簡単に操作できて、コスパがいいSEOツールをお探しですか?
でしたら、この記事がきっと役に立ちます。
当記事では、GMO順位チェッカーの特徴や料金プラン、使用レビューを踏まえたメリット・デメリットなどをまとめています。
結論から先に書いてしまうと、僕個人としてはGMO順位チェッカーをメインサイトの順位チェックに使う予定は(今のところ)ありません。その理由は本文で。
とはいえ、ツールの機能自体は非常に優秀なので、メリットを活かしつつデメリットを解消するような賢い活用法も記事内で紹介できればと。
実際の順位チェック手順に沿って詳しい使い方を解説しているので、初心者でもすぐに自サイトのアクセスアップに役立てられるようになるはず。ぜひ最後までご覧ください。
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【2022年版】検索順位チェッカーおすすめ7選(無料あり)使い方も解説
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GMO順位チェッカーとは?
GMO順位チェッカーは東証プライム上場・GMOインターネットのグループ会社が運営するクラウド型SEOツールです。
- Google・Yahooの100位までの順位自動取得・追跡
- 期間や項目など細かく設定できるレポート作成・閲覧
- 指定キーワードの上位100サイトチェック
- グループ機能を使った競合サイト比較
など、単なる検索順位チェックツールとしてだけでなく、上位表示のためのSEO対策に欠かせない様々なデータを集められるのが大きな特徴です。
20,000社を超えるSEOサービス提供の経験・実績は伊達じゃないというわけですね。
なぜ、検索順位チェックツールを使うの?
Google検索結果で上位表示するためには、「狙ったキーワードで自分の記事がどの順位にランキングされているか?」をしっかり把握しておく必要があります。
順位は日々変動するので、毎日とは言わずとも2、3日に一回はすべてのキーワードに対する順位チェックが欠かせません。
しかし、膨大な量のキーワード順位を一つひとつ手動でチェックするのは不可能ですよね。
だからこそ、あらかじめ設定しておいた内容に合わせて自動で順位チェックしてくれ、一覧やグラフで推移を確認できる「検索順位チェックツール(順位チェッカー)」は、SEO対策には必須のツールと言えます。
GMO順位チェッカーの使い方【機能解説】
無料アカウント登録
まずはTOPページの「無料ではじめる」からアカウントを登録しましょう。
個人/法人を選択し、必要事項を記入します。
しばらくするとメールが届くので、本文内のURLをクリックすれば登録完了です。
念のためパスワードを変更しておきましょう。
新規登録(サイト・キーワード)
新しいサイトやキーワードの登録は、サイドメニューの「新規登録」から行います。
順位チェックしたいサイトの名前やURLを入力。
フォームにキーワードを入力し「完了」をクリック。改行で複数キーワードを一括登録できます。
検索順位チェック
メイン画面は「順位情報」から確認できます。
右上の「順位再取得」で手動チェックが可能です。
特定のキーワードだけに絞ってチェックすることもできます。
以降は、1日1回自動的に順位情報を取得してくれます。
順位情報(グラフ・履歴)
「順位情報」では、以下の4つのレポートが閲覧できます。
- 当日順位
- 順位履歴
- 順位グラフ
- 全グラフ
一覧画面は、表示項目を自由にカスタマイズしたカスタムビューを設定できます。
表示/非表示が設定できるのは以下。
- 当日順位
- 前日順位
