- SEOに本格的に取り組みたいけれど、何から手をつけたらいいのかわからない・・・。
- 検索順位チェックツールもたくさんあって、どれを使えばいいのやら・・・。
- 一番のおすすめ検索順位チェッカーを教えて!
こういった悩みに答える記事を書いてみました。
- おすすめの検索順位チェックツール(有料/無料)
- 【体験談】管理人が実際に使っているツールは?
内容としてはこんな感じ。
これまで様々なSEOツールを試してきた管理人が、おすすめの検索順位チェックツール20種を比較し、もっともおすすめなツールを1つ選んでみました。
Webマーケティングの本質はSEO。そしてSEOの本質は、検索順位を逐次チェックしながらコンテンツの改善を続けることにあります。
ネットでアクセスを増やしたり、収益をアップさせたい人にとって、欠かすことのできない検索順位チェックツール。今回紹介する中で気になるものがあれば、ぜひいますぐにでも試してみてくださいね。
SEO対策で一歩リードしたい方に。 続きを見る
有名企業も採用している高機能SEOツールが個人でも手軽に利用できるRank Trackerが特におすすめ。無料体験版もあるので、ぜひ今すぐお試しあれ。
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おすすめの検索順位チェックツール(有料)
Rank Tracker(Mac・Windows)
結論から先に言ってしまうと、僕は最もおすすめする検索順位チェックツール(検索順位チェッカー)は、このRank Trackerです。
Rank Trackerが「神SEOツール」である5つの理由【使い方解説】
検索順位チェック機能としては、
- プロジェクト(サイト)ごとの管理
- 複数キーワードの一括登録
- キーワードのグループ分け&タグ付け
- 順位推移をグラフ表示
- スケジュール設定による毎日の自動チェック
- 変更履歴などのメモ保存
- ホーム画面の表示カスタマイズ
といった必須機能はすべて完備。なによりチェックスピードが爆速です。
さらに、こんな便利な機能も。
- 強力な競合分析ツール
- 自サイトのドメイン強度や簡易バックリンク調査
- Google Analytics/Google Search Console/Google Ad Plannerとの連携
特に、3つめの連携機能が非常に有用で、これによってRank Trackerは単なる順位チェックツールから、
- 狙ったキーワードのボリュームや競合性の確認
- 検索結果から実際のアクセスの「質」まで分析
- 隠れた有用キーワードを発見し、新しいコンテンツを追加
といったキーワードプランナーやBIツール的な総合Webマーケティングソフトへと進化してくれます。
料金は年間149ドル。上位プランは企業向けなので、アップグレードしないでOKです。
ソフトをダウンロードすると、とりあえず無料ライセンスで利用ができますが、Captcha(スパムチェック)対策がないため、あまりキーワードが登録できません。実際に使用する際はしっかりライセンスを購入しましょうね。
GRC(Windows※)
Rank Trackerと並んでよく比較されるのが、このGRCです。
複数プロジェクトの管理、グループ分け、順位推移のグラフ表示、スケジュール設定による自動チェック、変更履歴等のメモ保存、競合分析など、検索順位チェックツールに必要な機能はほぼすべて搭載しています。
ただし、他ツールとの連携機能が弱く、キーワードのボリュームやSEO難易度を調べたり、Search ConsoleやAnalyticsと連動させて包括的にアクセスアップ戦略を練るといったことが難しいため、その点ではRank Trackerに軍配が上がります。
料金はキーワード数500まで(サイトは5つまで)の最も安いプランで年間4,500円。※モバイル検索対応版は別料金なので注意。
インストール型では珍しい純国産のツールなので、そのあたりに安心感を覚える方はこちらを選ぶといいかも。
※BootcampやWineを使えばMacでも使用できますが、それだとどのWinソフトにも言えることなので、ここではあえて除外しています。
RankGuru SEO
Macで検索順位チェックツールを探している方がRank Trackerの対抗馬として挙げることが多いのが、RankGuruです。
860円という低価格(しかも買い切り)でサイト・キーワード数無制限と、一見非の打ち所がないツールに思えるのですが、登録キーワードが増えてくると、スパムチェックが頻繁に出てくるようになってしまいます。
初心者がお試し感覚で使うツールとしては手軽でおすすめですが、本格的にSEOに取り組みたい方は別のツールを選んだほうがいいでしょうね。
SERPROBOT
ここからはいわゆる「クラウド型」と呼ばれる検索順位チェッカーになります。
クラウド型はインストール型と違い、ブラウザから利用できるのでOSや使用マシンを限定せずに済むというメリットがあります。
そのぶん料金がインストール型と比べて割高なのがデメリットなのですが、こちらのSERPROBOTは年間59.88ドル(キーワード300個まで)と比較的リーズナブルな価格設定になっています。
グラフ表示やタグ・メモ保存、CSV出力など、最低限必要な機能はおおよそ搭載されているので、どうしてもクラウド型を利用したい個人の方などはこちらを選ぶのがおすすめですよ。
AZC
とにかく安いクラウド型検索順位チェックツールを探している、という方にはAZCもおすすめです。
50キーワードまでなら年額2,980円という非常にリーズナブルな価格で利用できるのが大きな特徴。
検索エンジンがYahoo!のみだったり(Yahoo!はGoogleのエンジンを使用しているので問題ないかと思いますが)、スマホ検索には対応していなかったりと、機能は最小限に限定されてしまいますが、安価でクラウド型ツールのメリットを享受したい方は試してみては?
