さっぱり消えてしまうんですよねぇ・・・。
MacにはWindowsでは利用できない超秀逸なソフトがいくつも存在します。
たとえばテキストエディタだけでも、プロライター・作家御用達の↓はMacでしか使えません。
僕も最近まではiA Writerなどのマルチプラットフォーム型ソフトを代替アプリに使うなどして、なんとかできないか模索していたのですが、結局上記アプリの便利さに勝てず、泣く泣くWindowsPCやChromebookをすべて処分してしまった、という経験があります。
弘法筆を選ばずとは申しますが、やはり優れたソフトには相応の選ばれる理由というものが存在します。※弘法さんだってせっかくなら良い筆を使いたいハズ。
軽く触っただけでは気づかない細かな差異も多いのですが、こういった些細な差が使い続けていくごとにボディブローのように効いてくるんですよねぇ・・・。
【連携】iPhone・iPad・Apple Watchとの同期がスムーズ
Macユーザー、iPhoneユーザーでも意外と知らない人が多いのですが、実はこれらのApple製品は非常に優れた連携・同期機能を持っています。
- 自動ロック解除(Apple Watchを装着しているとパスワード入力不要)
- ユニバーサルクリップボード(テキスト等を別の端末にあっという間にコピペできる)
- 連携カメラ(iPhoneで撮影した写真がすぐにMacに表示される)
- 連携スケッチ・マークアップ(iPhoneやiPadでMacの書類を直接編集できる)
- Instant Hotspot(iPhoneを通してMacやiPadがネットに繋がる)
特にライターやブロガーさんに便利なのは↑のような機能。
他のアプリやGoogleのサービス等でも似たような連携機能を備えたものがあるのですが、Apple製品の同期スピードはそれらと一線を画すのですよね。
Macbook一台ですべての作業を完結させてしまうのもシンプルで良いのですが、余裕が出てきたらぜひこれらのガジェットにも手を伸ばして、その美しい連携の恩恵を感じてみてください。
【買替】リセールバリューが高い
こちらも見落としがちですが、Apple製品は他製品と比べて買取価格が落ちにくいため、買い替え時のコストが思っている以上に安く済むメリットもあります。
データや設定などの移行も、標準の「移行アシスタント」であっという間に行えるので、買い替えの手間もほとんどありません。
出来るだけ買取金額を上げるため、保護フィルムやケースなどで本体を保護したり、箱などの付属品をとっておくといった配慮も忘れずに。
【デュアルOS】Windowsも使える
MacにはWindowsOSをインストールできるので、もしもWindowsでしか使えないソフトがあったとしても、作業に応じてそれぞれを使い分けることが可能です。
デュアルOSを実現するには標準のBootcampを使ってももいいですし、Parallels Desktopを使えば、いちいちOSを再起動し直さなくても、まるでMacアプリのようにWindowsソフトを使用できます。
これだけでもMacを選ぶ大きな理由になりますね。
【ノマド生活】在宅ライターもノートPCが便利
たとえ家の中でしかほとんど作業をしない僕のような引きこもり型のライターさんだとしても、僕は据え置き型のiMacやMac miniではなくMacbookをおすすめしています。
なぜなら(↑のOS選びの理由に似ていますが)デスクトップMacはノートのように持ち運べないが、Macbookはデスクトップ型のようにも使えるからです。
家の中だとしても、デスクスペースやリビングスペース、寝室など様々な空間を日々行き来しているはず。
その際に、Macbookをお供にすることで、デスク以外でも気になったことをすぐに調べたり、ふと思いついたアイデアを素早く書き留めることが可能です。
実際、僕の経験的にもリビングや寝室でくつろいでいる時のほうが面白いアイデアが浮かぶことが多いですし、そういったアイデアは往々にして急いで書き留めておかないとすぐに忘れてしまったりするんですよね・・・。
もちろんUSB-Cハブなどを使えばワンタッチで大画面ディスプレイや外付けキーボード、マウスなどにも接続でき、あっという間にデスクトップ環境を作ることも可能なので、より自由な仕事スタイルを理想としている人はノートタイプのMacbookをぜひおすすめします。
新型Macbook Air(2020)が特におすすめ!
先日、新しいMacbook Airが発表されましたが、コレ、Webライターのために用意されたんじゃないかってくらいどんぴしゃのマシンですね。
- 軽さとスペックのバランスが超優秀
- 打鍵感抜群のシザータイプMagic Keyboard
- 価格も手頃(Macbook最安)
モニターサイズも13インチで充分ですし、ライター仕事がメインならスペックもデフォルトでまったく問題ありません。
スペックをカスタマイズしないのであれば、Apple StoreよりもAmazonのほうがポイント含めると若干安く買えます。
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おまけ:iPadで「パソコンなしライター」になれる?
↑のMacbook Airの発表と同時にiPad ProとiPad用Magic Keyboardが発表されましたね。
iPad Pro自体はライターとしてそれほど心惹かれるアップデートはありませんでしたが、Magic Keyboardのほうは大注目です。
- シザー構造
- Macbookと同じキーピッチ
- 角度調整が自在
- トラックパッド搭載
以前、廉価版iPadが発売されたときも、iPadをパソコン代わりに使えるのでは・・・?という記事を書いたのですが、今回の新型キーボードによってさらにその期待が高まったと言えるでしょう。
新型iPadはライター専用機!文章作成アプリ(テキストエディタ)12選
Apple Pencilを使った手書きゲラ校正など、Macではできないこともできるため、iPadはライティング専用マシンとしてかなり優秀です。
ただし、まだまだ使えないアプリなどもあるので、現時点ではあくまでサブマシンとしてMacbookと組み合わせて使うのがおすすめですね。
フリーライターの未来は明るい。
これからの時代は雇用なども流動化していき、同じ会社に定年まで居続けるというワークスタイルは、逆にマイナーなものになっていくのかもしれません。
また、突発的な災害や政情不安、地域格差など、もはや対岸の火事ではなくなってきており、同じ場所に死ぬまで住み続けるよりも、その気になれば何処へでも手軽に行けるノマド的な生き方のほうがリスクが少ないというケースも出てくる気がします。
もちろん相応のスキルや処世術が必要なので、会社員の人もまずは副業からでもこういったワークスタイルを体験してみるのがおすすめです。
何から始めたら良いのかわからない、という日は、まずは仕事専用のパソコンを買うことから。
日常使いのパソコンと作業用パソコンを分けるだけでも、気持ちの切り替えがはっきりできて、フリーランスには特におすすめですよ。