いますぐ文章が上手くなる方法は「型」「ツール」「リライト」の3つ

2020年4月17日

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読者
じっくりトレーニングして文章力をつけるのもいいけれど、今すぐに「上手い!」と言われる文章を書きたい!

こういった悩みに答える記事を書いてみました。

  • トレーニングなしであっという間に文章が上手くなるコツ
  • あなたの文章をいますぐ劇的に改善する手順

内容はこんな感じ。

僕自身、文才ゼロを自覚していますが、曲がりなりにもライター一本で生活できていますし、仕事相手に「どうしてこんなに速く上手い文章が書けるんですか?」と尋ねられることも多かったりします。

そのたびに「僕自身は大したことないんですけど・・・」と相手に説明している内容を、今回はまとめています。

ここで紹介する3つのコツさえ押さえておけば、練習せずともいますぐに「上手い」と言ってもらえる文章が書けるはず。ぜひお試しアレ。

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トレーニングなしであっという間に文章が上手くなるコツ

センスがなくても文章を上手くためのコツは、次の3つです。

  • 型(フレームワーク)を使う
  • ツールを徹底活用する
  • リライト(校正・推敲)しまくる

それぞれ詳しく解説していきます。

型(フレームワーク)を使う

読みやすく、説得力のある文章に大切なのは「構造(構成)」です。

正しい順序で論理的にまとめられた文章は、たとえ語彙力に乏しかったとしてもしっかりと相手の心に刺さります。

幸い、先人の残した文章の「型(フレームワーク)」がいくつもあるので、それらを元に文章を組み立てるようにしましょう。

  • PREP法
  • SDS法
  • CRF法
  • IREP法
  • TAPS法
  • DESC法
  • FABE分析
  • BEAFの法則
  • ホールパート法

こんな感じで型はいくつもありますが、とりあえずPREP法だけしっかりマスターしておけばOKです。

PREP法については↓の記事で詳しく説明していますので、よろしければあわせてどうぞ。

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文章が超わかりやすくなる「PREP法」とは?【使い方・トレーニング解説】

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ツールを徹底活用する

文章を書くのに特別ツールは一切必要ありません。ペン一本、標準のメモアプリ一つでOKです。

・・・ですが、せっかく便利なツールがいくつもあるのに、利用しないのはもったいないですよね。

とりあえず使ってみてほしい便利ツールは、以下の3つです。

  • 文章作成ソフト
  • アウトラインプロセッサ
  • 文章校正ツール

それぞれどんなツールか説明します。

文章作成ソフト

あなたはいま、どんなソフトを使って文章を書いていますか?

OS標準のメモアプリやテキストエディタ、Wordを当たり前のように使っている人は、他の文章作成ソフトも試してみることをおすすめします。

ポイントは「文章メモ」が保存できるソフトを選ぶこと。

使い方は次項で詳しく解説しますが、僕のおすすめは『Ulysses』というエディタです。

Wordでもいいですが、もう少しシンプルで使いやすいソフトを求めている人にぴったりですよ。

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有料ツールを代替できる文章作成ソフトおすすめ9選【無料でもOK】

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アウトラインプロセッサ

アウトラインプロセッサは、文章を「構造化」「階層化」できるツールです。

見出し(アウトライン)から文章を作成していく目的だけでなく、一度作成した文章の構造を見直す際にも非常に便利です。

僕のおすすめは『Dynalist』というアウトライナーです。

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文章校正ツール

文章校正ツールは、その名の通り文章を「校正」してくれるツールです。

様々な辞書や文章例のデータベースを元に、誤字脱字やタイプミスをあっという間に発見してくれるだけでなく、他の言い回しを考えたり、より説得力のある文章に直す際にも重宝します。

僕のおすすめは『文賢』という文章校正ツールです。

【無料/有料】現役ライターおすすめ日本語文章校正ツール9選【比較あり】
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リライト(校正・推敲)しまくる

文章はリライトを繰り返せば繰り返すほど良くなっていきます。

書いたばかりの原稿はたとえてみれば生まれたての赤ちゃんのようなもの。しっかりと手をかけて磨いていくことで、成長し、立派な文章となっていくのです。

リライトのコツは以下の3つ。

  • 「短文」「構成」「リズム」を意識する
  • 校正と推敲を分ける(推敲が先)
  • 項目ごとに何度も文章を読み返す

リライト項目はいろいろとありますが、それらを一度にまとめて直そうとするのではなく、項目ごとに一つ一つ集中して直していったほうが、結果的に作業は効率よく進みます。

↑のツールを活用すると、さらに便利ですよ。

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あなたの文章をいますぐ劇的に改善する手順

続いては、実際に3つのコツを用いて文章を改善するフローについて解説します。

手順はこんな感じ。

  • 文章の「企画書」をまとめる
  • テキストをアウトラインプロセッサにコピペして並べ替える
  • 文章作成ソフトにコピペしてリライトする

それぞれ詳しく解説しますね。

文章の「企画書」をまとめる

みなさんは文章を書く前に「企画書」を作っていますか?

なければ、いますぐに作成してみましょう。

書き出す項目はこの5つ。

  • 文章の目的
  • テーマ(重要キーワード)
  • 結論(自分の主張)
  • 根拠(客観的な信頼性)
  • 具体例(先行事例、経験談など)

これらはそのままPREP法に活用することができます。

企画書がまとまっていないと、書いているうちに話題や主張がブレたり、説得力がなくなったりしがちなので、面倒だと思っても用意するようにしてくださいね。

テキストをアウトラインプロセッサにコピペして並べ替える

企画書が用意できたら、書いた文章をアウトラインプロセッサに移し、段落や一文ごとに文章を階層化しながら全体の構成を見直します。

こうすることで、不要な文章や足りない情報なども明らかになってきます。

企画書にまとめた内容と比較しながら、階層化した文章を論理的に並べ替えていきましょう。

文章作成ソフトにコピペしてリライトする

構成がある程度まとまったら、文章作成ソフトに移って仕上げです。

↑で紹介した推敲のコツを参考に、文章を何度も読み返し、直していきます。その場で直さずに、修正ポイントをメモ欄に記入していく方法もアリです。

メモ欄には企画書もコピぺしておくのがおすすめ。

校正ツールなども適宜活用しながら、時間の許す限り何度も丁寧にリライトしていきましょう。

おまけ:3つのコツは「トレーニング」にも使える。

実は、この3つのコツ(型・ツール・リライト)は、文章力をアップさせるトレーニングにも役立てることができます。

リライトという作業は、それ自体が非常に効果的な訓練方法ですし、型やツールを使いこなせるようになっていくと、文章作成に大切なポイントというものが自然と身についていきます。

僕も、『文賢』という校正ツールを「文章講師」にして、なるべく指摘されない(叱られない)文章が書けるようにトレーニングしていました。

それなりのコストがかかるツールではあるのですが、教材代わりにもなると考えたら、以前よりずっとお得に感じるようになりました。

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型やツールを使うなんて邪道と考える人も中に入るかもしれませんが、少しでもハードルを低くして文章と向き合う時間を増やしたほうが、結果的に上達も早いのではないかと。

リライト作業が楽しくなってくると、文章の上達スピードは格段にアップします。

褒められる機会も多くなり、一石二鳥ですよ。

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