- ランクインURL
- ランクインタイトル
- スニペット
- 簡易チャート
- マーク
- グループ
- 登録日
- サイト名
- URL
- キーワードメモ
- サイトメモ
レポート出力(PDF/CSV)
順位レポートはPDFとCSV形式の出力に対応しています。
PDFは表示形式や出力期間や範囲が細かく指定できます。
CSVは出力期間のみの対応です(項目も簡易設定が可能)。
サイト管理
サイト管理では、登録済みサイト情報の確認・編集や新規キーワード登録、サイトメモの入力などができます。
キーワード管理
キーワード管理では、グループ分けやマークの追加、メモの入力ができます。
グループ管理
キーワードをグループに一括登録したいときは、グループ管理メニューから行うと便利です。
メモ管理
登録済みメモの閲覧・編集や、新規サイト・キーワードメモの入力は、メモ管理から行います。
マーク設定
ユーザー個別設定(右上アイコン) › マーク設定
マークの編集は上記から。色ごとに独自の名前がつけられます。
通知設定
指定した順位にランクインした際に、通知を送るように設定できます。
サイト全体以外にも、特定のグループやマークに限定した独自の通知設定も可能です。
外観設定
ライトモード/ダークモードの切り替えが可能です。
インポート(CSV)
他の順位チェッカーのランキングデータをインポートすることも可能です。
現在はGRCとRankTrackerのみ対応ですが、セルの値を揃えればおそらく別のツールからも取り込めるかと。
【使用レビュー】GMO順位チェッカーのメリット・デメリット
実際に使ってみた感想として、GMO順位チェッカーのメリットはこんな感じ。
メリット
- 料金プランが豊富
- WindowsでもMacでも、スマホでも使える
- ずっとパソコンやソフトを起動させておく必要がない
- キーワード/日付ごとにメモが保存できる
- 無料トライアル期間が長い(90日間)
逆にデメリットとしては、
デメリット
- キーワード調査ツールやサイト分析ツールなどは付いていない(難易度チェックは可能)
- データが運営側で二次利用される可能性がある
個人的には、2番目が気になるところ。
第21条(利用者データの二次利用使用許諾)
利用規約
1.利用者は、当社が、本サービスの提供を通じて取得した利用者データ(次項に定義し ます。)を収集し、保存することを許諾するものとします。ただし、利用者データには、個人情報は含まないものとします。
2.利用者データは、以下のデータとします。
(1)当社がツール(Google アナリティクス、Search Console、F-Station、GMO順位 チェッカー、Clarity 等)を利用することによって取得した、利用者の登録ウェブサイト に係るアクセス解析データ、分析データ及び順位計測データ
(2)前号の方法によらず利用者が当社に開示した、利用者の事業に係るデータ
(3)前二号に定めるデータを加工・分析・編集・統合等することによって派生したデー タ(以下「派生データ」といいます。)
3.利用者は、当社と当社のサービス利用者が、利用者データを次に定める目的で使用す ることを許諾するものとします。
(1)本サービスを含む当社サービスの改善及び品質の向上
(2)マーケティング及び市場調査
(3)サービスの企画、新規開発
(4)営業、販売促進活動
(5)前四号の他、当社サービスを提供する為に当社が必要と判断すること
個人情報を除外するとはいえ、順位データ等を勝手に利用される可能性があるのはちょっと面白くないですよね・・・。気にならない人もいるでしょうけど。
GMO順位チェッカーが向いているのはどんな人?
