- 仕事の会議や企画でいい案が浮かばない。
- ブログや小説のネタが浮かばない。
- 私には、才能がないのでは……?
今回は、こんな悩みに答える記事を書いてみました。
アイデアマンというと一部の才能を持った人だけの特権階級のようなイメージがありますが、そんなことは決してありません。
発想は技術です。誰だってアイデアマンになれます。
この記事で紹介する発想法を身につければ、仕事や生活のあらゆるシーンで斬新なアイデアが出せるようになりますよ。
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アイデアは誰でも出せる。
アイデアに才能は必要ない
仕事やプライベートで、他の人が思いつかないようなアイデアがポンポンと出てくる人を見ると、「自分にはアイデアを出す才能がないのでは……」と感じてしまうのもわからなくはありません。
僕も、かつては小説やブログのネタ出しに毎日悩まされていました。自分には才能がないとライター業を廃業しようと考えたことも一度や二度ではありません。
いまでも自分に才能があるかどうかはわかりませんが、そういった才能のあるなしにこだわる必要がないとわかったので、自信を持ってライターを続けております。
そんなきっかけになったのが、一冊の本でした。
名著『アイデアのつくり方』
ある日、書店で偶然手にとったのがこの『アイデアのつくり方』という本です。
実物を目にするとわかりますが、この本、非常に小さいです。書店の棚でも逆の意味で目立っていたような気がします。
1時間もかからずに読み終えてしまうシンプルな内容ですが、いまでもこれが一番のアイデア本だと思います。
この言葉は、壁に大きく刻んで毎日暗唱したい名言ですね。
以下に紹介する方法は、この本を参考に僕が実践しているアイデアの出し方です。よろしければ原典を手に取りながらご覧いただければと。
アイデアを出す方法【3ステップ】
1.情報収集:インプット習慣をつける
アウトプットはインプットの中からしか生まれません。これが鉄則です。
よって、日頃からインプットの量と質を意識的に高めていかなければ、アイデアの量・質は望むべくもありません。
自分が興味・関心のある分野の深堀りはもちろんのこと、あまり知識がないジャンルの情報も積極的に取り入れて、既存の知識との結びつきを強めていきましょう。
思考を深めるツールとして、マインドマップも効果的です。
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2.ブレスト:アイデアもどきを出しきって、考えを煮詰める
まずは質より量。思いつく限りのアイデアを頭からすべて出しきることからはじめましょう。
ブレインストーミングでもマンダラート(マンダラチャート)でも、SCAMPERでもなんでもOK。フレームワークでも何でも使って、とにかく数を出すことだけを意識します。
ここで注意してほしいのは、この段階で出てくるアイデアは、ほぼすべて「アイデアもどき」であるという点です。
出てきたアイデアをそのまま使うのではなく、アイデアを出し切るという作業を行うことで思考を深めていくのがこの作業の主な目的です。だから質にこだわる必要がないのです。
アイデアもどきでも、それなりに良い企画や話を作ることはできますが、3で出てくるホンモノのアイデアには敵いませんね。
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3.寝かす:一旦離れて、他のことをする
すべてのアイデアもどきを出し切ったら、それらから完全に離れて、他のことに意識を向けましょう。
いわゆる「寝かせる」という作業。これを行わなければ秀逸なアイデアは生まれません。
気分転換に外へ出かけるのもいいですし、忙しい方は他の仕事に手を付けるのもいいでしょう。疲れを感じていたら潔く眠ってしまうのも、脳の思考整理が促されるのでおすすめです。
昔から、発想が思い浮かびやすいのは「三上」と言われていますよね。
こうした場所で別のことにぼんやりと意識を向けていると、あるときふっと、文字通り「アイデア降りてくる」感覚があります。降ってきた(浮かんだ)アイデアは「これだ!(これしかない!)」と確信できるもののはずです。
それでもアイデアが浮かばないときは「煮詰め」が足りない。
『アイデアのつくり方』の方法を実践しても、ちっともアイデアが出てこない。
そんな声を耳にすることがありますが、そういった人に話を聞いてみると、2の段階(煮詰め)がなおざりになっているケースが多いようです。
アイデアが降ってくるには、そのテーマについてとことんまで考え抜き、頭の中を一旦すべて出しつくす必要があります。中途半端な「なんちゃってブレスト」を行っただけの人には、アイデアの神様は降りてきてくれません。
考えをすべて出し切ることで、テーマが凝縮され、新しいアイデアが染み込んでいく。そんなイメージでしょうか。
正しく煮詰めることさえできれば、きっとおいしいアイデアが出来上がりますよ。
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