やっぱりシナリオライター(脚本家)になる夢を諦めきれない・・・っ!
そんな願望を秘めたアナタのために、脚本家・シナリオライターになるにはどうすればいいか?解説します。
- 未経験者が脚本家・シナリオライターになる方法を知りたい。
- 映画・ドラマの脚本家や、ゲーム等のシナリオライターに興味があるけれど、そういった仕事はもちろんのこと業界で働いた経験もなくて・・・。どうやってアプローチしたらいいかわからない。
- こんな私でもシナリオライターに慣れる方法ややるべきことを教えて!
こういった方に役立つ情報になっているはず。
ネットで「脚本家・シナリオライターになる方法」を調べてみても、仕事の内容や求人情報ばかり集まって、具体的に何をどうやっていったらいいのかいまいちよくわからない・・・。
そんな経験はありませんか?
というわけで、今回は未経験者でもプロのシナリオライター(脚本家)として収入が得られるようになるまでの具体的な手順を解説。
- 未経験者が脚本家・シナリオライターになるには?(心構え/準備)
- 【手順解説】脚本家・シナリオライターになるための具体的なやり方(7ステップ)
内容はこんな感じ。
管理人のまわりにはゲーム業界や演劇関連の知人も多く、ディレクターをやっている友人から直接企業側のニーズなども聞いています。
一般的な求人サイトやエージェントを活用する方法だけでなく、ちょっと変わったアプローチについても紹介しているので、この記事を読めばシナリオライター(脚本家)になるための一歩がきっと踏み出せるはず。ぜひ最後までご覧ください。
スポンサーリンク
未経験者が脚本家・シナリオライターになるには?(心構え/準備)
脚本家・シナリオライターに向いている人の特徴3選
- 長文が苦にならない人
- 好奇心旺盛で向学心がある人
- 「職人」になれる人
シナリオライター(脚本家)は日常的に大量の文章に触れざる得ないため、書くこと・読むこと自体にストレスを感じてしまう人は、長続きしません。
仕事によってはテーマやジャンルを指定されることも多いため、広範囲にわたる知識や新しい考え方・手法を柔軟に取り入れられる人でないとやっていくのは難しいでしょうね。
また、自分の「作品」に固執するあまり、クライアントや上司・仲間の指示やアドバイスを聞き入れなかったり、平気で締め切りを破ったりする人はプロ以前に社会人として失格です。肝に銘じましょう。
別の記事では、また違った視点からもう少し本質的な資質についても解説していますのでよろしければあわせてどうぞ。
-
【必見】シナリオライター・脚本家に向いている人になるために大切な3つの特徴【あなたもなれる】
続きを見る
脚本家・シナリオライターに向いていない人の特徴3選
- 文章を書く・読むのが苦手な人
- 自分が好きなことしか興味を持てない人
- 芸術家肌な人
これらは努力次第で改善していくことも不可能ではありません。
どうしても脚本家・シナリオライターになりたいという人は、自覚的に治していきましょう。
脚本家・シナリオライターになるためのおすすめ習慣3選
- ショートショートを書く
- 「趣味の日(時間)」をつくる
- 他人の脚本を分析する
上記の3つは、前項の向いている人・向いていない人にそれぞれ対応しており、「脚本家・シナリオライター向きの人材」になるために非常に役立ちます。ぜひお試しあれ。
脚本家・シナリオライターに大切な考え方・心構え3選
- 常に文章を書き、常に物語を考える。
- 新しいこと・考え方を恐れず、積極的にチャレンジする。
- 社会人・プロとしての自覚をもつ。
良いシナリオを書き、優れた仕事を成し遂げるためには、「書き方」ばかり上手くなっていてもダメです。
もっと広い視野で自分自身を鍛えていきましょう。
【手順解説】脚本家・シナリオライターになるための具体的なやり方(7ステップ)
ここからは具体的に未経験から脚本家・シナリオライターになるための手順を解説していきます。
- 本や講座教材を入手する
- 求人情報サイトや転職エージェントに登録する
- 募集案件・企業ニーズをリサーチする
- なりたい仕事・入りたい会社を絞り込む
- 足りない知識・スキルを身につける
- 応募・選考・内定
手順が6つしかありませんが、最後におまけとして上記と組み合わせて使えるアプローチについても紹介しています。ぜひお見逃しなく。
手順①:本や教材を入手する
未経験者は圧倒的に知識やスキルが足りないので、まずは最低限のものだけでも手っ取り早く身につけるべきです。
シナリオの書き方のようなテクニック的なものだけでなく、仕事のやり方や心構え、業界の基礎知識など、シナリオライターとして学ぶべきことはたくさんあります。
しかし、本を数冊買ってペラペラとめくるだけだと、本当に使えるノウハウは身につきにくいのが現状。
効率よく必要な知識・スキルを習得したいなら、カリキュラムの整った専用の通信講座などを利用するのもアリです。
-
【2022年版】おすすめのシナリオ本・脚本集13選|脚本家・シナリオライターになろう!
