そんなあなたのために、おすすめのネーミング・キャッチコピー募集サイトをまとめました。
アイデアひとつで賞金を稼ぐ。。
誰もが一度は夢みたことがあるのではないでしょうか。
ひと昔前は、こういったアイデアコンペは特定業界内のBtoBで行われることがほとんどだったり、一般募集しているのは規模が大きなものばかりだったりして、アマチュアには手が出にくいものでしたよね。
しかし、ネットの進化により中小企業や個人でも気軽にネーミングやキャッチコピー案を広く募集できるようになり、参加者のハードルも格段に下がりました。
というわけで、この記事ではプロも参加する本格的なクラウドソーシングサイトから、アマチュアメインのカジュアルな公募まで、ネーミングやキャッチコピーを募集しているサイトの情報を紹介しています。
ライターがお小遣い稼ぎに参加するもよし。本格的なネーミングライターやコピーライターへ向けたトレーニングに挑戦するもよし。
当ブログでこれまで紹介したテクニックやツールを駆使して、積極的に腕試してみましょう。
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ネーミング・キャッチコピーを募集中のサイト7選
ランサーズ
流行りのクラウドソーシングサイトにも、しっかりと「ネーミング・コピー」のカテゴリが用意されています。
相場は15,000円〜が目安のようですが、これくらいの投資で何百件ものアイデアが集まるのですから、さすがは大手サイトといったところでしょうか。
応募する側(ライター)としてはレッドオーシャンですが、そのぶん良いトレーニングになりますし、採用されればそれなりの実績になるのでは?
ランサーズクラウドワークス
こちらも大手クラウドソーシングサイト。専用カテゴリもしっかり完備しています。
相場は30,000〜60,000円と書いてありますが、僕が確認したところ実際の金額目安はランサーズとあまり差がないもよう。
応募する側(ライター)としては当然、両方登録してチェックするのが定石ですね。
クラウドワークス登竜門
デザイン情報サイト「JDN」の公募コーナーが独立したサイト。
上記2つと比べて数は少ないですが、自治体などの公募が多いのが特徴です。
コピー・愛称・ネーミング | コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]
コンペナビ
こちらもデザイン・アート寄りの公募が多いサイト。
川柳や感想文などの募集もあるので、腕に覚えがある方は参加してみては?
文芸・コピー – コンペ、コンテスト、公募、コンクールのポータルサイト【コンペナビ】
公募ガイド
公募情報誌「公募ガイド」のオンライン版。
上記のサイトよりもアマチュアの応募者が多い印象なので、より手軽に参加できそうです。
ネーミング・標語 | コンテスト情報なら「公募ガイドONLINE」
懸賞生活
こちらはよりカジュアルな印象のサイト。
それほど情報は多くありませんが、他の懸賞応募のついでに定期的に覗いてみては?
ネーミング・キャッチコピー・標語のプレゼント一覧 【懸賞生活】
最新情報を逃さないコツ
今回紹介したポータルサイト以外にも、企業や自治体などがそれぞれのホームページだけで募集しているネーミングやキャッチコピーの公募というものがあります。
これらは応募件数も少ない可能性が高いので、こまめにチェックして欠かさず参加したいところ。
しかし、毎日検索エンジンなどで、いちいち募集がないかチェックするのも面倒ですよね。
そんなときにおすすめのツールが、Googleアラートです。
こちらは指定したキーワードで検索結果の上位20位以内に新しいページが入ると、メールやRSSなどで知らせてくれるという、Googleの無料サービス。
情報公開直後に上位表示されていても、すぐに下位に落ちてしまって見逃してしまうようなページや、短い募集期間の公募も、毎日チェックしてくれるGoogleアラートなら逃さずキャッチできます。
登録しておくとオススメなのが、以下のキーワード。
- ネーミング 募集
- キャッチコピー 募集
- キャッチフレーズ 募集
ちなみに現在入ってきている情報は、↓こんな感じ。
- 【キャンペーン】ICHIGO STUDIOイメージキャラクター ネーミング募集!|ICHIGO STUDIO|note(締切:2021年3月4日、商品:無料スタジオ撮影)
- 台風後、突如現れた“巨石”! 担当者「空からきたという人も…」名前は募集中(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース(締切:2021年4月5日、商品:洞窟ペア入場券)
- J2ジュビロ応援フレーズ募る 磐田の協議会、3月末まで|静岡新聞アットエス(締切:2021年3月31日)
ほかにも、Twitterで#キャッチコピー募集などのハッシュタグをチェックしておくのもおすすめですよ。
コピーライターの登竜門!『宣伝会議賞』とは?
宣伝会議賞は、1962年に創設された公募広告賞です。
こんな疑問を持つ方もよくいるのですが、年齢・職業・性別といった応募基準は一切ありません。むしろ一般部門とは別に「中高生部門」が用意されているほどです。
※「実際に使用された広告の賞」としては、東京コピーライターズクラブが主催するTCC賞があります。
現役のコピーライターを審査員に据え、数多くの有名企業の協賛を得て実施されている由緒ある賞だけあり、毎年何十万もの応募があるとのこと。まさに腕試しにもってこいですね。
本格的にプロのコピーライターを目指す方は、上記で紹介した公募サイトで修行しつつ、一年の総決算としてこちらの賞に挑む、なんてのはいかがでしょうか。
応募する際のポイント3つ
僕自身、ライター仕事の一環でクライアントの商品・サービスのネーミングやキャッチコピーを考えることがありますが、クラウドソーシングサイトのコンペや公募サイトの応募は、それらとは少々勝手が違います。
基本的に与えられる情報は限定されていますし、クライアントと密に情報をやり取りすることも難しく、アイデアを出しながら意見をすり合わせていくといったこともできません。
自分のものではない案が採用されたとき、
と歯痒い思いをすることもしばしばですが、それはこちらがクライアントの思いや好みといったものを汲み取ることができなかったということです。
コンペ応募の際のポイントは、以下の3つ。
- 公募情報だけでなく、クライアントや審査員について徹底的に調べる
- なるべく数多く、異なるアプローチの提案を行う
- 説明欄もコピーライティングの技術を駆使して魅力的な文章にする
下手に直接的なコミュニケーションで誤魔化せないぶん、対面コンペよりも実力勝負な側面があるのかもしれませんね。
【まとめ】結局、儲かるの?
ここまで読んでいただいた方には大変申し訳ないのですが、ネーミング・キャッチコピー案の応募(賞金・報酬)だけで「稼ぐ」のは、ほぼ不可能です。
理由は、主に以下の3つ。
- 報酬単価や賞金がそれほど高くない
- ハードルが低いぶんライバルが多い
- 採用案の決定に運の要素が強い
どれだけ理屈をこねて論理的にアピールしたところで、最終的にはクライアントの好みや気分で決まってしまうことも多いため、本業はもちろんのこと、副業としてやるのもあまりおすすめしません。
コンペ応募は腕試し。発想力やリサーチ力などを鍛える目的で利用するようにしましょう。
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お金はあくまでオマケ。自分のアイデアが採用されたときの喜びは、賞金・賞品をはるかに上回るものがありますよ。