文章の書き方

誤字脱字を10倍チェックしやすくする10の方法【ツール・アプリあり】

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  • 簡単に誤字脱字をチェックできる方法ってないの?
  • なぜ、誤字脱字をしてしまう癖は治らないの?
  • もしも誤字脱字を見逃してしまったら・・・?

今回は、こんな疑問にお答えします。

この記事で紹介する『効率的に誤字脱字チェックができる10のテクニック』を活用すれば、いまよりもずっと誤字脱字を減らすことができるはずです。

実際に、僕はこれらの方法を組み合わせることで、いままで1時間以上かかっていた誤字脱字チェックを(文章によっては)最大5分程度にまで短縮できました。

チェック時間が短くなれば、それだけ多くの文章を書いたり他のことに時間が使えるようなり、いいことずくめですよ。

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誤字脱字(ごじ・だつじ)とは?

誤字脱字の意味

  • 誤字(ごじ):文字・言葉の書き間違いや、誤用
  • 脱字(だつじ):文字の書き落とし、抜け落ち

読んで字のごとく、ですね。

パソコンやスマホで文章を入力するのが当たり前になってきた昨今は、文字の書き損じのようなケースは少なくなりましたが、逆に誤変換などPCならではのミスが散見されるようになりました。

誤字脱字の類語:誤植、衍字、脱文

  • 誤植(ごしょく):写植・印刷の誤り、ミスプリント
  • 衍字(えんじ):語句の中に紛れ込んだ余計な文字
  • 脱文(だつぶん):文章の書き落とし、抜け落ち

誤字脱字と似た言葉として、上記があります。

「衍字」などは、誤字脱字の中に含めてしまっているケースも多いようですね。

誤字脱字の種類・例

タイプミス

sもありなn ⇢ さもありなん

誤変換

終末企業 ⇢ 週末起業

固有名詞の間違い

キャノン ⇢ キヤノン

単語や表現の誤用

僕には役者不足だ ⇢ 僕では力不足だ

送り仮名不足

難い(※「かたい」と読むならOK) ⇢ 難しい

数字違い

10,0000 ⇢ 100,000

記号のミス

・・・ ⇢ ……

表外漢字、機種依存文字

普く(あまねく)、円ら(つぶら)、㍉、①

このほかにも、一般的な文章校正でチェックする項目には以下のようなものがあります。

  • 不適切な表現
  • ら抜き言葉
  • ひらき/とじのずれ
  • 助詞不足
  • 二重否定
  • 冗長表現
  • 略語

上記は明らかな間違いというわけではありませんが、これらがしっかり直っていると、より読みやすく美しい文章になります。

誤字脱字が起きる原因

誤字脱字が多い=病気?

誤字脱字が多いという人の中には、下記の病気を心配されている人もいらっしゃるかと思います。

  • 学習障害
  • ADHD
  • 仮性認知症

確かに、これらの症状の判別方法として、誤字脱字の頻度を確かめることもあるようですが、

誤字脱字が多い=病気

というわけでは、決してありません。

もちろん早合点は(どちらの意味でも)禁物ですが、多くの場合それほど深刻な要因ではないかと。

そもそも、人は多かれ少なかれ何かしらのミスをしてしまうもの。

誤字脱字は、人が人である以上避けて通ることができない壁なのです。

原因は「チェック不足」にあり。

誤字脱字の発生が避けられない以上、それらが世に出ないようにするには、しっかりと事前チェックをするしかありません。

つまり、一般的に言う「誤字脱字が多い」ことの原因は、

事前のチェック不足

ということになります。

誤字脱字が多い人の特徴・性格

チェック不足が原因ならば、誤字脱字が多く見受けられる人は、

  • ズボラ
  • せっかち
  • 能力過信

といった性格特性があるのかもしれません。「自分は誤字脱字が少ない」と過剰に楽観視している人のほうが、ミスをしやすいものです。

とはいっても、人間の脳は非常に厄介で、細かな誤字脱字を無意識に自動補正してしまう機能を備えていたりします。

Typoglycemia(タイポグリセミア)とは?

