- 小説や漫画、ゲームのキャラクター名を考えたい。
- ネーミングがあまり得意じゃない。平凡で個性がなかったり、逆に凝りすぎて微妙な名前しか思いつかなくて・・・。
- オリキャラの名前の付け方や便利なツールがあれば教えて!
こんな悩みをお持ちのあなたのために、キャラネーミングのコツやおすすめの名前メーカーをまとめてみました。
キャラクターのネーミングって、本当に大変ですよねぇ・・・。
いろいろな意味や由来にこだわりすぎて、覚えづらかったり読めもしなかったりしては本末転倒。かといって、平凡すぎる名前では魅力も半減です。
この絶妙なさじ加減に、創作者はみなさん苦労しているのでは?
というわけで、この記事では、キャラネーミングに役立つ「名前メーカー」を紹介しつつ、キャラ名の付け方・決め方のコツについて解説していきます。
この記事を読めば、キャラ命名で困るシーンはぐっと減るはず。
キャラクターの個性にぴったり合った名前を作成することができれば、作品の魅力は何倍にもなります。決してなおざりにせず、大切なキャラたちにふさわしい名前を付けてあげてくださいね。
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おすすめのオリキャラ名前メーカー(ジェネレーター)11選
すごい名前生成器
このジャンルではおそらく最も有名なサイト。
驚くほどの大量の名前がボタン一つで自動生成できるだけでなく、特定の漢字・読みを含む名前や文字数を指定した名前の生成も可能です。
なんちゃって個人情報
名前だけでなく、年齢や誕生日、血液型や電話番号まで自動生成できちゃうジェネレーター。
このツールで生成したキャラクターから物語を考えてみるというのも良い訓練になりそうですね。
名前オートメーカー
こちらは非常にシンプルなネームジェネレーター。
日本人の名前だけでなく、フランス人やドイツ人などの名前も自動生成できます。
それっぽい名前ジェネレータ
指定したジャンルで「それっぽい名前」を作ってくれるツール。
「英国男性風」「イタリア女性風」といったもの以外にも、「天使名風」「鉱石・宝石名風」なんてものまであります。
日本人名前自動生成機
サイトにアクセスするだけでランダムな日本人の名前を100個自動生成してくれるツール。
ざっと見て、ピンとくる名前を発見したら採用、みたいな使い方が良さそうです。
Random Name Generator
こちらは海外のネームジェネレーター。
非常に設定項目が細かいので、使いこなせればカッコイイ名前が自由自在に作れるようになるかも。
キャラクター名作成ツール
スマホで手軽に名前作成が行えるAndroidアプリ。
暇なときに頭の体操ついでに触ってみるといいかもしれませんね。
TRPG 名前作成
TRPG用のキャラクター名が作成できるツール。
同サイトには「二つ名作成」なんて変わったジェネレーターもあります。
厨名さん
その名の通り、厨名(中二病っぽい名前)が作成できるジェネレーター。
使う人を選びそうですが、あくまで参考程度の名前を作ってみるぶんには非常に有用なツールです。
あだ名メーカー
名前を入力すると自動で「あだ名」を考えてくれるというツール。
あだ名からキャラクターの性格を想像してみると面白そうですね。
ランダム名前決定チャート
日本語以外にも英語やドイツ語、中国語、韓国語など17の言語に対応した名前メーカー。
TRPGのようにダイスの出目で名前を決めるチャート式になっているのが特徴。名前のほかにもキャラの特徴チャートも付いています。
オリキャラの名前の付け方・コツ【7つのポイント】
そういった方のために、創作やゲームでオリキャラの名前を自作する際のコツを解説します。
ポイントは以下の7つ。
- 「覚えやすく、口に出してみたくなる」が基本
- キャラクターのイメージを名前に反映させる
- あえて印象と逆の名前にする
- 作品でモチーフを統一する
- 専門用語を使う
- 当て字を考える
- 音の響きだけで決めるのもアリ
それぞれ詳しく説明していきますね。
「覚えやすく、口に出してみたくなる」が基本
ネーミングに凝りすぎる人が陥りがちなのが、「読めない・覚えられない」複雑な名前を付けてしまうというものです。
キャラクターと名前が一致しないまま物語を読み進めても、読者はいつまで経っても作品世界に入り込むことはできません。
「読みやすさ」と「覚えやすさ」は両方とも大切ですが、優先すべきは圧倒的に「覚えやすさ」です。
多少読みづらい名前でも、語感(語呂)が良くて思わず口ずさみたくなるようなものだと、読者の印象に強く残ります。
みなさんもいくつかそんな作品・名前が思い浮かぶのでは?
