【必読】現役作家おすすめ!小説の書き方が学べる本7選【初心者OK】

2022年2月4日

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【必読】現役作家おすすめ!小説の書き方が学べる本7選【初心者OK】

小説をもっと上手く書く方法はないものか・・・。

そんなあなたのために、おすすめの小説指南本をまとめました。

  • 小説の書き方が学べる本を探している。
  • もっと面白い小説が書けるようになりたい。でも、いくら書いてもなかなか上手くならなくて・・・。
  • 初心者〜上級者まで使える、ジャンルごとのおすすめ小説指南本を教えて!

こういった悩みをお持ちの方に役立つ内容になっています。

世の中には「文章読本」と呼ばれる文章指南の本が大量に溢れていますよね。

中には、小説以外の文章について書かれた本を手に取ってしまう人もいるようですが、はっきり言って小説と他の文章は書き方がまるっきり別物です。

そうと知らずにテキトーな本を参考にすると、いつまで経っても上達しないばかりか、かえって悪い方向にいってしまう恐れも・・・。

というわけで今回は、数ある文章指南本の中でも「小説の書き方」に特化したものを紹介。

これだけでも数えきれないほどあるので、ジャンルごとに数を絞って厳選したものをピックアップします。

とりあえずはこの7冊をじっくり読み込んで実践すれば、ある程度のレベルまでには到達できるはず。

ちなみに管理人は独学で新人賞を獲得し、小説家デビューした経験あり。

紹介する本は、今でも手元に置いてことあるごとに読み返している必読本ばかりです。

本をスキルアップに活用する具体的なコツ(学習手順)も解説していますので、この記事を読めば小説家デビューへの道がぐっと近づくはず。ぜひ最後までご覧ください。

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面白い小説の書き方が学べるおすすめ本7選【ジャンル別】

小説講座 売れる作家の全技術

まず最初に手に取る一冊としておすすめなのがこちら。

作家・大沢在昌氏が自身の知識・ノウハウを惜しみなく詰め込んだ本になります。

作家としての心構えから具体的に物語を作り上げていく手順、デビュー後の生き残り戦略まで総合的に学ぶことが可能。

実際に行われた講座を元に構成されているので、参考書代わりというよりも自分も一受講者として参加している気持ちになって読むといいですね。

ミステリーの書き方

プロの作家がどういった思考で作品を書いているのか知りたい人におすすめなのがこちら。

ミステリー作家総勢43人がそれぞれの創作手法を語った興味深い一冊です。

「ミステリーの書き方」というタイトルから具体的なノウハウを体系的にまとめたものと勘違いしてしまいがちですが、この本は小説の書き方にはいろいろな考え方・アプローチがあるという事実に気づくための本になります。

さまざまな作家たちのやり方を眺めながら、自分なりの創作法を模索していきましょう。

人を惹きつける技術 カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方

魅力的なキャラクターの作り方について学びたい方におすすめなのがこちら。

キャラ創作といえばこのお方。ご存じ小池一夫氏が「劇画村塾」で教えてきた秘伝をまとめた一冊です。

こういった本は概念的・抽象的な論や経験談などに偏ってしまいがちですが、この本は極めて具体的かつ実践的な内容になっているのが特徴。

かといって肩肘はらずに気軽に読めるのも、氏の魅力によるところが大きいのかもしれませんね。

SAVE THE CATの法則

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シナリオ創作やプロットについて学びたい方におすすめなのがこちら。

「ハリウッドで最も成功した競売脚本家の一人」と言われるブレイク・スナイダーによる一冊です。

脚本の王道「三幕構成」をさらに発展させた『ブレイク・スナイダー・ビート・シート(BBS)』は、まさに万能フレームワーク。映画やドラマのシナリオを読み解くと、多くがこの構成になっていることに気づくはず。

慣れないうちはいきなり自分のオリジナリティを出そうとせず、まずはこのビートシートに忠実に書いたほうが面白い物語が書けますし、スキルアップにもつながりやすいですよ。

