【やってはいけない】SEOライティングの嘘+本気で使える3つのコツ

2020年4月28日

リンクの一部にアフィリエイト広告を使用しています。

  • 狙ったキーワードでなかなか上位表示できない・・・。
  • SEOライティングをマスターして、もっとアクセスを集めたいけれど、どんなことをすればいいのかわからなくて・・・。
  • 本当に役立つSEOライティングのコツを教えて!

こういった悩みに答える記事を書いてみました。

よほどSNSでフォロワーを集めているような人でないかぎり、検索エンジンで上位表示されずに多くの人に記事を読んでもらうことは不可能です。

よってSEOライティングはネットで文章を書くあらゆる人が身につけるべき知識・スキルだと断言できます。

しかし、間違ったSEOライティングの情報に振り回されて見当違いの記事を書いてしまうと、上位表示ができないばかりか、サイトやブログ自体が質の高いものとしてペナルティを課せられてしまう恐れすらあります。

そういった罠に陥らないために、この記事ではよくあるSEOライティングの誤解や本当に役立つコツ、具体的なSEOライティングの手順まで一通りまとめています。

  • 実は、逆効果な3つのSEOライティング法
  • SEOライティング(書き方)のコツ
  • 具体的なSEOライティングの手順

内容としてはこんな感じ。

この記事を読めば、一時の検索トレンドに左右されない長く使えるSEOライティングの知識・スキルがきっと身につくはず。ぜひご一読あれ。

スポンサーリンク

実は、逆効果な3つのSEOライティング法

SEOライティングというと、小手先のテクニックという印象が強い方が多いのではないでしょうか?

そういった方が、常識だと勘違いしていることが多い以下の3つ。

  • キーワードをなるべく多く文章の中に詰め込む
  • とにかく長文であればあるほどいい
  • サテライト記事を分散・量産させる

これらは実は、SEOにほとんど効果がないばかりか、やりすぎるとかえって逆効果であるものばかりなのです。

それぞれの詳しい内容について解説していきますね。

NG1:キーワードをなるべく多く文章の中に詰め込む

狙ったキーワードをなるべく多く本文に入れる、という手法は、長らく使われてきた手法であり、実際に効果もありました。

一昔前は、いわゆる「ワードサラダ」と呼ばれる内容が意味不明なコンテンツでも、キーワードさえ詰め込めていれば上位表示できてしまったので、今でも勘違いしている人が多いようです。

しかし、そんなゴミサイトが検索結果にはびこる現状を、天下のGoogleがいつまでも放置しているはずがありません。

現在、こういったスパムサイトの多くはペナルティにより検索結果に表示すらされなくなっており、ワードサラダでなくても不自然にキーワードを多用する記事は、なかなか検索順位を上げることができなくなってしまいました。

そもそも、読者に役立つ情報が書いてあれば、自然と適切なキーワードがちょうど良い数で登場するはず。キーワードが多すぎたり少なすぎたりする記事は、内容が見当違いだったり読みづらかったりすると考えたほうがいいでしょう。

NG2:とにかく長文であればあるほどいい

これも昔は有効な方法でした。

同じ情報量であっても、文章の量が多いほど上位表示される傾向があったので、無理に回りくどい表現を使ったり、関係ない余談を含めるなどしてボリュームを嵩増しているサイトのなんと多かったことか。

しかし、現在の検索エンジンは単純な文章の量ではなく、情報の充実度や質をしっかりと見ています。

冗長な言い回しなどは読みづらくなりかえって悪影響になってしまうため、できるかぎり簡潔に、適度な文章量でわかりやすくまとめることを心がけましょう。

当ブログも長文になる傾向がありますけれど、下書きはこの倍以上書いたりしてるんです・・・。

NG3:サテライト記事を分散・量産させる

記事数を増やしたり、内部リンクを充実させる目的で似たようなテーマの記事を微妙に異なるキーワードで量産するというやり方は、いまでも使っている人が多いようです。

たとえば「Webライティング」と「ウェブライティング」で別の記事を書いたり、「〜とは」みたいなキーワードでWikipediaのコピペみたいな記事を作ったり、といった感じ。

実際に検索してみればわかりますが、最近の検索エンジンは異なるキーワードであっても、同じ意味を持つものや読者が求めている情報が似通っているものは、同様の結果を返すようになっています。