以前、ネットで「Typoglycemia」という言葉が話題になりました。

こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。

この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか

にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば

じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて

わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。

どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?

ちんゃと よためら はのんう よしろく

いわゆる「ケンブリッジ大学コピペ」というやつですが、ぱっと見では間違いに気づかなかった方もいるのでは?

タイポグリセミア自体は都市伝説の類(※同大学でこのような研究は行われていない)のようですが、脳が勝手に補正して間違いに気づきにくいといったケースは、みなさんも日常的に感じたことがあるのではないでしょうか。

普段は便利な脳機能ですが、こと誤字脱字チェックに関しては邪魔でしかありません。プロのライターでも「何度もチェックしたのに……」と枕を涙で濡らした経験は一度や二度ではないはずです。

そこで登場するのが、今回紹介する誤字脱字チェックを効率良く行うためのテクニックです。

これらのコツやテクニックを覚えておくと、見逃しがちなミスもしっかりと発見でき、文章のクオリティがぐっとアップすること間違いありません。

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誤字脱字をチェックしやすくするテクニック10

『記者ハンドブック』を手元に置く

文章に携わる人なら必ず持っていてほしいのが、この『記者ハンドブック』です。

記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集

誤字脱字をチェックするにしても、そもそも何が正解で何が間違いか?を正確に把握していなければ、直せるものも直せません。

この本は、間違えやすい日本語や正しい名称の表記などが非常にわかりやすくまとめられているので、文章を書く際は常に傍らに置いておくのをおすすめします。

時間を空けてからチェックする

プロのライターや作家なども行っている定番のテクニックがこちら。

一旦、原稿のことを忘れて別のものに意識を向けることで、客観的な文章チェックが可能となります。

できれば文章の内容を忘れてしまうくらいの期間を空けるのがベストですが、最低でも一晩は寝かせてからチェックすることをおすすめします。

エディタ・フォントを変える

原稿を書くエディタと、文章チェックをするエディタを変えることも、誤字脱字を発見しやすくするテクニックの一つです。

フォントも変更すると、さらにその効果を高めることができます。

macで新しいフォントを追加する1番簡単な方法【おすすめフォントあり】

僕の場合は、縦書き表示ができるWordやHagoromoを、チェック用エディタとして使っています。

単語ではなく一文字ごとにチェックする

文章を読むときは、どうしても一文や単語などをまとめて視界に入れて読んでしまいますが、こうすると細かなミスを自動補正してしまう脳の機能によって、誤字脱字が見つけにくくなってしまいます。

そこで誤字脱字を探す際は、なるべく一文字一文字に集中してチェックするようにしましょう。

誤字脱字の種類ごとにチェックする

一度にまとめて文章チェックを行うのではなく、はじめのほう↑で紹介した「誤字脱字の種類・例」ごとに分けるのも一つの手です。

タイプミスの発見だけなら速読でチェックできますし、誤変換なども漢字にだけ注目すればいいので、普通に読むよりも素早く確認できます。

複数のことに同時に意識を向けるよりも、一つのことに集中したほうが効果が高いのは、言うまでもありませんよね?

