こういった方のために、Macの3大マインドマップアプリ(XMind・MindNode・iThoughts)を詳しく比較してみた。
無料・有料含め、ほかにもいくつかアプリがあるけど、この3つが頭ひとつ抜けている。とりあえずこの3つから選んでおけば間違いない。
僕は、今回紹介した3つだけでなく、Mac向けのマインドマップアプリは無料・有料含めてほぼすべて試したことがある。そのうえでの結論。
この記事を読めば、自分の目的や使用スタイルに合ったアプリがきっと見つかるはず。たぶん。
※3大アプリ以外のマインドマップアプリについては別記事でも解説しているので、よろしければあわせてどうぞ。
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無料あり:Macのマインドマップアプリおすすめ5選【28種比較】
続きを見る
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XMind・MindNode・iThoughtsXの機能比較まとめ【一覧表】
さっそくだけど、主な機能を比較した一覧を載せておく。
XMind 8 Pro | MindNode | iThoughtsX | |
---|---|---|---|
価格 | ¥13,036 | ¥2,100/年 | ¥6,100 |
テンプレート | マインドマップ / ロジックツリー / タイムライン / 魚骨図 / 組織図 / マトリックス / ガントチャート | マインドマップのみ | マインドマップ / ロジックツリー / 魚骨図 / 組織図 / フリー |
対応OS | Mac / iOS / Windows / Android / Linux | Mac / iOS | Mac / iOS / Windows |
添付 | マーカー / 画像 / クリップアート / コメント / ラベル / 注釈 / 吹き出し / 情報カード / 音声メモ | クリップアート / ステッカー / タスク / コメント / タグ | アイコン / 画像 / クリップアート / タスク / コメント |
エクスポート | Word / PowerPoint / Excel / MS Project / ODT / PDF / OPML / RTF / HTML / Plain Text / PNG / JPEG / GIF / BMP / SVG | PDF / Markdown / OPML / Plain Text / PNG | Word / PowerPoint / Excel / MS Project / PDF / HTML / Markdown / Things |
その他 | アウトライン / ウォークスループレゼン / スライドプレゼン / ブレストモード | アウトライン | アウトライン |
※XMindは他にもうひとつ『XMind 2020(旧:ZEN)』というバージョンがあるけど、そちらはプレゼン・ブレストモードがなかったり、この記事の最後に紹介する裏ワザが使えないので、今回は除外した。
タイプ別のおすすめMacマインドマップアプリ
機能だけを羅列してもよくわからない人も多いと思うので、僕の独断と偏見で、目的・用途別のおすすめアプリを選んでみた。
XMind:まずは無料で試しつつ、将来は本格的に活用していきたい人向け。
XMindの特徴はこんな感じ。
- とにかく高機能
- 無料版の機能が充実している
- Mac・iOSだけでなくWindowsやAndroidアプリもある
- Evernoteへ保存できる
- ブレストモードやプレゼンモードが便利
- ガントチャートも作れる
- 動作が重い
- 高い
MindNodeとiThoughtsにも、いちおう無料版はあるけど、本当にごく基本的なことしかできない(iThoughts2goにいたっては閲覧のみ)。
その点、XMindは無料版でもコメントの書き込みやマーカー挿入、リンク追加といったオプション機能もすべて使える。お試しどころか「無料版で充分」という人もけっこういると思う。
有料版にすると、さらにできることが倍増する。
ブレストからアイデアの整理、プレゼン用の書類作成まで、これひとつですべて行える。
Office製品との互換性も高いけど、プレゼンモードが秀逸なので、もうパワーポイントとかいらないかもしれない。
仕事でマインドマップをバリバリ使って会社で大活躍したい人は、XMindがベスト。
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【無料マインドマップ】XMindの使い方【アイデア・情報整理に最適】
続きを見る
MindNode:とにかく手軽にサクサクとマインドマップが作りたい人向け。
MindNodeの特徴はこんな感じ。
- とにかく動作が軽い
- 機能はシンプル
- デザインが一番Macっぽい
- Touch Barにも対応してる
- XMindのサブスク版より価格が安い
使い心地という点から言えば、MindNodeが一番好み。
僕は機能を必要最小限に絞ったミニマルなアプリが好きなので、MindNodeはドンピシャ。使わない機能とか邪魔なだけ。
実は、今回紹介した3つのアプリを僕は普段からすべて使っているのだが、使用時間で言ったらMindNodeが一番長い。
簡単なアイデア出しや思考整理だけならささっとMindNodeで行い、マップを作り込んだりプレゼンに使ったりするときはFreeMind形式かOPMLで書き出して、XMindで編集している。
単なる気分の問題だけど、意外にこれが馬鹿にできない。特にクリエイティブな作業では。
XMind 8 Proのデザインはホントにダサい。勘弁してほしい。
iThoughtsX:手書きマインドマップに近い操作感を求めている方向け。
iThoughtsXの特徴はこんな感じ。
- フリーレイアウトが使える
- 他のマインドマップアプリとの互換性が高い
- Windows版あり
- XMindの買い切り版より価格が安い
iThoughtsといえば、メンタリストDaiGoさんがおすすめしていることでも有名なアプリ。彼のファンならこれ一択。
・・・というのは半分冗談だとしても、このアプリならではの特徴である「フリーレイアウト」機能だけでも、充分に選ぶ価値がある。
そもそものマインドマップの概念を提唱したトニー・ブザン氏の考え方からすれば、画一的で自動レイアウトされるノードなど邪道もいいところ。
このあたりの話は↓でも書いている。
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マインドマップは役に立たない?効果的に使うための3つの方法【アプリは使っちゃダメ】
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iThoughtsXは、非常に自由度が高いマップが作れるので、枠にとらわれない発想を追求するならこのアプリが最適解。僕もたまに気分を変えるために使っている。
※MindNodeにも手動レイアウトは付いているけど、iThoughtsXのつくりのほうが、かつてブザン氏が監修したマインドマップアプリ『iMindMap』に近い感じ。
Setappですべて解決。
ここまで読んだ方ならおわかりのように、同じマインドマップアプリといっても、今回紹介した3つはそれぞれ特徴が異なる。
よって、シーンに応じて最適なマインドマップアプリを使い分けるのが最も賢いやり方なのだが、すべてのアプリを購入するのは、ちょっとハードルが高い。
おすすめするのは、 Setapp を活用する方法だ。
Setappは、月額9.99ドル(年間プランなら8.99ドル)で190以上のMacアプリが使い放題になるサービスだが、実は、今回挙げた3つはすべてこの対応アプリの中に入っている。
追記
XMindのみ、この記事の更新後にSetappのラインナップから外れてしまったもよう。残念。
元は買い切りアプリでも、追加費用なしでアップデート版が利用できるのも大きなメリットだ。
UlyssesやCloud Outlinerなど、他にもいろいろ優秀なアプリが揃っているので、お得に感じた人はぜひ一度試してみてほしい。※7日間は無料ですべてのアプリが試せる。
詳しくは↓の記事にまとめてあるので、よろしければ合わせてチェックをどうぞ。
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