- 気軽に持ち運べる小型翻訳機がほしい。
- 翻訳専用の端末をわざわざ持ち運ぶのは面倒くさい。画面を見ながら相手と会話するのが大変だし、音声も聞き取りづらそう・・・。
- 手軽で便利な『翻訳イヤホン』のおすすめを教えて!
こんな悩みをお持ちのあなたのために、おすすめの翻訳イヤホン(ワイヤレスイヤホン型翻訳機)を厳選しました。
小型翻訳機って、本当にいろいろな種類がありますよね・・・。
有名な『ポケトーク』をはじめとした翻訳専用ガジェットや、スマホの翻訳アプリなど、それぞれ特徴も使い勝手も実にさまざまで、どれを選んだらいいかわからないという方も多いでしょう。
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そんな方をさらに混乱させてしまうのは大変申し訳ないのですが、この記事では新たな第三勢力「翻訳イヤホン」を紹介します。
具体的なおすすめイヤホンや、翻訳イヤホンのメリット・デメリットなどもわかりやすくまとめていますので、この記事を読めばきっとあなたも、自分に合った翻訳機が選べるようになるはず。ぜひ最後までご覧ください。
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【おすすめ】手軽に使える翻訳イヤホン5選
Timekettle(タイムケトル)WT2 Plus
翻訳イヤホンといえば、最も有名なのが『Timekettle(タイムケトル)』です。
WT2 Plusは、片耳ずつ二人で装着することで、両者が話す言語を自動で音声翻訳。専用アプリでスマホ上に内容を表示してくれるイヤホン。
今回紹介する他の商品は、会話時にいちいち通話する側がボタン操作する必要があるものがほとんどですが、WT2 Plusはハンズフリーの同時通訳(サイマル翻訳)が可能というのが大きな特徴です。
代わりに、他の製品のようにBluetoothイヤホンとしての機能はありませんが、あくまで翻訳に特化したイヤホンが欲しい方はこちらがベストの選択肢と言えるでしょうね。
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Timekettle(タイムケトル)M2
上記のWT2 Plusの翻訳機能をシンプルにして、代わりにスマホの完全ワイヤレスイヤホンとしても使えるようにしたのがこちら。
シンプル版といっても、翻訳エンジンはWT2 Plusと同等。Google/Microsoft/DeepLなどを言語に合わせて使い分ける仕組みになっています。
サイマル翻訳ができなかったり、オフライン翻訳が有料だったりしますが、手軽に翻訳機としても使えるBluetoothイヤホンが欲しい方はこちらの方がおすすめですね。
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D'gettie(ドゥゲッティ)TE-03
有名ブランドのOEMメーカーが音質にこだわって作ったという翻訳イヤホンがこちら。
101ヶ国43種類の言語に対応。翻訳エンジンはGoogle/Microsoftのものを使用しているとのこと。
ケース底面にスピーカーマイクを搭載しているので、複数人で同時に利用することが可能なのもポイントですね。
JoveTrans / FREESAY
Amazonで見つけた製品。2種類の製品名がありますが、おそらくどちらも同じものかと。
翻訳できる言語は26と他の製品よりも少なめですが、有名どころはすべて押さえているので問題なさそう。
会話モード搭載・ノイズキャンセリングありで価格も手ごろと、なかなかのバランス。
定番のホワイトのほか、ポップなカラバリ揃っているので、デザイン重視の方に特におすすめですね。
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Google Pixel Buds
Googleが販売している完全ワイヤレスイヤホンがこちら。
オフィシャルプロダクトだけあり、Android OSやGoogleアシスタントとの連携は抜群。
「OK Google、通訳して」
と話すだけで、自動でスマホアプリ(Google翻訳)が立ち上がり、会話モードが開始。「◯◯語で通訳して」と話せば、言語の指定も可能です。
残念ながらiOSではこの機能は使えないようですが、AndroidユーザーやPixel端末を使っている方は、相性の良いこちらのイヤホンがおすすめと言えますね。
Pixel Buds - Bluetooth 対応のワイヤレス イヤフォン - Google ストア
おまけ:TwoBow(ツーボー)は・・・?