よって、同じテーマで記事を分散させる行為は、検索エンジンを混乱させるだけで、それぞれの記事の評価を下げてしまいます。

読者が求めている情報は何か?をしっかりと考えて、なるべく重複コンテンツは作らないように気をつけましょう。

SEOライティング(書き方)のコツ

誤解が解けたところで、本当に役立つSEOライティングのポイントを紹介します。

  • タイトル・見出し・リード文に必ずキーワードを入れる
  • ユーザーが求めている情報を書く
  • 文章量は多過ぎず、少な過ぎず

ほかにもそれなりに効果的なテクニックはありますが、とりあえずこの3つをしっかりと押さえておけば、よほどのレッドオーシャンでないかぎり上位表示できるはずです。

それぞれ簡単に解説していきます。

タイトル・見出し・リード文に必ずキーワードを入れる

本文に登場するキーワード数に関しては、あまり意識する必要はありませんが、「タイトル」「見出し」「リード文」の3つは意識的にキーワードを含めるようにしましょう。

なぜならこの3つは、読者が記事の内容を読むべきか判断するのに参考にする部分だから(もちろん検索エンジンも参照しているでしょう)。

読者は検索エンジンに表示されたタイトルから、自分が求めている情報が書かれているか予測し、リンクをクリックします。記事を表示させた後も、リード文や目次を見て「なんか違うかも・・・」と感じたらすぐにページを閉じてしまいます。

検索エンジンはこれらユーザーの行動も上位表示の参考にしていると考えられています。

キーワードをこれらに含めるということは、読者にわかりやすく求めている情報があることを知らせる手段となるのです。

もちろん機械的にキーワードを入れるだけでなく、しっかりと読者が満足いく内容をまとめるようにしてくださいね。

ユーザーが求めている情報を書く

コンテンツを考える際は、キーワード(テーマ)に対して自分が書きたいこと=主張したいことを書くのではなく、あくまで読者が求めている情報を書くよう心がけましょう。

そのためにはキーワードで検索したユーザーがどういった悩みを抱えているのか、どんな情報を欲しているのか、をしっかりと自分の頭で考え、適切なコンテンツにまとめなければいけません。

よく「独自性が大事」だと言われますが、あれは他のサイトでも読める情報をまとめただけの記事は質が低い(すでに評価されている記事を読めばいい)という意味であり、決して書き手の個性をアピールするためのものではありません。

書きたい記事より、読みたい記事を。

この言葉を大きく紙に書いて、目に見えるところに貼っておきましょう。

文章量は多過ぎず、少な過ぎず

内容が薄い「水増し記事」の価値が低いことは前述したとおりですが、必要な情報がしっかりとまとめられていない短文記事も、同様に無価値です。

読者の視点になって考えれば、できるならいくつも記事を読まずとも、1つのサイト1つのページで必要な情報を網羅したいと思うはずですし、同じ情報量ならなるべく簡潔にまとめられた記事が読みたいはず。

競合ページと比較する際も、単なる文字数を比べるのではなく、情報の濃さや密度に目を向けるようにしましょう。

SEOライティングの手順【5ステップ】

押さえておくべきポイントがわかったところで、次は具体的なSEOライティングのフローについて解説していきます。

  1. 狙うキーワードを決める
  2. 上位サイトを参考にテーマとタイトルを決める
  3. 関連ワードから見出しを決める
  4. 必要な情報をわかりやすくまとめる
  5. 順位をチェックし、リライトする

