楽天モバイルで、本当にiPhoneを購入してもいいの・・・?
そんな疑問をお持ちのあなたのために、楽天モバイルでiPhoneを購入・使用する際の注意点について詳しく解説します。
- 楽天モバイルでiPhone購入を検討している。
- 他と比べて本当にお得になるの? 回線の使い心地は? 不具合は起こらない?
- 本当にお得にiPhoneを購入するテクニックを教えて!
こういった方に役立つ情報になっています。
巷では、1円等で販売されていることもあるiPhone。
しかし、あれは罠。高い通信回線の契約が必須となっており、結局はトータルで高くついてしまいます。
端末だけ安く手に入れてすぐに回線を解約しようとすると、ブラックリストに乗ってしまう始末。世の中に美味しい話など、そうそうありません。
ならば、安い通信業者でiPhoneを買えばいいのではないか。そう考えた人がたどり着くのが『 楽天モバイル 』です。
1GBまでなら月々の利用料がなんと0円。iPhoneも1円とまではいきませんが、かなりお得に購入できるキャンペーンも行われているようです。
しかし、これも実は罠・・・というほどでもないですが、最善の手段とは言えません。
というわけで、今回は楽天モバイルでiPhoneを購入し、使う際のデメリットと解決策を詳しく解説します。
- 楽天モバイルでSIMフリーiPhone購入がおすすめできない理由
- お得に楽天モバイルを利用するスマホ購入・活用テクニック
- 楽天モバイル以外でおすすめなiPhone購入方法
内容はこんな感じ。
管理人は、実際にiPhone 12 miniを楽天モバイル回線で使っています。
この記事を読めば、よりお得にiPhoneを手に入れられるようになり、色々とクセのある楽天モバイルを賢く利用できるようになるはず。ぜひ最後までご覧ください。
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楽天モバイルでSIMフリーiPhone購入がおすすめできない7つの理由
iPhone(iOS)版Rakuten Linkが不便すぎる
楽天モバイルで通話料・SMSを無料利用する際は、必ず『Rakuten Link』という専用アプリを使わなければなりません。
このRakuten Linkというアプリが曲者。2021年7月に仕様が変更され、iOS版の使い勝手が非常に悪くなってしまいました。
【重要】Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関するお知らせ | 料金・サービスのお知らせ | 楽天モバイル
具体的なデメリットは以下。
- 着信が標準アプリに固定されたため、海外から電話を受ける際に料金がかかるようになった。
- 国内でも無料通話でかけ直すためにはアプリを切り替えなければならなくなった。
- SMS送信が有料になった。
これらはiOSのみの改悪で、Androidではこれまで通りすべて無料となっています。
着信できない・SMS受信できないことがある
楽天モバイルは「iPhone正式対応」を謳っていますが、実際に使用している身からすると、たまに着信やSMS受信がうまくできてないときがあります。
SNSを見ても、同じような不具合を経験している人がかなりの数いるもよう。
Androidではそういった報告はあまりないようなので、iPhoneと回線の相性問題なのかもしれませんね。
還元されるのは楽天ポイント(しかも遅い)
ならば楽天モバイルでiPhoneだけ購入して、他の回線を使い続ける・・・という手段もありますが、これも微妙だったり。
というのも、楽天モバイルで端末を購入したときに還元されるのは「楽天ポイント」だから。
しかも期間限定ポイント(6ヶ月)であり、付与されるのも翌々月末とすぐではありません。
普段から楽天経済圏にどっぷり浸かっている人ならそれほど問題ないかもしれませんが、意外と大量のポイントをもらっても使いどころがなくて無駄遣いになっちゃったりするんですよねぇ・・・。
購入できるiPhoneの種類が少ない
記事更新時点で、楽天モバイルで取り扱っているiPhoneは以下の3種類。
- iPhone13シリーズ
- iPhone12シリーズ
- iPhone SE 第3世代
Appleの公式ストアならiPhone11も購入できますし、他のキャリアではもっと以前のiPhoneも買えます。