GyronSEO
国内のクラウド型SEOツールの中でも有名なのが、GyronSEOです。
こちらは個人で利用するというより、企業のWebマーケティング担当者などが導入を検討するようなタイプのツールになるかと。
Google Analyticsとも連携が可能。検索順位チェックだけでなく、内部SEO施策をチェックできるページ分析ツールや、テキスト分析ツールなども付いているのも大きな特徴です。
最も安いプランだと月額500円から利用できますが、登録できるキーワーが10個までなので、本格的に導入するなら160個まで登録できる「スタンダード(月額9,600円)」か、300個までの「プレミアアム(月額16,800円)」を選ぶことになるでしょうね。
BULL
GyronSEOと並んで候補に上がりやすいクラウド型検索順位チェッカーが、こちらのBULLです。
検索順位チェックツールとしての機能は申し分なし。GRCなど他のツールで取得した順位データをインポートできます。
特徴としては、社内や顧客等とデータ共有しやすく作られているのがポイント。自社コンサルティングサービスなどと組み合わせて使うのもいいかもですね。
料金は最も安いプランで月額1,150円から。こちらも登録キーワードが少なめ(30個まで)なので、適宜上位プランを検討しましょう。
キーワードファインダー
単なる検索順位チェックツールの枠を超えた、SEOツール全部乗せといった感じのサービスが、キーワードファインダーです。
おすすめキーワードやそのボリューム・SEO難易度なども自動取得してくれるので、キーワード選びに悩む方にはありがたいかも。
また、競合サイトのコンテンツ解析や自ページとの比較なども自動で行ってくれるなど、まさに至れり尽くせり。
個人的には、こういった分析は(特に慣れないうちは)なるべく自分の手でやったほうが身になると思いますが、時間的に余裕がない方などは喉から手が出るほど欲しい機能ではないでしょうか。
料金は月額50,000円となかなかの高級ツール。手厚いサポートを求める方には必要なコストと言えるかも?
DemandMetrics
DemandMetricsも、統合型SEOツールの一つです。
検索順位チェックツールをはじめ、キーワードサジェストや被リンク解析、内部SEO分析など、様々な角度から総合的にSEO施策を行うことができます。
料金はサイトに公開されていませんが、最も人気のプロフェッショナルプランが月額10万円ほどのもよう。こちらも企業向けのサービスですね。
Paddle SEO
単に検索順位を上げるだけでなく、オーガニック検索からコンバージョンへと確実に結びつけていくためには、Google AnalyticsやSearch Consoleなどの他ツールとの連携が欠かせません。
Rank Trackerの項でも説明しましたが、これをクラウド型ツールで実現できるのがPaddle SEOです。
一般的な検索順位チェックツールと異なり、Google Search ConsoleのデータをもとにBIツール等と組み合わせることで、それぞれの弱点を補い、強みを生かしているこちらのツール。
料金は100キーワードまでのライトプランが月額98,000円からとなっているようです。
おすすめの検索順位チェックツール(無料)
Serposcope
無料の検索順位チェックツールで、そこそこ本格的なものを。となると、ほぼこのSerposcope一択となります。
無料ツールのほとんどは、登録できるサイト数やキーワード数に制限があり、実用には程遠いものばかりなのですが、こちらは無制限で登録が可能です。
さらにRankGuruなどと違い、スパムチェックなどで手を煩わせることもなく、毎日1回自動的にすべてのキーワードの順位をチェックしてくれます。
ただし、エラー発生率が非常に高いというデメリットも・・・。
エラーをできる限り少なくするには、1回ごとの検索に充分な時間感覚をとる必要があり、キーワード数が多くなってくると一晩かかってもチェックが終わらない、なんてことにもなったり。
機能もあくまで純粋な順位チェックのみ。本格的な分析や戦略を練るにはちょっと物足りないと感じる人も多いかも?