プリントアウトする

こちらもプロがよく使うテクニックです。

正確な理由はよくわかりませんが、ディスプレイで見るよりも紙に出力してチェックしたほうが誤字脱字を見つけやすいんですよね。

手間に感じるかもしれませんが、赤ペン入れなども素早くできるので、トータルで見れば時短できますよ。

拡大する

エディタやプリントアウトの際に、文章を拡大する方法もおすすめです。

通常よりも拡大表示させることで、意識が文章や単語からより一文字一文字に向くようになり、↑で説明したように見落としを軽減することができます。

タブレットなどを使うと簡単にできていいですね。

音読する

目で見るだけでなく、耳で聞きながらチェックするのも、違った視点(感覚)で文章をとらえることができます。

自分で音読するだけでなく、人に朗読してもらうのもおすすめ。ついでに気になったところを教えてもらえば一石二鳥です。

最近はスマホアプリなどで文章を朗読してくれるものも増えていますので、それらを利用してもいいかもしれません。

他人に指摘してもらう

書いた本人がチェックすると、内容をしているからかどうしてもミスを見落としてしまいがちです。

そこでおすすめなのが他の人に書いたものをチェックしてもらうという方法。完成前の原稿を他人に見せるのはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、その効果は絶大です。

アマチュアでも利用できる校正サービスクラウドソーシングで頼む方法もありますので、文章のクオリティを少しでもアップさせたい方は、ぜひ一度お試しあれ。

誤字脱字チェッカー(文章校正ツール)を使う

プロの校正サービスを利用するのはちょっと・・・という方は、手軽に利用できる文章校正ツールを活用するのはどうでしょう?

無料のツールならEnno、有料ツールなら文賢あたりがおすすめ。特に、文賢は単なる誤字脱字チェックにとどまらない様々な文章校正機能を持っているので、文章を書くことでお金を稼ぎたいと考えている方なら、一度はその効果を試してみるべきです。

また、ワードやエクセルでも文章校正(校閲)を行うことが可能なので、普段からこれらのソフトを使っている方は、まずはこちらから試してみては?

※エクセルの場合は、「SPEGRA Checker」というアドインをインストールする必要あり(Windowsのみ)。

他にも色々な文章校正ツールがあり、それぞれ機能が微妙に異なっていますので、ダブルチェック・トリプルチェックに活用するのもおすすめです。

【無料/有料】日本語の文章校正ソフト・ツール28種【Win/mac】

今後、AIの進化などによって、こういったツールを使うのが当たり前になる時代が来る(すでに来ている?)かもしれませんね。

誤字脱字を訂正(修正)・お詫び(謝罪)する方法

社会人なら誰でも一度は、メールなどでうっかり誤字脱字をしてしまい、送信してから慌てふためいた経験があるのでは?

特に、相手の名前や社名を間違えてしまったときなどは、気づいて顔面蒼白となってしまうかもしれませんが、すぐにお詫びのメールを送れば、それほど大事には至らないはずです。

先ほどお送りしたメールにて、〇〇様のお名前を間違って記載してしまいました。
ご不快なメールをお送りしましたことを、深くお詫び申し上げます。

このような謝罪文を添えて、あらためてメールの内容を添付するといいでしょう。

ついつい「なかったこと」にして、相手もスルーしてくれることを期待してしまうかもしれませんが、気づいたらなるべく迅速にお詫びの訂正メールを送るよう心がけてください。

「誤字脱字チェック」を仕事にする方法

『校閲ガール』のヒットなどによって、校閲・校正を仕事にしたい!と希望する人が最近増えてきているそうです。

本格的なプロの校閲・校正士だけでなく、簡単な誤字脱字のチェックを行う在宅アルバイトなども、求人アプリなどを探すとちらほらと見かけるので、こういった仕事に興味がある方は、まずはそのあたりからはじめてみるといいかもしれません。

ほかにも、クラウドワークスココナラ等を活用して、個人で校正や誤字脱字チェックを受けている人もいるもよう。上記で紹介したツールなどを上手く活用すれば、文章力を磨くついでの良い副業になりそうですね。

まとめ

というわけで、今回はここまで。

人間である以上、誤字脱字は避けて通ることができませんが、今回紹介したテクニックやツールを使えば、それらが世の中に出てしまうことを最小限にできるはずです。

文章というものは奥が深いもので、時にはそういった誤字脱字が文章に不思議な味わいを作り出してくれることもあります。

誤字脱字を見つけても「またか……」と落ち込むのではなく、人間らしさの証としてその味わいを楽しみたいものですね。

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