キャラクターのイメージを名前に反映させる
キャラクターのイメージと名前のイメージが合致していると、読者は容易に両者を結びつけることが可能となります。
コツとしては、キャラクターごとに「モチーフ」を設定し、それにちなんだ名前をつけるというのが簡単です。
モチーフは動物や植物、色など様々考えられます。古典や神話などから拝借してもいいですね。
モチーフがキャラクターの隠れた性格や物語上の役割を反映すると、さらに面白いですね。
あえて印象と逆の名前にする
設定した性格や見た目の印象と真逆のイメージを持つ名前にする、というのも効果的です。
魅力的なキャラクターを作るコツは「ギャップ」をつくること。
テンプレ的なギャップ(ツンデレなど)しか思いつかない人は、名前からギャップを作ってみるのがおすすめです。
作品でモチーフを統一する
作品ごとにモチーフとなるジャンルを統一すると、それぞれのキャラ立ちがはっきりとします。
例えば「色」で統一する場合、
- 黒崎
- 白川
- 赤井
- 青山
- 黄原
など、色ごとのイメージを元にキャラクターの性格や役割を分けることができますよね。
古典や神話などをモチーフにする場合、元となる作品の登場人物の運命や関係性をキャラクターたちに反映させることも可能です。
専門用語を使う
特定のテーマを扱った作品(お仕事モノなど)を書く場合、登場人物たちの名前もそのテーマにちなんだものにするのがおすすめです。
それぞれのジャンルには専門用語がいくつかあるはずなので、それらを名前に使えないか検討してみましょう。
当て字を考える
カブりが少ないという意味でもおすすめなのがこちらの方法。
キャラクターを象徴する漢字などを設定し、そこからこの世に存在しない名前を作っていくのです。
明言はされていませんが、鬼滅の刃などもおそらくこのスタイルではないかと。
こんな方は、ありふれた名字や名前の漢字だけ変えてみると、手軽に個性的な名前を作ることができます。
- 多仲(たなか)
- 左塔(さとう)
- 太老(たろう)
試しに自分の名前でやってみると、厨二病感が出てなんとも複雑な気分になったり・・・。
音の響きだけで決めるのもアリ
由来などはとりあえず置いておいて、音の響きだけでネーミングを考えるというのも一つの手です。
先ほど紹介した「名前メーカー」は、こういった使い方に最適。面白い名前が思いついたら、そこからキャラクターを造形していくなんてやり方もありますしね。
その気になれば、由来なんていくらでも後付けできたりするものですよ。
ネーミングの参考になる情報サイト(データベース)7選
名字由来net
名字の由来や使用ランキングなどが調べられるサイト。
名字に隠された由来や意味からキャラクターの設定を考えたりするといいかも。
欧羅巴人名録
様々な国の膨大な量の男性・女性名がまとめられたサイト。
アルファベット等の綴りだけでなく、ちゃんとカタカナで読みが付いているのがありがたいですね。
さらに怪しい人名辞典
プロの研究家顔負けの詳細な名前データがまとめられたサイト。
それぞれの名前の読みやつづりだけでなく、由来・語源や歴史上の同名人物についてなど様々な情報を知ることができます。
ネーミング辞典
言葉の意味から様々な言語を逆引きできるサイト。
こちらもカタカナ読みが付いているので、語感がわかりやすくなっています。
色事典
色の和名・英名や見本などが一覧できるサイト。
色にまつわるエピソードや心理学的役割などのコンテンツも、キャラクター造形の参考になります。
365日の誕生日花・花言葉
誕生花や花言葉を調べることができる日比谷花壇の情報コンテンツ。
キャラクターの誕生日と性格を一致させたいときなどに使えます。
百菓辞典
お菓子にまつわる様々な言葉を調べることができるサイト。
スイーツ系の甘いイメージは女性名のモチーフにぴったりですね。
名前を思いついたら、必ずググってみよう。
キャラクター名を考えたら必ず行っていただきたいのが、すでに他の作品で名前が使われていないか?のチェックです。
ネーミングには思い入れがある作者も多く、気づかずにキャラ名がカブってしまうとパクリだと思われたり、文句を言われてしまう恐れがあります。
ほかにも、実在の人物に似た名前やモチーフにした名前をつけると、後々になって問題が発生するケースも・・・。
有名なのはポケモンの「ユンゲラー」ですね(ユリ・ゲラー裁判)
キャラクター名自体には(商標登録されていない限り)著作権などは存在しないようなのですが、やはり名前がカブってしまうのは、先達にも読者にもあまり良いイメージではありませんよね。
せっかくならどこにもない世界に一つだけの名前を作りたいもの。みなさんも様々なツールを活用しつつ、個性的かつ魅力的なキャラクター名を創り出していってください。