できるだけ最新のiPhoneが欲しい人以外は、性能的にそれほど問題なくリセールバリューも下がりきった旧iPhoneを購入したほうがお得かもしれません。
楽天エリアが限られている
Rakuten Link以外にも、楽天モバイル回線の使い勝手の悪さが目立つ部分がいくつかあります。
そのひとつが通信エリア。楽天モバイルは主要都市以外でパートナーであるauの回線を借りることで、全国カバーを実現しています。
無料使い放題可能なのは、楽天の専用エリア内のみなので、住んでいる地域によってはその恩恵にあずかれません。
回線が繋がりにくい
現在、楽天モバイルは上記のパートナー回線から自社回線への切り替えを随時行っています。
そのため圏外になってしまったり、繋がりにくくなってしまう不具合が各地で報告されているもよう。
肝心の自社回線も、他のキャリアと比較してそれほど速度が速いわけでもなく、むしろ若干劣っているくらいなので、頻繁に利用する人は不便に感じることが多いかもしれませんね。
サポートが悪い
利用料金を抑えるために、なるべくコストをかけないようにしている反動か、カスタマーサポートの対応があまり良くないという声も良く耳にします。
楽天モバイルでサポートを受けるには、以下の3つの方法があります。
- 電話
- チャット
- 店舗
実店舗はまだ少ないので、上2つが主な手段になるかと思いますが、電話は時間帯によってまったくつながらりませんし、チャットも平気で何時間も待たされます。
各所をたらいまわしにされた挙句、最後は「Q&Aをご確認ください」みたいなオチになることもあるとのこと。
もちろん改善は続いていると思いますが、大手キャリアのような手厚いサポートは期待しないほうがいいでしょうね。
お得に楽天モバイルを利用するスマホ購入・活用テクニック
以上のことから、楽天モバイルを賢く活用するコツはこの3つ。
- メイン回線を別に用意し、楽天モバイルはサブ回線として利用する
- 楽天経済圏利用者以外は、iPhoneを別のところで購入する
- 楽天モバイルで端末を購入するなら、Androidも候補に入れる
サブ用途と考えば、コストゼロ(1GB以内)でバックアップ回線が用意できるのは大きなメリットです。
楽天モバイルではAndroid端末でもiPhoneと同様の還元キャンペーンが利用できますし、Androidのみのお得なキャンペーンがあったりも。
別のところで購入したiPhoneと、楽天モバイルで手に入れたAndroid端末を2つの回線で使い分けてもいいですし、使い比べてどちらかいらなくなったほうを売却して、1つの端末で2回線を利用する方法もありますよ。
楽天モバイル以外でおすすめなiPhone購入方法3つ
楽天モバイルと組み合わせるメイン回線の第一候補は、繋がりやすくてサポートも手厚い大手三大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ですが、少しでも安く回線を利用したいなら、他の格安SIM会社もおすすめです。
特に、以下の3社はiPhoneがお得に購入できるキャンペーンを行っていることが多いので一石二鳥です。
他にも、iPhoneを安く購入する方法として、メルカリや中古ショップ、Amazonの整備済み品など色々バリエーションがあります。
詳しくは別記事で解説しているので、よろしければあわせてどうぞ。
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【2021】新品のSIMフリーiPhoneを安く買う方法【時期・場所・機種】
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まとめ
今回は、楽天モバイルでiPhoneを購入・使用する際の注意点について解説しました。
この記事を最後まで読んでくださった方は、まず 楽天モバイル の公式サイトで現在行われているキャンペーンをチェックし、最新の機種ラインナップと見比べながら、どれを購入するのが一番得か?を調べてみましょう。
ごくまれに、端末のみ購入でも割引キャンペーンが行われていることがあるので、見逃さぬようご注意を。
楽天モバイルだけでが格安回線ではありませんし、iPhoneだけが優れたスマホというわけでもありません。
視野はなるべく広く。できるだけ選択肢を多く用意して、賢い買い物をしましょう!
格安AndroidかiPhoneのeSIMで使うサブ回線として使うなら、楽天モバイルはマジおすすめ。