- タッチタイピングの練習がしたいけれど、すぐに飽きてしまって長続きしない・・・。
- 練習ソフトやゲームも試してみたけれど、なかなかスコアが上がらなくて・・・。
- 効率的なタッチタイピング(ローマ字入力)のおすすめ練習方法を教えて!
こういった悩みに答える記事を書いてみました。
間違った練習方法を続けていると、いつまで経ってもタッチタイピングが上達しないばかりか、妙な癖が付いてしまいかえって逆効果です。
そこで、この記事ではタッチタイピングがなかなか上達しない理由であるNG練習方法に加えて、おすすめの正しいタッチタイピング練習方法を具体的なステップでまとめています。
- タッチタイピングが上達しない理由【NG練習方法】
- 具体的なタッチタイピング(ローマ字入力)の練習方法【5ステップ】
- タッチタイピング練習を継続するコツ
内容としてはこんな感じ。
タッチタイピングが身に付く前に、練習に飽きて放り出してしまう・・・なんてことがないように、正しい練習方法を覚えて確実に基本をマスターしてしまいましょうね。
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タッチタイピングが上達しない理由【NG練習方法】
タイプミスが多くて、なかなかタイピングゲームのスコアが伸びない・・・。
その理由は、あなたがタイピングゲームばかりやっているからです。
タイピングの練習をしようという人の多くが、「寿司打」や「特打」のような、いわゆるタイピングゲームにいきなり手を出してしまいがちです。
しかし、これは自動車教習所に通わずにいきなり公道に出るようなもの。むしろいきなりF1レースに参戦しようとしているにも等しい行為だったりします。
タッチタイピングの基本がしっかりと体に染み付いていないうちにスピード重視のゲームに注力してしまうと、ミスタイプばかりでなかなか思ったようなスコアが出ないだけでなく、妙なタイピングの癖が付いてしまって上達の大きな妨げとなってしまいます。
かく言う僕も、このことに気づくのに一年近くかかってしまいました。
案の定、すっかり変なタイプ癖が付いてしまっており、直すのにかなり苦労した経験が・・・。
僕のようにならないためにも、みなさんはあらかじめしっかりとタッチタイピングの基本ポイントを押さえておきましょう。
タッチタイピングで重要な5つのポイント
ひとことで「タッチタイピング」と言っても、そこにはいくつかの要素・スキルが組み合わさってます。
それぞれを分解し、一つ一つしっかりと身につけていくことこそ、タッチタイピング上達の最短ルートです。
ポイントは以下の5つ。
- 環境づくり
- ホームポジション
- キー配列
- ショートカットキー
- スピード
これらをまとめて一度にすべてやろうとするよりも、一つ一つのポイントに絞ってマスターしていったほうが、結果として上達スピードも速いものです。
次項では、各ポイントをどのようにして押さえていくかを具体的に解説しますね。
具体的なタッチタイピング(ローマ字入力)の練習方法
タッチタイピングに重要な5つの要素は、次の5ステップで身につけていきます。
- タイピング環境を整える
- ホームポジションを体に覚えさせる
- タイプミス0(ゼロ)で打てるようになる
- 便利なショートカットキーを覚える
- 速度をひたすら極める
多くの人がいきなり5から始めようとしてしまいますが、スピードは最後に追求していくべきです。
以下、それぞれのステップごとに詳しく解説していきますね。
タイピング環境を整える
正しい姿勢でタイピングを行わないと、タイプミスがいつまでも減らないだけでなく、肩や手首に負担をかけて健康を害してしまいます。
そこで最初はタイピングに適した環境作りから始めましょう。
モニターの高さは目線のやや下になるように調整。デスクは肘がちょうど直角になるような高さにしましょう。
椅子はなるべく良いものがいいですが、背もたれはタイピング中は使用しない(ほうがいい)ので、体に合っていればそれほど高級チェアでなくてもOKです。
重要なのはキーボード選び。本格的にタッチタイピングをマスターし、仕事などに生かしたいなら、パソコンに付いてきたキーボードや、価格重視で選んでしまった安物ではなく、プロも使っているようなちゃんとしたガジェットに投資すべきです。
おすすめはRealforceかHHKB。僕はRealforceを使っています。
気分転換に色々なキーボードを使ってみるというのも、モチベーション維持に役立ったり。
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タイプライター風キーボードでライター気分を盛り上げる、というのもアリですね。
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ホームポジションを体に覚えさせる
