- なるべく正確に英語を日本語に翻訳してくれるアプリを探している。
- いくつか無料ツールを使ってみたけれど、翻訳精度がいまいちでビジネス等で使うのはちょっと不安・・・。
- 精度(正しさ)に定評があるおすすめの英語翻訳アプリや、うまく翻訳するコツを教えて!
そういった悩みをお持ちのあなたのために、数ある翻訳アプリの中から「正確さ」を基準に厳選したおすすめアプリ3つを紹介します。
「ほんやくコンニャク」がほしい・・・っ!
仕事やプライベートで英語の壁にぶつかるたび、そんなふうに思ってしまうのは、僕だけではないはず。
夢のひみつ道具は、未だ実現せず。しかし、テクノロジーの進歩はそれに近い未来まで僕らを運んでくれています。
そう。翻訳アプリの存在です。
みなさんが使っている代表的な英語翻訳アプリといえば、
- Google翻訳
- iOS標準の翻訳App
このどちらかではないでしょうか。
確かにこれらのアプリは無料のわりには使い勝手も良く、僕も重宝しているのですが、翻訳精度という意味では「まだまだ」と言わざるをえません。
というわけで今回は、翻訳精度の高さ(正確さ)を重視したおすすめの英語翻訳アプリを3つピックアップしてみました。すべて無料です。
翻訳アプリを使う際のコツについても解説していますので、この記事を読めばこれまでよりもずっと英語(英文)のハードルが低くなるはず。ぜひ最後までご覧ください。
スポンサーリンク
正確さに定評がある英語翻訳アプリおすすめ3選
DeepL
近年爆発的にユーザーを増やしているアプリがこちら。
独自のAIを搭載した翻訳精度の高さは、Google翻訳と比べてみると一目瞭然。驚くほど自然に、正しく文章を翻訳してくれます。
英語・日本語以外にも、
- ドイツ語
- フランス語
- スペイン語
- ポルトガル語
- イタリア語
- オランダ語
- ポーランド語
- ロシア語
- 中国語
など、全11か国語に対応。
セキュリティや対応フォーマットなどを強化した有料プランも用意されています。
いまのところデスクトップアプリ(Windows/OS)のみとなっていますが、スマホでもブラウザからサイトにアクセスすれば遜色なく使えます。
※Macユーザーの方は『PopClip』を入れておくと便利ですよ。
みらい翻訳
こちらも翻訳精度の高さで以前より評価が高いアプリ。
基本有料のサービスですが、「お試し翻訳」として同翻訳エンジンを利用することができます(2,000文字まで)。
言語は英語・日本語以外に、
- 中国語
- イタリア語
- スペイン語
- ドイツ語
- フランス語
- ポルトガル語
- ロシア語
これらに対応。独自に用語(訳例)を登録することもできます。
こちらも専用のスマホアプリはありませんが、ブラウザからアクセスすれば普通に使えます。
VoiceTra(ボイストラ)
音声翻訳に対応した無料のスマホアプリ。
対応言語も31種と非常に多く、翻訳精度も類似アプリの中では頭ひとつ抜けている印象です。
それもそのはず、こちらは国立研究開発法人・情報通信研究機構(NICT)の音声認識、翻訳、音声合成技術を活用しており、研究成果を試験的に無料で利用できるという形になっているから。
さすがに「ポケトーク」のような有料ツールと比べると若干見劣りするようですが、英語以外の言語にも強いので入れておいて損はないですよ。
[itemlink post_id="10778"]
なるべく翻訳精度を高くする6つのコツ
英語から日本語に翻訳する場合
短い文に区切って翻訳する
翻訳アプリの傾向として、文章が長くなるほど翻訳精度が落ちるというものがあります。
そこで、英語を日本語に直す際は、文章を文節単位で区切って、なるべく短文ごとに分けて翻訳するようにしましょう。
複数のツールを組み合わせて使う
どれだけ翻訳アプリの精度が高くても、ひとつのアプリに頼りきりというのは不安ですよね。
そこで、異なる翻訳エンジンを採用している複数のアプリで同じ文を翻訳し、比較するのがおすすめです。
訳文を見比べれば、英語初心者でも意味が理解しやすくなりますし、ミスも少なくなりますよ。
機械と人間の違いを意識する
翻訳アプリは「文脈」を読み取るのが苦手です。
- 意味構造が複雑な文章
- 専門的な前提知識が必要な文章
- 言外に伝えたいことがある文章
こういった文章を正確に翻訳することは、少なくとも現在のAIでは不可能です。
おおまかな内容を把握するだけなら、今回紹介したアプリでも充分対応できそうですが、ビジネス上でのデリケートな局面などでは、プロの人力翻訳サービスを利用したほうがいいでしょう。
日本語から英語に翻訳する場合
シンプルな構造・表現を心がける
日本語と英語は言語体系に大きな違いがあるため、特に翻訳が困難とされています。
その大きな原因のひとつが、日本語表現・意味の多様性です。
英文に翻訳することを前提とした文章を作成する際は、
- 構造が複雑な文
- 長文
- 意味が複数ある単語(「起きる」など)
これらはなるべく避けるようにしましょう。
句読点を正しく付ける
日本語では文節の区切り以外でも読点(、)を付けることがありますが、翻訳の際には混乱の元になるだけです。
また、文の終わりにはしっかりと句点(。)を付けておくと、アプリが構造を判断しやすいもよう。
同様に「ですます調」のほうが翻訳アプリの精度が上がる傾向にあるので、チェックしておきましょう。
なるべく自分で書く
原則として、ビジネスでは「アプリ丸ごと翻訳」は避けたほうがいいでしょう。
英語で書かれた文章を読むだけなら、おおよその意味が把握できればOKですし、何度も確認できるのでアプリでも対応できますが、こちらから英文で伝えるとなると些細な間違いも許されません。
英語に自信がない方は、できれば有料の人力翻訳(添削)サービスを利用するといいでしょう。
-
無料あり:英文校正(英語添削)サービス・アプリおすすめ7選【29種比較】
続きを見る
まとめ
今回は、正確さを重視したおすすめの英語翻訳アプリについて解説しました。
何度も書きましたが、わずかな間違いも許されないような重要なシーンでは、やはり無料アプリではなくちゃんとした人力の翻訳サービスを利用しましょう。
こういった方は、『EMEAO!』のような無料一括見積もりサービスを利用するのがおすすめです。
ほかにも『ココナラ』などのクラウドソーシングサイトでも、個人で翻訳してくれる方を見つけることができます。
しなくてもいいミスで仕事を台無しにしないよう、機械任せはほどほどに、上手に活用していきましょうね。