- デザインが古くなったコーポレートサイトを現代に合わせてリニューアルしたい。
- WordPressがコスパが良くて管理もしやすいみたいだけれど、デザインテーマがいろいろあってどれを選んだらいいかわからない。
- 企業サイト向けのおすすめWordpressテーマや、選び方のポイントを教えて!
こういった悩みをお持ちの方のために、コーポレートサイトに最適化されたWordpressテーマを5つに厳選して紹介します。
これからの企業サイトは、単なる名刺サイトではなく、SNSやオウンドメディアとの連携や、本格的なウェブ集客を前提とした設計・デザインが不可欠です。
WordPressはウェブデザインに詳しくなくても手軽にこれらの機能が実装できるツールとして、爆発的に普及しています。
ZOZOやカカクコム、博報堂といった名だたる大手企業や、有名大学などのコーポレートサイトも、実はWordpressで作成されていたりします。
僕自身、ライターの仕事を行っている際に「サイトも作ってくれない?」と頼まれることが多いのですが、そういったときは今回の記事で取り上げたWordpressテーマを紹介して、なるべく自分たちでコーポレートサイトを作ってみることをおすすめしています。
自分で請け負ってしまったほうが、もっと稼げるのかもしれませんが、後々の管理や編集まで面倒をみられないことを考えると、最初から当事者たちで作ったほうがうまくいくことが多いんですよね。
というわけで、Web制作の素人でもカッコ良く、必要な機能を満たしたコーポレートサイトが作れる優良テーマばかりを今回は集めました。ぜひチェックしてみてくださいね。
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コーポレートサイトに最適なおすすめWordpressテーマ5選
New Standard:集客力の高い企業サイトが作りたい方向け
Web集客サービスを提供している株式会社ninoyaが作った「集客」に強みを持つWordpressテーマがこちら。
試しに「web集客 コンサル」で検索したら、ninoyaのサイトが3位に表示されていました。
SNSやオウンドメディアブログ、求人サイトといった複数のサイト・サービスを組み合わせる必要もなく、コーポレートサイトだけでこれら全てを一括管理し、顧客を集約させることができるのが大きな特徴です。
HTMLの知識がなくても、サイト内のあらゆるデザインの変更やコンテンツの更新が可能。
ネット販売サービスのBASEと連携したショッピングカートを設置できるので、自社サイトで直接商品も販売できちゃいます。
国内WPテーマ最大クラス(200社)という実績もうなずけますね。
自分でデザインする余裕がない人には、低価格でロゴデザインやサイト制作をお願いできるパターンオーダーも用意されているもよう。
有料Wordpressテーマには珍しく、無料で「お試し(14日間)」ができるのも、慎重派の方にはありがたいのでは?
価格:29,700円
Emanon Premium:LPやCTAを簡単に作りたい方向け
こちらも集客力にこだわったWordpressテーマです。
特に、LP(ランディングページ)やCTA(コール・トゥ・アクション)作成機能の充実ぶりには目を見張るものがあります。
New StandardにもLP・CTA作成機能はありますが、設定の多彩さや手軽さはEmanonに軍配が上がりますね。
資料請求やメルマガ登録など、特定の行動を訴求したい企業サイトは、Emanonで作ると簡単にさまざまなパーツが設置できますよ。
価格:27,800円
TCD:都会的でおしゃれなデザインにしたい方向け
僕のところに相談に来る会社さんには、まずこれをおすすめすることが多いです。
TCDのWordpressテーマは、とにかくスタイリッシュで種類が多いんですよね。
「 NANO 」や「 FAKE 」あたりがそのものずばりといった感じのコーポレート系デザインですが、他にもビューティー系や士業向けなど企業イメージやジャンルに合わせた美しいテーマが揃っています。
デフォルトの状態でも充分完成されていますが、さらにテーマカラーやフォント、レイアウトなどを自由で変更可能。HTMLを知らない人でも直感的にデザインできるようになっています。
見た目の洗練さ・カッコよさにこだりたいなら、TCDのデザインテーマは有力な選択肢になるでしょう。
価格:34,800円(NANO)、22,800円(FAKE)
Lightning Pro:短時間で企業サイトを立ち上げたい方向け
このWordpressテーマは、専用の『コンテンツデータ(別売)』が用意されているのが大きな特徴です。
