- 自分の文章力がどのくらいのレベルなのか知りたい!
- そもそも「文章力」ってどんな能力?
- 文章力をアップさせるコツは?
今回は、こんな疑問に答える記事を書いてみました。
物を書く仕事をしている人も、そうでない人も。日常的に様々な文章に触れている我々にとって、「文章力」は喉から手が出るほど欲しいスキルですよね。
ブログやSNSなどで文章を発信している方の多くは、「自分の文章レベルはどの程度なんだろう?」と気になっているはず。というわけで、この記事では、
- 文章力を診断できるサイトやサービス
- そもそもの「文章力」の意味
- 文章力をアップさせるコツ
こんな情報をまとめています。
自分の文章を客観的に評価してもらうと、いままで気づかなかった書き手のクセなどがわかったりもするので、クセを生かして個性にするのも直してより読みやすい文章を目指すのも自由自在になりますよ。
スポンサーリンク
文章力とは?
一言で「文章力」といっても、色々な判断基準がありますよね。
- 簡潔にわかりやすくまとめるスキル
- 正しい日本語が使える能力
- 書き手独自のユニークな文体
- 巧みな比喩表現
- 語彙が豊富
- 誤字脱字や書き間違いが少ない
- 感情を素直に表現したり、逆に感情を極力抑えた文章が書ける
パッと思いつくだけでも、こんな風に様々な角度から文章の良し悪しを判断することができます。
僕個人としては、目的(企画を通す、商品を購入してもらうなど)を果たせる文章が「優れた文章=文章力が高い文章」だと考えています。
よって、比喩の巧みさや語彙の豊富さは必須ではありませんが、上手く活用すればこれらのスキルも目的達成の一助となることは間違いありませんし、何よりカッコいい(気分がいい)ですよね。
次項では、そんな様々な文章スキルを診断できるサイトやサービスを紹介します。
文章診断(文章力診断)ができるサイト・サービス
文体診断ロゴーン
フォームに入力した文章を形態素解析し、様々な文豪の作品の中から似た文体を判定してくれるというサイト。
診断結果で類似している作家が、名前も知らなかった作家だったりしたら、自分の文体をさらに深めるきっかけになるかもしれませんね。
小説形態素解析CGI(β)
こちらも形態素解析を活用した文章診断サービス。
「小説解析」を謳っているだけあり、地の文と台詞をわけて分析することができます。
感情認識AI
こちらはディープラーニングを活用して、文章の「感情」を診断してくれるというサイト。
自分が意識せずに文章に漏れ出ていた感情などを発見することができるかも?
森リン
いわゆる「語彙力」から作文・小論文を診断&採点してくれるサイト。
語彙を「素材語彙」「重畳語彙」「強力語彙」などに分け、知識の豊富さや表現の巧みさ、内容の深さなどを判断してくれるようです。
コピーライティング力 診断テスト
10個の質問に答えるだけで、コピーライティングスキルを診断してくれるというLINEを活用したサービス。
文章自体を診断するというよりも、コピーライティングに必要な考え方が身についているかを判定してくれるといった感じですね。
日本語文章力セルフチェック
「手話で行う日本語講座」という通信講座を行っているサイトの日本語力テストページ。
ごく簡単な「てにおは」や言い回しの確認ですが、意外と間違えってしまったりするんですよね。
文才チェッカー
文章力が身につきやすい習慣や考え方をしているかを判断してくれる、アンケートタイプの文章力診断サイト。
ちなみに僕は「言葉の魔術師タイプ(文才レベル75)」だそうです。ウソやん……。
文採
「読みやすく、意図がきちんと伝わる文章」を診断し、アドバイスまでを自動で表示してくれる有料アプリ。
学校や企業など向けのサービスなので、個人で利用できないのが残念ですね。
Yahoo!知恵袋
質問として文章を貼り付け、チエリアンたちに文章診断をしてもらうという手もあります。
親身になって評価やアドバイスをしてくれるかどうかは運次第といったところですが、たまにプロ顔負けの助言をくれる方が出現したりもします。
クラウドワークス
しっかりした評価をもらいたいなら、クラウドソーシングサービスを利用する手も。
文章のプロを探すもよし。あえて素人を複数人頼んで一般人目線から意見をもらうなんて使い方もありますね。
クラウドワークス文章力をアップさせるコツ
前述したように、文章力は様々なスキルの複合力なので、文章力を向上させるには、
- それぞれのスキルを個別に鍛える
- 模写や執筆⇢推敲を繰り返すことで総合力を鍛える
という2通りのアプローチが考えられます。
まずは今回紹介したサービスなどで文章診断を行ってから、自分が苦手だと判明したスキルを個別に鍛えつつ、実践を繰り返すというのが最も効果的なやり方かもしれませんね。
テンプレートやツールを利用する手もアリ
ぶっちゃけ言うと、文章力は作れます。
たとえば、文章構成のテンプレートを活用すれば、誰でも論理的で説得力のある文章や人の心を動かす物語を書くことができます。
さらに、最近の文章校正ツールは単なる誤字脱字のチェックにとどまらず、語彙や表現の稚拙さを補うための機能なども備えているので、これらを徹底活用することで、ある程度までは文章のクオリティアップが可能です。
「テンプレ」や「ツール任せ」というと、否定的な印象を持ってしまう方も多いかもしれませんが、型の模倣や補助道具を利用して正しい所作を身につけるというのは、どんな世界でも必ず行っていることです。
テンプレやツールのメリットを上手に取り入れながら、自分なりのやり方で文章を生み出していく。
本当の文章力を身につけた人というのは、そういった人のことをいうのかもしれませんね。