これらを踏まえて、管理人が考えるGMO順位チェッカーが向いているのはこんな人。
比較的に中・小規模のサイトやブログを運営していて、できるだけ手軽でコスパの良い順位チェックツールを探している人
前項のデータ二次利用が気になる人は、別の項で解決策を紹介しているので、ぜひチェックを。
競合ツール比較(GRC・Nobilista)
インストール型/クラウド型の順位チェッカーでそれぞれ先行しているGRCとNobilistaを、GMO順位チェッカーと比較してみました。
GMO順位チェッカー | GRC | Nobilista | |
---|---|---|---|
タイプ | クラウド型 | インストール型 | クラウド型 |
料金 | 485円/月〜 | 495円/月〜 | 990円/月〜 |
キーワード数 | 100〜 | 500〜 | 150〜 |
サイト数 | 5〜 | 5〜 | 3〜 |
グループ | ◯ | ◯ | ◯ |
マーク/タグ | ◯ | ◯ | × |
メモ | ◯ | ◯ | △(日付なし) |
検索ボリューム | × | × | ◯ |
難易度チェック | × | × | ◯ |
対応端末 | Windows Mac Linux ChromeOS iPhone iPad Android | Windows | Windows Mac Linux ChromeOS iPhone iPad Android |
複数端末 | ◯ | × | ◯ |
2022年5月ローンチという後発サービスだけあり、競合ツールを徹底的に分析しつくしているというのが管理人の印象です。
機能といい料金プランといい、非常にバランスが良い塩梅になっているので、万人にオススメできますね。
インストール型のWindowsソフトでもかまわなければGRC、クラウド型で検索ボリュームや難易度のチェックツールもほしい人はNobilistaを選ぶのもいいかもしれません。
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GMO順位チェッカーを活用して上位表示するコツ
- 小規模なニッチサイトや競合サイトの情報収集・分析にのみ利用する
- グループやマークを細かく設定する
- キーワードごと/日付ごとにこまめにメモを残す
個人的にGMO順位チェッカーは、(前述の二次利用関連から)データの機密性にこだわらない小規模なニッチサイトか、競合サイトの順位チェック用途に使うのが特におすすめです。
競合サイトの記事URLやキーワードを集めるならOctoparseが役立ちます。
キーワードごとにグループやマークが別々に設定できるので、それぞれの記事の特徴ごとに細かく設定しておくと、後からフィルタリングできて便利ですね。
日付ごとに気づいた点やリライトの内容などは、都度細かく保存しておくと後から分析しやすいですよ。
GMO順位チェッカーの価格・料金プラン
項目 | プロ100 | プロ1000 | エージェンシー5000 | エージェンシー10000 |
---|---|---|---|---|
料金 | 485円/月 | 980円/月 | 1,485円/月 | 1,980円/月 |
キーワード数 | 100 | 1000 | 5000 | 10000 |
サイト数 | 5 | 50 | 250 | 500 |
公式は「プロ1000」を推しているようですが、「プロ100」で充分かも。
無料版と有料版の違い
GMO順位チェッカーの無料版(フリープラン)は、機能的には有料版(プロ100)とまったく同じです。
利用期間が90日間(3ヶ月)に限定されているので注意。トライアル期間としては破格なほど長いですけれどね。
【おまけ】GMO順位チェッカーをお得に購入する(安く買う)方法
GMO順位チェッカーは月額課金(月払い)のほかに、年一括払いにも対応しています。
こちらだと2ヶ月分料金がお得になるので、1年以上使い続けるつもりの人はこちらを選ぶのがおすすめですね。
まとめ
GMO順位チェッカーは、大手企業が競合ツールを徹底分析したうえで出してきたであろうサービスだけあり、かゆいところに手が届く完成度の高い仕様になっています。
料金プランも、クラウド型順位チェッカーにはめずらしく月485円から利用できるなど、徹底して手軽さ・使いやすさを追求している印象です。
3ヶ月という長い無料トライアル期間も、使えば必ず納得して利用し続けてもらえるという運営側の自信が感じられます。
どうしても順位データを運営側に使われたくない(二次利用されたくない)・・・という人は、競合サイト追跡に利用するのがおすすめですね。
競合サイト分析ならキーワード数が絞れますし、一番安いプランでも5つまでサイト登録できますよ。
いろいろ書きましたが、せっかくここまで記事を読んでくださったのなら90日間の無料トライアルだけでも、ぜひ一度体験してみてほしいところ。
最終的に他のツールに決めるにせよ、GMO順位チェッカーのたっぷり試せる無料体験版は、機能比較のベンチマーク(比較対象)として非常に有用です。
こういったトライアル期間はある日突然短くなったり、なくなってしまったりという可能性もゼロではない(例:ネットフリックスetc…)ので、チャンスを逃さないよう、行動はお早めに。
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【2022年版】検索順位チェッカーおすすめ7選(無料あり)使い方も解説
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