Serposcopeを1年間使って気づいたメリット・デメリット【使い方】
Google Search Console
Googleが提供している無料の検索順位チェックツールが、このGoogle Search Consoleです。
検索エンジンそのものを運営している会社のツールだけあり、そのデータの正確性は疑問の余地なし。インプレッション数やCTR(クリック率)といった他では見られない情報も確認できます。
ただし、これはあくまでも「線」ではなく「点」として現時点での検索順位を把握するためのツール。狙ったキーワードの推移を見ながら戦略を練るといった用途にはあまり向いていません。
それらを抜きにしても、クローラーを促したり(Fetch)やエラー・ペナルティの通知といった機能は非常に有用なので、サイトを作ったら必ず登録だけはしておくようにしましょう。
SEOチェキ!
1つのURLにつき3つのキーワードまでを同時に順位チェックできるツールです。
内部SEOやキーワード頻度などをチェックできるツールもあるので、SEOをあれこれ試してみたい初心者におすすめです。
SEO TOOLS
1つのURLにつき3つのキーワードまで順位チェックができます。
こちらも同じサイト内で様々なSEOツールを試せるのであわせてチェックしてみてください。
MAIL REPORT
↑の会社が提供している無料のメール通知サービス。
指定したURLとキーワードの順位チェック結果を、3日に1度メールでお知らせ。前回との比較ができるのも便利ですね。
順位チェック300(ohotuku.jp)
1URL3キーワードと定番ですが、こちらは300位まで順位チェックできるのが大きな特徴です。
履歴も保存されるため、毎日手動でチェックするのもいいかもですね。
SEOピッシュ
こちらは1URLにつき10個まで同時にキーワードの順位チェックが可能です。
簡易的なアドバイスも表示されるので、よろしければご参考に。
検索順位チェッカー
同時チェックできるのは1URL5キーワードまで。
スマホ版もチェックできたり、結果をCSVダウンロードできるのは便利ですね。
ランキングチェッカー
1URL5キーワードまでの順位チェックツール。
Google、Yahoo!、Bingの検索結果がまとめて表示されます。
FunkeyRanking
こちらも5キーワードまでまとめて順位チェックができます。
対象キーワードで上位100サイトのタイトルとdescriptionが一覧表示できるのもポイントです。
【体験談】管理人が実際に使っているツールは?
すでに結論は書いてしまっていますが、現在僕は
RankTracker
を使っています。
ここにたどり着くまでは、紆余曲折がありました。
様々なツールを試してはみたものの、なるべくお金をかけずに済ませたかった僕は、(前述したように)少し前までSerposcopeを使っていました。
Serposcopeは他の無料ツールと比べても圧倒的に便利ではあったのですが、無料ツールはやはり無料ツール。やはり様々な問題があったんですよね(詳しくは↑のツール説明に書いてあります)。
それでも誤魔化し誤魔化ししながら、長いこと使い続けていましたが、結局にっちもさっちもいかなくなり、泣く泣く無料ツールを諦めることに・・・。
そこで、有料ツールの中でも特に良さげだったRank Trackerを思い切って本格導入してみたのですが、結果としてはこれが大正解でした。
無料ツールを騙し騙し使い潰してきたからこそわかる、有料ツールならではの便利機能の数々。驚くほどの時短効果。そして、圧倒的な結果へのコミット力。
有料ツールを導入したことによるモチベーションアップ効果も相まって、以前よりもコンテンツ制作効率が格段にアップし、様々な角度からの詳細レポートをしっかりと改善(リライト)へと反映させることで、目に見えてぐんぐんと順位が上がってきます。
結果として、料金分なんてあっという間に回収していました。
いまでは「もっと早くから導入しておけば・・・」と後悔する有様です。
「検索順位チェックツール」と一言で言っても、ツールによってできることは実に様々。SEOに本気で取り組むなら、相応の機能をしっかりと搭載したツールを選ばないと、せっかくの時間や手間が無駄になってしまいます。
みなさんは僕のような遠回りをせず、賢いツール選びをしてくださいね。