「ステノワード」って何? 購入方法や値段、使い方まとめ【速記キーボード】

2019年11月6日

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stenoword

前回、速記に関する情報を調べ直していた際、速記専用のキーボードなるものがあることを発見しました。

というわけで、この記事では速記用キーボードの代表格である「ステノワード(StenoWord)」について調べた情報をまとめてみました。

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ステノワード(StenoWord)とは?

引用:写真で見る速記(ステノワード)

ステノワードはその名の通り、ステノグラファー(速記者)のために作られた速記を行うための特殊なキーボードです。

速記者の中でも「ステノキャプショナー」と呼ばれる字幕製作者が主に使っているもよう。テレビ番組で生放送にもリアルタイムで字幕が付いていますが、あれを入力しているのがステノキャプショナーです。

ステノワードの使い方

写真でもお分かりの通り、通常のキーボードとは大きく違ったつくりになっているのが特徴。

ステノワードは文字入力用のキーが10個(母音5個+子音5個)しか存在しません。入力はこの10個のキーと下にある4個のキーを組み合わせて行います。

ポイントはこの組み合わせのパターンのバリエーションが非常に豊富なこと。一文字ずつの入力だけでなく「こういう」「まいにち」といった単語も、これらのキーの組み合わせで一瞬にして入力することができます。

例)ある + ました ⇢ ありました

その種類はテキスト数冊ぶんにも及び、これらをマスターすれば1分間に300文字という驚異的なスピードで文章タイピングが可能になります。

ステノワードの購入方法

以前は、一般販売も行っていたそうなのですが、どうやら現在は売っているショップが存在しないようです。※ヤフオクやメルカリでも出品している人が皆無という……。

ステノグラファーの専門学校である「スピードワープロ学院」に入学すれば、おそらく手に入るのではないかと。独学が難しそうなツールですし、後々仕事をすることも考えると、本格的なプロを目指す人はこちらを検討したほうがいいかもしれません。

スピードワープロ – 1秒間に5字打つ

それ以外の方は、オークションに出品されるのを気長に待つしかないもよう。

毎日オークションサイトをチェックするのが面倒な方は、出品アラート機能や複数のショッピングサイトの横断検索ができる『 オークファン 』に登録しておくのがおすすめです。

ステノワードの値段(新品/中古)は……?

購入方法がほぼ皆無ということで、価格に関する情報も正確なものはわかりませんでした。

噂では、一台20万円以上するのだとか……。入手難度の高さだけでなく、こちらの面でもハードルが高いですねぇ。

やっぱりオークションに手軽な中古品が出てくるのを待つしかないのかなぁ……。

自作できる?エミュレータはないの?

調べてみると、通常のキーボードを使ってステノワードのキー配列をエミュレートしようと試みた猛者が何人かいるもよう。

Text Expansion でステノワードを実現できないかな、という話 - stamemo
ステノワードを親指シフトにリマップしてみる - 錬金術師の実験室
機械速記配列 Windows版 | ソクタイプ sokutype ステノタイプ stenotype(※Internet Archive)

手に入らないなら、自分で作ればいいじゃない。実にクリエイティブで素晴らしい考えですが、僕にはちょっとハードルが高いかなぁ。

親指シフト(Nicola配列)のように手軽に導入できるエミュレータ(ソフト)があるといいんですけどねぇ……。

他にもある?速記タイプライター(ステノタイプ)+速記入力方式

はやとくん

こちらも情報が非常に少ないのですが、どうやら裁判速記官が主に使用しているステノタイプと組み合わせた日本語入力システムのようです。

ステノグラファーは「はやとくん」、ステノキャプショナーは「ステノワード」といった感じで棲み分けが行われていたのでしょうかね。

WinJpnkey

「はやとくん」の開発者が考案したという日本語入力方式。

日本語の文章作成により特化したキー配列になっているのが特徴で、慣れればかなり高速で文字入力が可能になるもよう。

Google日本語入力やキー配列変更ソフトを使うことで、手軽に導入することができるようです。

日本語のためのローマ字配列

親指シフト

おそらくこの分野では最もメジャーなのが、こちらのキー配列ではないでしょうか。

さすがにステノワードほどの速さは望めませんが、一般的なJIS配列に比べると打鍵回数をぐっと減らすことができます。

エミュレータを導入すれば今使っているキーボードを親指シフト(Nicola配列)に変更することも可能です。

ブロガーや小説家専用の速記キーボードがほしい。

いろいろと調べてみましたが、僕らライターが速記タイプを行うには、やはり「親指シフト」が最も現実的な選択肢なのではないかという結論になりました。

ステノワードで高速入力を行っている動画などを見ると、「あんな速度でタイピングできたら文章作成がもっと効率的になるのになぁ……」と憧れますが、あれはあくまで字幕制作に最適化されたもの。ブログ記事や小説を執筆するにはあまり向いていないような気もしますしね。

いっそのこと、作成する文章のジャンルに応じて速記に向いたキー配列や専用のキーボードを考えると面白いかも。……いちいち覚えるのが面倒かなぁ。

普段のタイピングを少し早くするコツは↓の記事でまとめていますので、よろしければ合わせてどうぞ。

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なんやかんやあって請負ライター→ふと思い立ち小説家→クライアントワークに疲れて専業ブロガー→現在広告コピーやセールスレター、コラムなど色々書いて生きてます。

※趣味でnoteにショートショート執筆中。

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