- SEO対策用のWordpressプラグインはどれを使えばいいの?
- 『All in one SEO Pack』や『Yoast SEO』って本当に効果があるの?
- おすすめのプラグインを教えて!
こういった悩みに答える記事を書いてみました。
- おすすめのSEO対策用Wordpressプラグイン【3選】
- 『All in one SEO Pack』と『Yoast SEO』を使うべきでない3つの理由
- おまけ:WP特化サーバー+SEOテーマさえあれば、プラグインほぼ不要。
記事の内容としてはこんな感じ。
SEOに強いWordpressプラグインと聞くと、代表的なものとして、
Yoast SEO
という2つがあります。
多くのSEO対策系記事などでもよくおすすめされているこちらのプラグインですが、僕はなるべく使うべきではないと考えています。
詳しい理由は後述しますが、実際にこのブログを含め、僕は自分で管理しているWordpressサイト・ブログでこの2つを一切使っていません。
それでもそれなりのボリュームのキーワードでしっかりと上位表示できていることから、これらのプラグインはデメリットしかないと確信しています。
というわけで、そんな僕が本当におすすめするSEOに有効なWordpressプラグインを3つに厳選して紹介するとともに、SEO対策のコツをまとめてみました。
プラグインをなるべく使わずに済ませる裏ワザも最後におまけとして取り上げていますので、ぜひご一読あれ。
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おすすめのSEO対策用Wordpressプラグイン【3選】
僕は本気でオススメするSEOに有効なWordpressプラグインは、
- Google XML Sitemaps
- Broken Link Checker
- Akismet Anti-Spam
この3つだけです。
それぞれどんなプラグインなのか、詳しく解説しますね。
Google XML Sitemaps
SEO対策をするには、まず何よりも更新したページをGoogleの検索エンジンに登録(インデックス)してもらわなければ話になりません。
有名な話ですが、Google Search Consoleにサイトマップ(xml)登録しておくと、ページがインデックスされやすくなるため、サイトを作ったら何よりも先んじて登録を済ませてしまいましょう。
しかし、Wordpressにはデフォルトでxmlを生成する機能がありません。その代わりとなるのが、この『Google XML Sitemaps』です。
カテゴリやタグなどのページをサイトマップに含めるかどうかも設定でき(特定のカテゴリや投稿だけ指定することも可能)、サイトマップの更新頻度や優先順位なども設定できるなど、きめ細やかなカスタマイズ性も大きな特徴ですね。
Google XML Sitemaps
Broken Link Checker
ページ内に壊れたリンク(リンク切れ)があると、Googleはそのページ(サイト)を管理ができていない質が低いものと判断してしまうそうです。
しかし、何十、何百とあるページのあらゆるリンクを定期的にひとつひとつチェックしていくのは不可能に近いですよね。
そういった問題を解決してくれるのが、この『Broken Link Checker』です。
すべてのページを自動スキャンし、壊れたリンクを抽出してくれるこちらのプラグイン。リンクの編集や一括解除なども管理画面からまとめて行うことができます。
Broken Link Checker
Akismet Anti-Spam
コメントを有効にしている人は必須なのがこちら。いわゆるスパム防止プラグインです。
有害なマルウェアなどへのリンクがコメントに仕込まれていたり、無関係な外部リンクが大量に書かれてしまうと、Googleはそのページを管理不足の質が低いサイトと判断し、SEOに多大な悪影響を及ぼしてしまいます。
その点、こちらのプラグインを設定しておけば、スパムコメントを自動で判別・削除してくれます(削除したコメントはフォルダでチェックも可能)。
Akismet Anti-Spam
『All in one SEO Pack』と『Yoast SEO』を使うべきでない3つの理由
SEO対策に有効とされる様々な機能が一つにまとめられたオールインワン系のプラグインとして代表的なのがこの2つ。
面倒で複雑な設定を1つのプラグインで、しかも無料で行えてしまう、と聞くとたしかに便利なのですが、ぶっちゃけその機能のほとんどは不要だと僕は考えています。