タイピング環境をしっかりと整えたら、まずはタッチタイピングの基本である「ホームポジション」を体に覚えこませましょう。
ホームポジションとは、両手の人差し指が「F」と「J」のキーの上に置かれる姿勢のこと。キーボードをあらためて見ると、これらのキーには印のようなものがついているのに気がつくはずです。
理想はパソコンの前に座ったら無意識で手がホームポジションの位置で止まる、といった状態。
僕はホームポジション位置にくぼみがあるタイプのパームレスト(リストレスト)を使っています。
タイプミス0(ゼロ)で打てるようになる
ホームポジションが体にしっかりと染み付いたら、お次はキー配列をしっかりとマスターしましょう。
はじめのうちはどうしても手元を見てキー刻印を確認しながらタイピングしたくなってしまいますが、これではタッチタイピングはいつまでも身につきません。
心を鬼にして、最初から(勘でもいいので)なるべく手元を見ずに文字を入力してみてください。
ポイントは視線は正面のまま、意識だけをキーボードに向けてキー配列を思い浮かべながらゆっくりタイピングしていくこと。
タイプミスがゼロに限りなく近くなるまで、以下の『魔法の言葉』を繰り返しタイピングして、確実にキー配列を自分のものにしましょう。
- ここはどこわたしはだれ
- 奥の細道ぼくの近道
- ファジイで粋で最高だ
- FだJださあ来いさあ来い
- パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す
便利なショートカットキーを覚える
マウスやカーソルキー・テンキーなどを使ってしまうと、どうしてもホームポジションが崩れてしまい、ミスタイプの原因となってしまいます。
そこで、余裕が出てきたらこれらのツールの代わりとなるショートカットキーを覚えて、できる限りホームポジション内ですべての作業が完結するようにしてみましょう。
覚えておくと便利なmacのキーボードショートカットキー【文字入力編】
キーボードをテンキーレスにしたり、マウスのスイッチを切った状態で普段と同じような作業をしてみると、強制的にショートカットキーを習得することができます。
ショートカットキーをマスターすると、無駄な手の動きも少なくなるので、手首や肩の負担も減って一石二鳥ですよ。
速度をひたすら極める
以上で、タッチタイピングの基本はすべてマスターできました。
あとはお好きな練習ソフトやタイピングゲームを使って、スピードを上げていきましょう。
目指せ速筆!ブラインドタッチが練習できるソフト15選【無料あり】
ポイントはあくまで「正確さ」を重視し、タイプミス0(ゼロ)を意識して速度を徐々に上げていくこと。
速度計測アプリなどを使って、自分のミスゼロ限界速度を記録しておくと、日々のモチベーションにもつながりますよ。
タッチタイピング練習を継続するコツ
いろいろと細かく説明してきましたが、それでも途中で飽きてしまったり、面倒になってしまったりする人もいるはずです。
そういった方のために、タッチタイピングの練習を継続するコツを最後に紹介。
それは、毎日何かしらの文章を書いて発信することです。
文章を書くことを習慣化すれば、日々の向上を確実に実感していくことができますし、人に公開する文章を書くとなればモチベーションもアップしようというものです。
あくまでタッチタイピング練習のためと割り切れば、文章自体のクオリティや評価はそれほど気にしなくて済むので、毎日発信のハードルもぐっと下がるはず。
ブログを毎日更新するのもいいですし、小説を書いている人は投稿サイトに毎日短い話をアップするのもいいでしょう。
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ブログ更新 or 小説投稿
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ゲームで腕試し
こんな感じで毎日のルーティンをこなしていけば、気づかないうちにあなたのタイピング効率は驚くほど向上しているはず。ぜひお試しあれ。
タイピング講座もおすすめ
どれだけやってもなかなかタイピングが上達しない人や、飽きっぽくてタイピング習慣が継続しない人は、パソコン教室が開催しているタイピング講座を利用するのも賢いやり方のひとつです。
プロの講師によって正しいタイピングのやり方をおさらいしてもらうことは、知らず知らずのうちに身についた変な癖を矯正してくれますし、講座申し込みという形でタイピング上達へ積極的に投資することで、モチベーション維持にも役立ちます。
短期間で基礎をみっちり見直しできるので、意外とコスパがいいですよ。
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