冲方丁のライトノベルの書き方講座

ライトノベルの書き方を学びたい方はこちらがおすすめ。

『マルドゥック・スクランブル』や『天地明察』などでお馴染み、冲方丁氏のラノベ講座を書籍化した一冊です。

ライトノベルと一般的な小説に大きな書き方の違いはありませんが、『売れる作家の全技術』よりもさらにとっつきやすい内容になっています。

総合的な小説の書き方を学ぶにはちょっと物足りないので、あくまできっかけ作りに手に取るといいかもしれませんね。

小説新人賞の傾向と対策

新人賞受賞を目指すなら必ず目を通してもらいたい本がこちら。

プロ作家養成講座も運営する作家・若桜木虔氏による一冊です。

氏にさまざまな質問をぶつける座談会形式でまとめられており、「なぜ私たちはデビューできないのか?」という問いに対する極めて具体的な答えが並べられています。

現在は中古本しか手に入らないが、見かけたらぜひ手に取ってほしいですね。

文章読本

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美しい文章を書きたいすべての人におすすめの本がこちら。

「文章読本」と名の付くものは数多くあり名作も多数ありますが、一冊に絞るならやはり谷崎潤一郎版でしょう。

文章に対する氏の強い思いやこだわりが痛いほど伝わってくる内容は、ともすれば小手先のテクニックに甘んじようとする我々の弱い心に喝を入れてくれます。

『陰翳礼讃』との合本版もあり。こちらも超絶オススメですよ。

失敗しない「小説指南本」活用のコツ(学習手順を解説)

失敗しない「小説指南本」活用のコツ(学習手順を解説)

本を買っても結局読まずに積んでしまうか、読んでも読んだだけで満足してしまう・・・。

そんなあなたのために、ここからは指南本を使って小説の書き方を学んでいく具体的なステップについて解説します。

  1. 指南本を購入する
  2. 新人賞を決める
  3. 本を片手に応募作を書き上げる

大まかな流れはこんな感じ。それぞれ詳しく説明していきますね。

手順①:指南本を購入する

まずはこれから共に歩んでいく頼れる相棒を手に入れましょう。

できれば今回紹介した7冊はすべて入手してもらいたいところですが、とりあえず1冊だけ選んでもOK。素早い行動が何よりも大切です。

Kindle版だとセールなどもたまにありますが、いつ来るかわからないタイミングを待つより、さっさと購入して学習を始めたほうが得られるメリットは大きいです。

最初にコスト投資することで、モチベーションづくりのきっかけにできるのもポイントですね。

手順②:新人賞を決める

本が届くまでの間に、具体的に応募する新人賞を決めましょう。

目標は「期限」と「基準」がはっきりしていればいるほど学習効果が高いもの。その点では、投稿サイトなどで作品を発表するよりも、何かしらの新人賞をターゲットにしたほうがいいですね。

新人賞は、長くても1年以内に締切があるものを選ぶのがコツです(できれば半年以内)。

先行投資をし、明確な〆切を設定すれば、いやでも尻に火がつくはずですよ。

手順③:本を片手に応募作を書き上げる

目標が決まり、本が届いたらいよいよ学習のスタートです。

本に書かれた内容を学びながら、新人賞への応募作を少しずつ書き上げていきます。

ポイントは読書(学習)と作品執筆(実践)を必ず同時並行で行うこと。

学んだことは即実践。これを繰り返すことで、自然とレベルアップしていくのを実感できますよ。

まとめ

今回は、おすすめの小説指南本や活用のコツについて解説しました。

初心者だけに限らず、たとえ小説家デビューできたとしても、学びはずっと続けていくべきです。

その理由は以下。

  • 小説の書き方は時代と共に変化している。
  • 作家として経験を積み、スキルアップしていけばいくほど、これまで気づかなかった己の無知に気づく。
  • プロの小説家として長く生き残っていくためには、継続的に学びを続け、自身を高めていく努力が不可欠。

今回紹介した本は、あなたが小説を書き続ける限りずっと役に立ち続けるはず。

場合によっては、プロ作家に作品を添削してもらえたり、さまざまな相談に乗ってもらえる「小説講座」なども活用するといいですね。

あわせて読みたい

指南本なんて読まなくても、作品を書き続けていれば自然と技術は磨かれていくはず!

それもひとつの真理ですが、今の時代、そんな悠長なことは言ってられません。

自分でも気づかないうちに時代に取り残されてしまわないためにも、頼れる武器で完全武装し、この荒波を共に乗り越えていきましょう。

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書く人

なんやかんやあって請負ライター→ふと思い立ち小説家→クライアントワークに疲れて専業ブロガー→現在広告コピーやセールスレター、コラムなど色々書いて生きてます。

※趣味でnoteにショートショート執筆中。

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