手順としてはこんな感じ。それぞれ詳しい方法を説明しますね。

狙うキーワードを決める

まずはUbersuggestやRank Trackerなどの検索ボリュームチェックツールを使って、最適なキーワードを選びましょう。

【2022年版】Google検索ボリュームの調べ方|おすすめ無料ツールあり
【2022年版】Google検索ボリュームの調べ方|おすすめ無料ツールあり

続きを見る

よく記事の内容を考えてからキーワードを考える人がいますが、キーワードを決めてからコンテンツを考えるほうが効果的です。

なぜなら内容を考えてから検索キーワードを逆算すると、読者が求めている情報とのズレが生じてしまうことがあるから。

漠然とした書きたいテーマがある場合でも、その内容はとりあえず一旦頭の中から取り除いて、まっさらな気持ちでコンテンツ作成に望むことをおすすめします。

上位サイトを参考にテーマとタイトルを決める

キーワードが決まったら、実際にGoogleで検索して上位サイトをチェックしてみてください。

僕の場合、すべての記事リンクを開いて、タイトル・見出し・リード文をチェックするようにしています。

同じキーワードでも違ったテーマで書かれているケースがあるため、競合を参考に自分はどんなアプローチで書くかを決めましょう。

関連ワードから見出しを決める

UbersuggestやRank Trackerでキーワードを調べると「キーワード+◯◯◯」のような関連ワードも同時に表示されます。

これらの中で、テーマと関係が深そうなものはできるかぎり取り入れ、コンテンツを充実させていきましょう。

Googleのサジェストもユーザーが具体的にどういった情報を求めているか知るのに超役立ちますよ。

必要な情報をわかりやすくまとめる

コンテンツのテーマやまとめる情報が決まったら、あとは文章に落としてこんでいくだけです。

凝った言い回しなどは使わず、なるべく簡潔な表現で読みやすく理解しやすい文章を作成しましょう。

  • 箇条書き
  • PREP法
  • 文字装飾

これらは読みやすい文章を書くのに非常に有効です(やりすぎは禁物ですが)。

【PREP法】簡単に「文章構成力」をアップさせる2大テンプレート【起承転結】

順位をチェックし、リライトする

記事が完成し、無事公開できても、そこで終わりではありません。

狙ったキーワードでしっかりと上位表示できるのか、その推移を定期的に確認し、思ったような成果が得られない場合はリライトを繰り返すことも大切です。

キーワードによってすぐに結果がわかるものもあれば、数ヶ月かけて徐々に順位が上がっていくもの、ある日突然急に順位が変動するケースなど様々あるので、毎日自動で順位チェックしてくれるツールを使うようにしましょう。

【無料/有料】検索順位チェックツール・チェッカーおすすめ20種比較

僕のおすすめは、キーワード調査ツールとしても使える『Rank Tracker』ですね。

Rank Trackerが「神SEOツール」である5つの理由【使い方解説】

SEOライティングは人生を変える。

僕自身、20年近いサイト・ブログ運営歴があり、これまで数え切れないほど色々なサイトを作ってきました。

本も何冊も買いましたし、セミナーなどにも参加しました。情報商材のようなものもいくつか目を通したりしました。

しかし、小手先のテクニックばかり参考に即効性ばかり求めていたのがよくなかったのでしょう。現在、過去に作成したサイト・ブログのほとんどが、箸にも棒にもかからない状況です。

どんなテクニックも、一時的には上位表示に貢献してくれるのですが、アルゴリズムの変動などによりそれまでの努力が泡と消えることのなんと多いことか・・・。

検索エンジンのアップデートに怯える日々は、もうイヤだ。

一念発起して、これまでの教材をゼロから見直した僕は、それらのノウハウをもう一度一つ一つ実際に試し、効果検証を行いながら本当に効果のあるものだけを少しずつ自分のものにしていきました。

これまでは書いたらほぼ放置だったブログ運営も一新し、毎日順位をチェックしながらリライトを繰り返すスタイルへと変更。

結果、徐々にではありますが確実に成果が出始め、いまでは個人で運営しているサイト・ブログの収益がライターとしての収入を上回るまでになりました。

ライター一本で安心して引きこもり生活ができるようになったのも、SEOライティングによって確実に稼げる考え方を身につけられたことが大きな要因でしょうね。

検索エンジンの向こうには、生身の読者がいる。

こんな当たり前のことがわかるのに、ずいぶんと遠回りしてしまいました。

この原則さえ忘れなければ、あとは時代にニーズの変化にあわせて検索エンジンがどういった要素を重要視しているのかを意識することで、より効果的なライティングが行えるようになります。

みなさんもぜひ、本当に使えるSEOライティングを身につけ、実りあるサイト・ブログ運営を行なってくださいね。

※SEOライティングの勉強法やおすすめの動画講座やセミナーなどは、↓の記事にまとめてありますので、よろしければあわせてどうぞ。

SEO対策を勉強したい初心者が今すぐやるべき勉強法【おすすめ本】

現役ライターがおすすめするSEOライティング講座(動画)3選

【無料あり】失敗しないSEO対策セミナー選びのコツ+おすすめ5選

スポンサーリンク

-Webマーケティング
-