かつては翻訳イヤホンの中で、Timekettleと同様に人気があった『TwoBow(Aibuds)』ですが、日本の販売元であった合同会社アスタイルが2019年に破綻してしまったため、現在国内で取り扱っているお店はほとんどないようです。
いちおうAmazonではまだ購入できるようなので、気になる方は在庫があるうちにゲットしておきましょう。
【一覧】翻訳イヤホンの性能・価格比較表
WT2 Plus | M2 | D'gettie | JoveTrans | Pixel Buds | |
---|---|---|---|---|---|
対応言語 | 40 ※1 | 40 ※1 | 43 | 26 | 44 |
OS | iOS / Android | iOS / Android | iOS / Android | iOS / Android | iOS ※2 / Android |
サイマル翻訳 | ◯ | ||||
オフライン翻訳 | ◯ | ◯ ※3 | ◯ | ◯ | |
通話・音楽再生 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
防水 | IPX4 | IPX4 | IP54 | IPX4 | |
ノイズキャンセリング | ◯ | ◯ | |||
持続時間 / ケース込 | 5時間 15時間 | 6時間 / 30時間 | 4時間 | 8時間 / 25時間 | 5時間 / 24時間 |
充電端子 | MicroUSB | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
重量(イヤホン) | 10g | 5.4g | 4.5g | 5.3g | |
重量(本体込) | 92.9g | 62.9g | 59g | 66.7g | |
価格 | 19,799円 | 16,780円 | 23,980円 | 13,600円 | 20,800円 |
※1:方言(アクセント)を含めれば93言語に対応
※2:リアルタイム音声翻訳はiOSに非対応
※3:オフライン翻訳は有料
翻訳イヤホンのメリット・デメリット
そんな疑問をお持ちの方のために、イヤホン型翻訳機の特徴(メリット・デメリット)をまとめてみました。
◯相手の顔を見てコミュニケーションできる
なんといってもこれが一番の大きなメリットでしょう。
翻訳機やアプリを使って会話するには、画面を見ながら行う必要がありますが、イヤホン型なら相手と向き合って会話することが可能です。
人間は声だけでなく、表情や仕草などでもコミュニケーションをとっているので、このほうが会話しやすいのは当然ですよね。
◯周囲がうるさくても快適に会話できる
翻訳機を使うシーンのほとんどは屋外なので、周囲の騒音でスピーカーの音がうまく聞き取れないといったことも起こりえます。
その点、イヤホンタイプならクリアな翻訳音声が聞き取れるので、スムーズな会話が可能です。
◯スマホのワイヤレスイヤホンとしても使える
翻訳専用イヤホンである『WT2 Plus』以外の製品は、通常のBluetoothイヤホンとしても使えるというのがポイントです。
旅行先など、なるべく手荷物を減らしたい方にとっては、イヤホン兼用というのは手軽でいいですね。
×衛生面がちょっと心配・・・
イヤホンを双方の耳に装着して会話する場合、相手によっては付けるのを嫌がるケースも出てくるかもしれません。
そういった際は、イヤホンは自分だけ装着して相手にはスマホの翻訳アプリを使ってもらうか、今回紹介したD'gettieのように充電器にスピーカーマイクを内蔵したモデルを選ぶようにしましょう。
ぶっちゃけ、翻訳イヤホンって必要?
ここまでいろいろと紹介してきましたが、はっきり言って以下の3つのどれにも該当しない方は翻訳イヤホンは必要ないかと。
- 仕事で英語のやりとりをする機会がある人
- 海外旅行が好きな人/英語で道案内してみたい人
- 英語力(スピーキング・リスニング)を鍛えたい人
ただし、将来に向けて本気で英語を使っていきたい方にとって、翻訳イヤホンは強力な武器になります。
翻訳イヤホンをゲットすると、翻訳機能を使いたくなって自然に英語と接する機会が増えるため、英語学習のきっかけづくりとしてもピッタリ。
普段はワイヤレスイヤホンとして使えるものなら、無駄にもなりません。一石二鳥です。
まとめ
今回は、手軽に使えるイヤホン型翻訳機について解説しました。
最後におすすめ翻訳イヤホン5種について、それぞれどんな人が選ぶのがベストなのかをまとめます。
おすすめ翻訳イヤホン5選
- 翻訳機としての性能重視: Timekettle WT2Plus
- ワイヤレスイヤホンとしても使えるバランス重視: Timekettle M2
- イヤホンの音質重視: D'gettie TE-03
- ポップでおしゃれな見た目重視: JoveTrans
- Android端末との相性・連携重視:Pixel Buds
英語に対する心理的な壁がなくなると、びっくりするほど世界が広がります。
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