- 文章校正を誰かに代行してほしい!
- 調べてみると料金もサービス内容もいろいろあって、どれを選んだらいいのか迷ってしまう・・・。
- 満足いく結果が得られる外注のコツを教えて!
こういった悩みに答える記事を書いてみました。
実際に文章校正代行サービスを利用するとわかりますが、何も考えずに書いた文章を丸投げしてしまうと、思ったような結果が得られずお金をドブに捨ててしまうことにもなりかねません。
そこで、文章校正を代行業者に依頼するときに気をつけておくべきポイントをまとめてみました。
- 校正依頼の際の注意点
- おすすめの校正代行サービス
- 具体的な依頼手順
内容としてはこんな感じ。
この記事を読めば、初めての校正者相手でも失敗する確率をかなり減らせるはず。ぜひご一読あれ。
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文章校正を外注依頼する際に注意するポイント
校正サービスを探し、依頼するときに注意すべきポイントは、以下の3つです。
- サービス内容
- 料金
- 依頼シート
それぞれ簡単に解説しますね。
サービス内容をしっかり把握する
ひとことで文章校正サービスと言っても、その内容は実に様々だったりします。
しかも、業者によって「文章チェック」「校正」「校閲」などの定義が微妙に異なるため、事前にしっかりと確認する必要があります。
※誤字脱字や文法チェックなどを校正作業に含めているところもあれば、校閲まですべて含めて「文章校正」と謳っている業者もあったり。
校正者によって得意・不得意な分野があるケースも考えられるため、依頼する原稿に最適な相手を選ぶようにしましょう。
料金(費用)の目安
校正サービスの料金設定は「文字単価」が一般的です。
目安としては、
- 単純な誤字脱字チェック:1文字0.5〜2円
- 日本語として正しいか?の確認も含める:1文字5円前後
- 校閲(事実確認)も含める:1文字10円以上
こんな感じ。
依頼する際はページ単位で「3000文字まで5000円」みたいな価格設定をしている校正者が多いようですね。
中にはスキルや実績を誇張して、妙に安い価格設定にしている校正者などもいるため、単純に価格だけで比較しないよう注意しましょう。
チェックリストやルール表を用意しておく
実際に文章校正を依頼する(できれば業者探しを始める)前に、あらかじめ「依頼シート」をしっかりと作成しましょう。
ざっくりとした文章チェックではなく、「具体的にどういったサービスを望んでいるのか?」「求めるクオリティはどの程度か?」など、できるだけ詳細に書くのが後のトラブルを避ける助けになります。
文章の目的や想定する読者層なども明記しておくと、相手もイメージがしやすいかと。
他にも、漢字のひらきやですます調などの表記ルールが定められている場合は、そちらも依頼シートに添付するようにしましょう。
おすすめの文章校正代行業者・サービス
聚珍社
校正・校閲専門の会社の中で比較的コスパがいいのがこちら。個人でも依頼可能です(前払い制)。
日本語表現の確認(素読み)から、詳細なファクトチェックまで、目的に合わせてサービスが選べるのもポイントですね。
薬機法や景品表示法のチェックにも対応してくれるため、アフィリエイトサイトなどにも活用できます。
クラウドワークス・ランサーズ
専門の校正会社ではなく、個人の校正者に依頼するならクラウドソーシングサイトを利用するのが最も確実です。
校正・校閲だけでなく、リライト作業や読者目線での感想なども依頼でき、料金も比較的リーズナブルなのも特徴。
玉石混淆なので、プロフィールや実績をしっかり確認するなど、慎重に相手を選ぶようにしましょう。
ココナラ
クラウドソーシングサイトよりもさらに安価に校正が依頼できるのが、いわゆる「スキルマーケット」と呼ばれる個人間取引サイトです。
現役の小説家や元雑誌編集長、新聞記者など、得意分野が明記されている校正者も多いので、個人でも気軽に文章校正がお願いできそうです。
こちらも感想を集めたり、リライト作業や具体的なアドバイスをお願いするといった使い方ができます。
おまけ:Yahoo!知恵袋
公開しても問題がない文章なら、Q&Aサイトに投稿してみる手もあります。
クオリティなどは完全に運任せになってしまいますが、中には親切なチエリアンがプロ顔負けの本格的な文章校正を行ってくれるケースもあるので、興味がある方は試してみては?
文章校正を外注業者に依頼する手順【4ステップ】
ここではクラウドソーシングサイトなどで初めての校正者に依頼するケースを想定した方法を紹介します。
- 依頼シート作成
- 業者選び
- 依頼
- 原稿チェック
流れとしてはこんな感じ。それぞれ具体的に説明しますね。
依頼シートを作成する
文章校正をお願いする原稿が用意できたら、まずは依頼シートをまとめましょう。
- 依頼する作業(誤字脱字、文法チェック、事実確認など)
- 報酬
- 締め切り
- 文章の目的・想定ターゲットなど
万が一チェックミスや漏れがあったときの対応や、何度かチェックをお願いする可能性なども明記しておくといいでしょう。
表記ルールなどの注意事項があればそちらも添えておきます。
業者を選ぶ
依頼シートの内容に合わせて、最適な業者を選びます。
クラウドソーシングサイトで文章校正を依頼する場合、初めての相手なら簡単な文章であらかじめテストを行う手もあります。
できれば事前に複数の校正者でテストを行い、めぼしい人をピックアップしておくのがおすすめです。
本番依頼の際も、複数の校正者を組み合わせてまとめてお願いすることで、それぞれの得意分野を生かしたり、ダブルチェックを行ったりといったこともできます。
依頼する
お願いする業者が決まったら、依頼シートと原稿を相手に送付します。
送付した内容に疑問点などがあれば、なるべく早めに相手から聞き出すようにすると作業がスムーズに進みます。
人によっては送付前に自分でも文章チェックを行うケースもありますが、依頼する前に誤字脱字などを発見したとしても、相手の実力を見るためにあえて残しておいてもいいでしょう。
戻ってきた原稿をチェックする
原稿が戻ってきたら、依頼した内容通りの仕事ができているかをしっかりとチェックしましょう。
文章校正ツールを持っているなら、そちらで最終チェックするのもありですね。
ダブルチェックやツールでミスが発見されたら、しっかりと指摘し、迅速に対応してもらうようにしてください。
個人でも校正サービスを利用しよう。
メディアや出版系企業はもちろんのこと、個人ブロガーやアマチュア小説家なども、こういった文章校正サービスをぜひ利用してみましょう。
文章作成効率がアップしたり、クオリティが向上するといったわかりやすいメリット以外にも、自分とは違った視点が得られたり、気づかなかった文章のクセなどに気づけたり・・・と、得られるものは非常に多いですからね。
自分で文章チェックをしたり、校正ツールを使うのもいいですが、人に文章を(真剣に)読んでもらうというのは、他に何にも替えがたい経験になりますよ。