『All in one SEO Pack』と『Yoast SEO』でできること
具体的に、この2つのプラグインを入れると、一体どんなことができるようになるのでしょうか。
All in one SEO Packの主な機能は、↓こんな感じ。
- メタタグ設定
- サイトマップ生成
- スニペットプレビュー
- Canonical URL
- noindex設定
- Robots.txt編集
- ボットブロッカー
- パフォーマンス設定
Yoast SEOの主な機能は、↓こんな感じになっています。
- メタタグ設定
- サイトマップ生成
- スニペットプレビュー
- Canonical URL
- Google Search Console連携
- パンくずリスト
- コンテンツ量・キーワード数チェック
- ダッシュボード機能
多少の違いはあれど、両者でできることは似ています。
たしかにメタタグやnoindexなどを独自に設定することは、SEO的にも有効なようですが、その他の機能はそれほど重要ではありません(※サイトマップ生成は↑のプラグインのほうがおすすめ)。
僕も実際にこれら2つのプラグインを試して、順位が変化するか比較してみましたが、結果、大きな改善は見られませんでした。
メタタグやnoindexに関しては、最後に紹介するWordpressテーマのほうで解決するので、これら2つのプラグインを入れるのは必須ではありません。
オールインワン系プラグインの弱点
僕がこれらプラグインを「使わなくていい」ではなく「使うべきではない」としているのは、次の3つの欠点があるからです。
- 設定や管理が面倒くさい
- 一部テーマで不具合が起きる
- 重い
機能が豊富、ということはそれだけ設定項目が多くて管理が面倒という意味でもあります。
それに加え、これらの機能は同様のオプションを搭載したWPテーマと干渉し、不具合が起きることがあります。
大して使いもせず、しかもそれほど有効的でもない機能のために手間をかけられるのは、誰しも本意ではありませんよね。
「軽さ」のほうが重要
SEO対策という点で見るなら、これらプラグインの「重さ」は致命的と言わざるをえません。
実施に導入してみればわかりますが、明らかに表示速度が遅くなってしまいます。
プラグインは入れれば入れるほどサーバーに負荷をかけてしまいますので、できる限り最小限かつ軽量なもののみにするのが鉄則。
それだけでもこういったオールワン系のプラグインを避ける大きな理由になりますよね。
おまけ:WP特化サーバー+SEOテーマさえあれば、プラグインほぼ不要。
WordPressで行えるSEO対策というと、他にも、
- 構造化
- キャッシュ
- メタタグ設定
- 目次
- AMP
といったものが有効とされていますが、これらをプラグインで行うのではなくWordPressに適したレンタルサーバーや、SEOに強いWordpressテーマで行ってしまうというのが、僕がおすすめしているやり方です。
たとえば、僕も使っているwpX Speedなら、プラグインを使わずにキャッシュ設定が可能ですし、自動バックアップなども行ってくれます。
「Wordpress最適化」を謳っているだけあり、新規インストールも非常に簡単。料金プランも手頃なので、初心者にもおすすめのレンタルサーバーです。
WordPressテーマのおすすめは、 【THE THOR(ザ・トール)】 ですね。
これまで挙げたSEO対策用の機能はもちろんのこと、
- 画像遅延表示(Lazy Load)
- お問い合わせフォーム(Contact Form 7)
- 人気記事ランキング(Popular Posts)
- サイトマップページ(PS Auto Sitemap)
といった、これまで専用プラグインでしか導入できなかった機能も搭載されています。
これだけの超高機能にもかかわらず、表示スピードが爆速なのも大きなポイント。
プラグインが最小限にできるメリットもあって、その軽さは有料テーマの中でも1、2位を争うほどです。
SEO対策テーマを使うメリットは↓の記事でも解説していますので、よろしければあわせて読んでみてくださいね。
【30種比較】SEOに強いWordPressテーマおすすめ3選【無料あり】
おすすめのSEO系Wordpressプラグイン&サーバー・テーマ
- Google XML Sitemaps(サイトマップ生成)
- Broken Link Checker(リンク切れチェック)
- Akismet Anti-Spam(スパム防止)
- wpX Speed(WP用レンタルサーバー)
- 【THE THOR(ザ・トール)】 (高機能・爆速テーマ)