文章の書き方

【大人の長文暗記】長い文章を暗記する方法+暗記アプリおすすめ5選

memorization

あったらいいなと誰しもが考える「記憶力」。学生から社会人まで、記憶力が良い人は「デキるやつ」というイメージが根強いですよね。

昨日の夕食も思い出せないことがあるほど記憶力に定評のある@orikasseですが、こんな僕でも試験やスピーチなど暗記が必要な数々のシーンをこれまで大過なく(?)乗り切ってきました。

というわけで、この記事では、僕が昔教わって身につけた長文暗記のテクニックについて解説してみたいと思います。

実は、長文暗記って文章力アップにも役立つんですよ?

長文暗記が役立ついろいろなシーン

スピーチ・講演

手元に原稿を置いて話すこともできますが、やはり文章をしっかりと暗記して、聴衆へしっかりと視線を向けたまま語られた内容のほうが説得力があります。

資格取得

司法試験や公務員試験など、難しい用語や条文を覚える必要のある資格には、テキストをまるごと暗記できるスキルは非常に重宝します。

文章力トレーニング

意外とおすすめなのがこちら。

文章力を高める一環として、お手本となる文章を何度も読むという方法がありますが、この際に文章を暗記してしまえば、手元に本がなくてもどこでも諳んじることができます。

長文暗記の手法は文章を深く読み込む作業と同義なので、自然と書くスキルもアップするのもポイントです。

長文暗記3つのポイント

一度にすべてを覚えようとしない

長文暗記と聞くと、最初からすべての文章を一字一句間違えずに覚える、という印象を持っている方もいるかと思いますが、このやり方は効率的ではありません。

長い文章を暗記する際も、文章を段落ごとに細かくわけ、一文ずつ覚えていったほうがスムーズにいきます。

最初のうちは細かな間違いは気にせず、文章全体の雰囲気や要旨をしっかりと掴むことが重要です。

さらに、それぞれの文章同士の関係性なども意識しながら読むと、さらに理解が深まります。

五感を使って覚える

単なる黙読よりも、声に出して読んだほうが記憶が深まります。

朗読アプリなどを使って耳からも文章を覚えるようにする方法も、手が離せないときも暗記ができて効果的です。

さらに文章によって「自分がどう感じたのか?」という感情にも着目すると、より内容が深く心に刻みこまれます。

リズムや抑揚を付けてみたり、即興で歌を作ってみるなんて言うのも、冗談みたいですが効果があるみたいですよ。

定期的にアウトプットする

記憶というのは思い出す作業によって定着します。

よって一度覚えた文章は定期的に書き出してみたり、声に出してみるのがおすすめです。

記憶する⇢思い出す

常にこれをセットで行うよう意識しましょう。

具体的な長文暗記のフロー【6ステップ】

1.文章を分解する

まずは覚える文章を段落や一文ごとに分解する作業から始めましょう。

やり方は非常に簡単。改行や句読点ごとに文章を区切っていく、これだけです。

この作業はアウトラインプロセッサを使って行うと便利です。

無料で使えるおすすめのアウトラインプロセッサー11選【小説家・ライター向け】

2.文章構造を調べる

段落や一文ごとに文章を分解できたら、次は文章全体の構造をチェックしましょう。

それぞれの段落・文にはしっかりと「役割」があり、手本(問題文)となるような文章は、必ずしっかりとした論理構造で文章が並べられています。

PREP法などの代表的なフレームワークは、あらかじめて身につけておくのがおすすめです。

【PREP法】簡単に「文章構成力」をアップさせる2大テンプレート【起承転結】

3.文章マップをつくる

時間に余裕がある人は、さらに詳細な「文章マップ」を作ってみましょう。これはノートをまとめる感覚に近いですね。

個々の文の関係性を矢印などを交えて一枚の紙にビジュアルで表現し、補足情報や自分なりのコメント・感想などを添えてまとめ直します。文章に対して「ツッコミ」を入れる感覚で、どんどん思ったことを感情豊かに書き足していきましょう。