続きを見る
これらの教材は、シナリオライターになったあとも参考書代わりにずっと活用できますよ。
手順②:求人情報サイト・転職エージェントに登録する
できれば教材購入と同時に行ってほしいのがこちら。
シナリオライターの求人情報が数多く集まっているサイトや業界に強い転職エージェントは、ネット検索だけでは入手できない深い情報が集められます。
登録するだけではなく、積極的に情報をリサーチしたりポートフォリオ(履歴書)を考えることが何よりも大切。
詳しいやり方は次の手順で解説しますね。
手順③:募集案件・企業ニーズをリサーチする
これら情報サイトは、希望に当てはまる求人案件や情報コンテンツが自動的に送られてくる仕組みなっていますが、受け身(待ち)の姿勢ではなく、こちらから能動的に情報を集めていくのがベターです。
- 公開・非公開の案件をリサーチして気になったものをリストアップする。
- 情報コンテンツを本や教材を使って深掘りする。
などなど、できることはたくさんあります。
多くの情報を集め、整理することで、業界トレンドや採用側のニーズなども漠然と把握できるようになってきます。
これらは学習の指針になり、良いモチベーションアップ効果にもつながりますよ。
手順④:なりたい仕事・入りたい会社を絞り込む
ひとことでシナリオライターといっても、さまざまな働き方があります。
- 業界・会社のジャンル
- 雇用形態
- 細かな職種・役割
たとえば脚本家・シナリオライターといえば「映画・ドラマ」「ゲーム」をまず思い浮かべる人が多いかもしれませんが、他にも出版業界や他のエンタメ産業等でも「物語(ストーリー)」のニーズは数多く存在します。
最近はYouTube動画のシナリオを募集する案件なども多いもよう。
雇用形態ひとつとっても、
- 正社員
- 派遣社員
- パート・アルバイト
- 業務委託
- フリーランス
など多岐にわたっており、それぞれにメリット・デメリットがあります。
すべての希望を100%満たす仕事に出会うのは非常に難しいので、自分の中で優先順位をしっかりと設けないと、いつまで経っても仕事にありつけません。ご注意を。
手順⑤:足りない知識・スキルを身につける
本や講座などで基礎的なノウハウを学ぶのはもちろんのこと、それらに加えてさらに自分なりの「強み」を深めていくことが大切です。
具体的な仕事の理想像や企業側のニーズがつかめていれば、
- 自分の持っている知識・スキルのうちどれが使えそうか?
- 自分の弱点は何か?
こういったものが自ずと明らかになっていくはずです。
長所を伸ばし、短所を補うように学習スタイルを自分なりに微調整していくといいですね。
手順⑥:応募・選考・内定
ひと通りの準備が整ったら、いよいよ具体的な募集案件に応募していきます。
エージェントやコンサルタントのアドバイスを活用しつつ、希望する会社の採用ニーズに合わせてポートフォリオを作り、戦略的に挑むよう心がけましょう。
選考の過程でさらに詳細な企業ニーズなども聞き取れるので、適宜アプローチを調整するといいですね。
ここまでの手順で優先事項がしっかり把握できていれば、焦りから妙な妥協をする心配も少ないはず。
就職・転職は運任せの部分も大きいので、落ちたからと気落ちせず、気持ちを切り替えてどんどんチャレンジしていきましょうね。
おまけ:まだまだある!脚本家・シナリオライターになる方法
求人サイトや転職エージェントを利用するだけが、シナリオライター(脚本家)になる方法じゃありません。
- 小説家(ラノベ作家)からシナリオライターに転職、または兼業する。
- 自分でYouTube動画や同人ゲームなどを作成して実績をつくる。
- シナリオコンテストに応募する。
などなど、さまざまなアプローチが考えられます。
実際に、管理人の知人も、
- ラノベ作家としてデビューするも、すぐに打ち切りになってしまい、先行きに不安を覚える。
- 同じラノベ作家の知人からスマホゲームの開発会社を紹介してもらい、ほぼ顔パスでライターとして入社する。
- 現在はシナリオディレクターとして、若いライターを取りまとめる立場に。
といった具合に、順調にキャリアアップを続けていたりします。
もちろんこれらはサイトやエージェントを使ったアプローチと併用することもできるので、一つのやり方に固執せず、柔軟に動いていきましょう。
まとめ
今回は、脚本家・シナリオライターになる具体的な方法について解説しました。
あなたが何よりもまずすべきなのは、企業側のニーズを徹底的にリサーチし、それに合った人材になることです。
その理由は以下。
- 小説家の卵を含め、シナリオライターになりたい!と強く願っている人はたくさんいる。
- しかし、一方的な願望ばかり先走ってしまう人も多く、採用側の求める人材像と微妙にマッチしない。
- 企業側のニーズをしっかり把握し、希望する職種・会社に求められる理想像に自身を適応させていく姿勢が何よりも大切。
多くの求人サイト・転職エージェントは、無料で情報収集が可能ですし、経験豊富なコンサルタントがさまざまな相談に無料で乗ってくれたりもします。
自分ひとりで調べるのに限界を感じている方は、積極的にこういった便利サービス・ツールを活用しつつ、夢の仕事へ一歩、また一歩と近づいていきましょう!