「アトリエ系建築事務所」「法律事務所」「学習塾」など業種別に複数のデータがあり、これらをインストールしてテキストと写真を入れ替えるだけで、あっという間に企業サイトが完成してしまう、というわけです。
無料拡張プラグイン「ExUnit」を使えば、さらに細かなカスタマイズが可能。
とにかく急いで体裁の整ったサイトが用意したい!(細かなカスタマイズは後からゆっくり行う)という場合は、Lightning Proを選ぶのがおすすめです。
価格:7,700円
LIQUID PRESS:多言語対応の企業サイトを作りたい方向け
WordPressの公式テーマにも登録されているビジネス系有料テーマがこちら。
Googleが推奨している言語アノテーション(hreflang)に対応しており、自動言語切替リンクなども設置できます。
ほかにも言語別にデザインを変えたり、独自コンテンツを表示させることが可能。
海外顧客が多い会社や多言語SEOに力を入れたい企業サイトは、LIQUID PRESSを使えば専門知識がなくても対応サイトが作れます。
買い切りプランのほか、テーマ・プラグイン使いたい放題+無期限サポートのサブスクリプションプランがあるのもポイントですね。
価格:16,280円
【企業サイト向け】Wordpressテーマの選び方【無料はダメ】
WordPressテーマを選ぶ際には、目的に合わせた選び方のポイントをしっかりと押さえなければいけません。
コーポレートサイト用のテーマを選ぶときのポイントは、以下の3つです。
- 日本語対応の国産テーマ
- 有料テーマ
- ビジネス用デモサイトあり
それぞれ詳しく解説しますね。
日本語対応の国産テーマ
海外製のテーマはカッコいいものが多いのですが、日本語フォントで表示させるとデザインが崩れてしまう場合が多かったりします。
それ以外にも、ツールが日本語対応あれば、専門家でなくてもカスタマイズや管理などがしやすいですよね。
管理ツールやサポートなども、英語だとなかなか上手く利用できないので、長く使う企業サイト用のテーマはできるなら国産のものから選ぶべきです。
有料テーマを選ぶ
無料テーマはWordpressのバージョンアップ対応や、不具合が起きたときのサポートなどは、あまり期待できません。
そもそも商用利用が認められていないものや、クレジット表記が義務付けられたものが結構あったりもします。
無料テーマは利用者が多いので、低品質なサイトとデザインが似通ってしまうリスクもあります。
コーポレートサイトが利益に直結することを考えれば、変なところをケチらず、多少のコストは投資として割り切るべきですね。
ビジネス用デモサイトがある
今回、アフィリエイターに有名なWordpressテーマはほとんど紹介していません。
- THE THOR
- 賢威
- AFFINGER
- STORK
- JIN
- SANGO
こういったテーマはブログに最適化されており、レイアウトのバリエーションが少なかったりデザインも親しみやすいものが多いので、あまり企業サイト向けではないんですよね。
- 会社情報(営業時間や電話番号など)のヘッダ・フッタ表示
- 所在地のMap埋め込み
こういったコーポレートサイトならではの機能を搭載していないことも多いです。
独自にカスタマイズを施せば、コーポレート対応させることもできなくはないですが、無理せずともはじめから「企業サイト対応」を謳っているテーマを選びましょう。
コーポレートサイトはブランドに恥じない「格」や「品」を感じさせつつ、必要な情報が適切な場所に掲載できるテーマを選ぶ必要があります。
しっかりデモサイトを確認してから、納得のうえでテーマを決定してくださいね。
重要なのはデザインではなく中身。
サイト制作というと、デザインや機能ばかりを気にしがちですが、本当に大切なのは見た目ではなく「中身」です。
現役ライターが言う話ではないかもしれませんが、僕は企業サイトのコンテンツは会社の「中の人」自身が作成すべきだと考えています。
デザインやSEO対策といったものは他の人に任せたり、すでにあるものを導入することができますが、あなたの会社にふさわしいコンテンツはあなたにしか作れないからです。
見た目のあれこれや必要な機能は、優良なWordpressテーマにお任せして、文章や一つ一つの画像といったコンテンツに時間をかけていきましょう。
記事で紹介した企業サイト向けWordpressテーマ
- Web集客を重視したい方: New Standard
- LP・CTAを簡単に作成したい方: CTA機能付きWordPressテーマ Emanon
- クールでおしゃれなデザインにしたい方:TCD( NANO / FAKE )
- 短期間でサイト立ち上げたい方: Vektor Passport
- 多言語対応させたい方: WordPressテーマならLIQUID PRESS