この作業にはマインドマップアプリが便利です。

マインドマップは役に立たない?効果的に使うための3つの方法【アプリは使っちゃダメ】

4.一文ごとに覚える

ようやく暗記の開始です。

とはいっても、これまでの作業で文章全体に対する理解はかなり深まっていますので、おおまかなニュアンスを覚えるのはそれほど苦労しないはず。

一字一句間違えずに丸暗記する必要がある場合は、まずはざっくりとした要旨の確認から、徐々に細かな言い回しなどの詳細に集中していくようにしましょう。

5.思い出して書いてみる

エビングハウスの忘却曲線あたりを参考に、定期的に文章を思い出して書き出したり、暗唱してみましょう。

このとき、わからないところがあってもすぐに元の文章を確認しようとはせず、まずは一通り覚えている限りの文章を頑張って書き出すのがコツです。

前述したように、記憶は必死に思い出す作業によって定着しますからね。

6.文章を音声化してスマホに入れておく

上記の作業と並行して行ってほしいのが、テキストを音声変換し、スマホに入れておくというもの。

こうすることで、電車の中などでも暗記学習ができるだけでなく、聴覚からのインプットにより一層記憶が定着しやすくなります。

テキストの音声化については、↓の記事で詳しい方法を解説しています。

【文章⇢音声】テキスト読み上げアプリ・サイト15選【無料・有料】

一夜漬け暗記のコツ

じっくり文章マップを作成したり、何度も復習する時間がないという人に、一夜漬けのテクニックも紹介。

コツはたった一つ。それは、寝る直前に集中して暗記を行うことです。

記憶は眠っている間に整理・定着が行われるため、余計な情報が入ってこないように、必要なものを暗記したらすぐに寝てしまうのが定石です。

ほかにも、

  • 覚える範囲やレベル(どのくらい厳密に暗記するか?)を最低限にする
  • 暗記はひたすら音読・模写⇢復習・暗唱を繰り返す。

ポイントはこんなところでしょうか。

いずれにせよ、一夜漬けはあくまで短期記憶でしかないので、実用的な学習という意味ではあまりおすすめできませんけれどね。

おすすめの暗記アプリ5選

Anki

オリジナルの単語帳が作れるアプリ。忘却曲線に従って、1分・10分・2日といった間隔で復習を自動で行うこともできます。

クロスプラットフォームアプリ(Windows/Mac/iPhone/Android/Linux)なので、PCで作成した単語帳をスマホで確認したり、データが同期できるのもポイント。

文章を覚える場合は、ヒントや自分の感想などをセットで書いておくといいかもしれませんね。

Anki‎App StoreGoogle Play

暗記マスター

写真撮影した教科書やPDFにマーカーを引いて、独自の問題集が作れるアプリ。

長文暗記では、難しい専門用語や間違えやすい単語にマーカーを引くようにするといいでしょう。

‎暗記マスター

Workflowy

文章を段落や一文ごとに区切り、階層化するのに便利なアウトラインプロセッサ。

複数のテキストを管理したい人には、『Dynalist』もおすすめです。

WorkFlowy

XMind

文章を視覚化するのにピッタリなマインドマップアプリ。

イラストも挿入できるので、できるだけビジュアルで表現するのがコツです。

XMind

ゆっくり棒読みトーク

入力した文章を読み上げてくれるアプリ。

音声ファイルとして保存しておけるので、一文ごとに保存して何度も聞くのがおすすめです。

‎ゆっくり棒読みトーク

暗記は「心」に刻み込め!

暗記というと受験勉強のイメージがどうしても強いものですが、最初にも書いたように長文暗記の作業は、文章の理解を深めていく作業でもあります。

普通に読んだら読み飛ばしてしまったり、意識しないような細かな表現のニュアンスや、全体の構造、それぞれの文・言葉の役割に至るまで、一つ一つとしっかりと向き合うことで、はじめて文章を自分のものにすることができます。

単なる試験対策なら、短期記憶の一夜づけでもいいですが、どうせ時間を使って勉強するなら、しっかりと自分のスキルアップに役立てたいですよね。

みなさんもお気に入りの名文を選んで、長文暗記にチャレンジしてみてはいかが?

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書く人。広告コピー・コラム・小説など、いろいろ書いてます。 ※noteで即興ショートショート執筆中。

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