- 昔読んだ小説や漫画のタイトルが思い出せない……。
- 登場人物の名前やあらすじもうろ覚えで……。
- タイトルがわからない本を探す方法はないの?
こんな悩みに応える記事を書いてみました。
子供の頃に読んだ漫画や、友人に借りて読んだ小説など、タイトルを忘れてしまった本をもう一度読みたい!と思ったことはありませんか?
いまはタイトルさえ分かれば、著者や出版社がわからなくてもGoogleやAmazonで検索するだけで本を見つけたり購入できる時代になりましたが、肝心のタイトルを覚えていないと検索の難易度がぐっと上がってしまうんですよねぇ……。
というわけで、この記事ではタイトルがわからない小説や漫画を見つける様々な方法をまとめています。
これらのテクニックが身につけば、本以外にも曖昧なヒントから情報を集める術として応用できるので、仕事や生活のあらゆるシーンで役立ちますよ。
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忘れていた記憶を思い出すコツ(想起術)
検索を始める前に、まずは覚えている限りの情報を整理して頭から出してみましょう。
記憶を思い出すには、以下の5つの手順が効果的です。
- 記憶したときと同じ環境(状況)を用意する
- リラックスして、目を閉じる
- 当時のことを思い浮かべながら、ヒントとなるキーワードを書き出していく
- 書き出したキーワードから、さらに思い出したことを書き加える
- 行き詰まったら場所や時間を変えてみる
記憶術を紹介する書籍やサイトは星の数ほどあるのに、「想起術(思い出す方法)」について言及しているところはあまり多くないんですよね。
僕としてはこちらのほうが重要だし、実用的だと思うのですが。
検索のヒントになる要素
ある程度、記憶が出尽くしたら、書き出したキーワードの中から重要なヒントを探しましょう。
- 登場人物の名前・あだ名
- 重要なアイテム
- 印象的な台詞
- 物語の展開
- 結末(オチ)やどんでん返し
- 作品のジャンル
- 出版された時期
こういったヒントが多ければ多いほど、Q&Aサイトの回答者なども増えてくれる傾向にあります。
特に、年代がわかるとかなり絞り込みやすくなりますので、当時新刊として読んだ本なら、そのときの自分の年齢などから正確な年代を割り出してみましょう。
内容から本の検索ができるサイト
Webcat Plus
入力したキーワードから連想する作品を探せるサイトです。
検索結果を独自のアルゴリズムでカテゴリ分けし、さらに特定の連想ワードで深堀りすることも可能。
タイトルや著者名の部分一致検索などもできます。
リサーチ・ナビ
国会図書館の検索ページでも、あいまいなキーワードから書名を探すことができます。
検索にはかなりコツが要りますが、なかなかディープな書籍まで調べることができるので、他のサイトで見つからないときはチャレンジしてみては?
Google ブックス
Googleがスキャンした膨大な書籍データから全文検索ができるサービス。
検索結果に内容の一部が表示されるので、あやふやな記憶でも正確に確認することができます。
物語要素事典
物語のテーマやモチーフ、ストーリーのパターンなどから作品を探せるサイト。
壮大なネタバレも含んでいるので、未読の本を探すときはご注意を。
復刊ドットコム相談室
絶版・品切れ本の復刊をリクエストできるサイトですが、専用の相談室(掲示板)で、タイトルが思い出せない本を質問することもできます。
一般的なQ&Aサイトよりも、本好きな人が集まっていると思うので、より見つかりやすいかもしれませんね。
この本、探しています!(本の探偵団)
こちらもそのものズバリな質問BBSですね。
結構頻繁に投稿がされており、独自に検索して調べてきてくれる親切な方も多くいらっしゃるようです。
他にもあるタイトルがわからない本の検索方法
Q&Aサイトで聞いてみる
定番といえばこちら。詳しい人に出会える確率は、↑で紹介したような専門の掲示板より低いかもしれませんが、ユーザー規模自体が大きいのでチャンスはあるかと。
何がヒントになるかわからないので、思いつくことはなるべくすべて、しかもできる限り詳しく書くのがコツです。
不確かな部分は「うろ覚えなのですが」といった前置きをしっかりと入れるようにしましょう。
SNSで聞いてみる
SNSのフォロワーが多い方は、こちらに質問を投げかけてみるのも一つの手です。
あやふや文庫(@ayafuyabunko)といった専門のアカウント(※現在は受付停止中)や、#タイトルが思い出せない漫画といったタグもあります。
文字数が限られているので、正確に覚えていることだけ書くのがポイント。その本に関する思い出などを添えると、親身になって探してくれやすくなるかもしれませんね。
レビュー文を予想して検索してみる
本の感想や受けた印象が強く残っている場合は、それをレビュー文っぽい文章にしてGoogle検索にかけてみるという方法もあります。
内容のネタバレをしている場合は、検索ワードに「ネタバレ」と加えると、さらに精度の高い検索が可能です。
Googleの様々な検索テクニック
本に限らず、あいまいな情報を検索する際は、
- 漢字がうろ覚えの場合はひらがなやカタカナで検索する
- タイトルや登場人物の一部だけ覚えている場合は、「部分検索(例:君の*をたべたい)」を使う
- 候補が複数ある場合は「OR検索(例:半沢直樹 OR 半沢直人)」を使う
- 正確な情報は「完全一致検索(例:"多崎つくる")」にする
こういったテクニックを使うと、より情報を絞り込みやすくなります。
おすすめ:読書メモを習慣化しよう!
なかなかタイトルを思い出せなくて(見つからなくて)ヤキモキした経験が何度もある方は、そういったことが起こらないように、簡単な読書メモを習慣化するのがおすすめです。
メモる情報は最低限でOK。
- タイトル&著者名
- 印象に残った台詞・フレーズ
- 簡単な感想(三行程度)
このくらいでも後から思い出すヒントとしては充分です。
Evernoteやスマホのメモアプリに入れておくのもいいですし、Twitterのネタなどに困っている人は、そちらに投稿してしまってもいいかもしれませんね。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、読後の満足感や達成感をアップさせてくれますし、慣れてくるとメモを残さないと本を読み終えた気がしなくなってきたりもしますよ。