こんにちは、おりかっせです。
今回は、初心者が「Webライター」として月3万円の副収入を得るための具体的な手順について解説します。
終身雇用制度も有名無実化しつつある昨今、一つの収入源だけに頼ることの危険性を皆が実感し始めています。
みなさんの中にも、本業のかたわら空いた時間を使って副業をはじめてみようかと本格的に検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事を読んでしっかりと実践できれば、まったくのライター未経験者でも、新たな収入源がきっと獲得できるはず。ぜひご一読あれ。
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未経験者がWebライターになるための7つの手順
具体的な手順は、次の7つです。
- ライター専用機(パソコン)を買う
- 作業のための時間をスケジューリングする
- 仕事用のメールアドレスを作る
- 他サービスのアカウントを作成する
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 本or通信講座で勉強する
- 「初心者OK」の仕事に応募する
以下、それぞれを詳しく解説します。
ライター専用機(パソコン)を買う
普段使いのパソコンを持っているという方も、それとは別に仕事専用のノートパソコンを買うことを、僕はおすすめしています。
主な理由は、以下の2つ。
- 仕事をプライベートをしっかりと分ける
- 自分を追い込んで、モチベーションにする
家で仕事をしていると、どうしても作業と生活との区別がつけづらくなってしまい、ダラダラと効率悪い作業になりがちです。
プライベートのパソコンだと、ついついブックマークしているサイトやブログ、YouTubeやTwitterなどを開いてしまいますので、そういった誘惑を断ち切った専用PCを用意するのは、かけたコスト以上のメリットが得られます。
僕は、様々な理由からMacbookをおすすめしていますが、一番安価なMacbook Air標準モデルでOKです。
なぜWebライターのおすすめパソコンはMacbook一択なのか【理由は5つ】
余裕があれば、以下のソフトあたりをインストールしておくのがおすすめ。
- 文章管理にも役立つ高機能エディタ【Ulysses】
- 構成を考えるのに便利なアウトラインエディタ【Cloud Outliner Pro】
- docxでファイルをやりとりするなら必須【Microsoft Word】
- 物書きの支持が多い日本語入力ソフト【ATOK Passport】
- 文章の完成度を高めるライティングツール【文賢】
標準アプリや無料ソフトなどで代替することもできますが、上記のほうがよりストレスなく効率的に作業が進められると、個人的には実感しています。
作業のための時間をスケジューリングする
パソコンが届くまでの時間も無駄にはできません。できる準備は、この間にすべて整えてしまいましょう。
まずはスケジューリングから、普段使っているカレンダーアプリやシステム手帳を開き、空いている時間に副業用の作業タイムを確保してください。
「時間が空いたら作業する」という感覚だと、どうしてもサボりがちになってしまいますが、習慣化して半自動的に行動を開始するクセを付けるようにすれば、そういった心配もありません。
このテクニックは、独立して専業の在宅ライターになったとしても役立つ、フリーランス必須のスキルですので、この機会にしっかりと身に付けてしまいましょう。
仕事用のメールアドレスを作る
お次は、新たなメールアドレスの取得です。
プライベートなアドレスをそのまま流用することもできないではありませんが、仕事用のアドレスをしっかりと分けることで情報整理がしやすくなったり、気持ちが切り替えられるメリットが生まれます。
アカウント作成はGmailでOKです。
他サービスのアカウントを作成する
メールアドレスを作成したら、そのアドレスを使って新たに仕事に使う様々なサービスのアカウントを作成しましょう。
おすすめのサービスは以下の5つ。
- Chatwork
- Slack
- Skype
- Signal
このあたりを押さえておけば、大抵のクライアントとのやりとりに支障が出ることはないかと。
プライベートアカウントを持っているなら、そちらを流用する手もありますが、(↑のメールアドレスと同じ理由から)はじめのうちは別に作成しておいたほうがいいでしょう。
クラウドソーシングサイトに登録する
忘れてはいけないのが、ライターの仕事を探すためのクラウドソーシングサイトへの登録です。
登録しておくべきサイトは、以下の2つ。
Bizseekあたりも余裕があれば登録しておくのがいいかと。
初心者ライターでも確実に仕事がゲットできる手段は、今のところこれ(クラウドソーシングサイト)が最も確実ですね。
本or通信講座で勉強する
ここでいきなり仕事を探してみてもいいのですが、自分の文章力や仕事に不安を覚える方は、本や専門講座などであらかじめ基本的な知識を身につけておくのがおすすめです。
Webライティング系のおすすめ本は、↓の記事で紹介しています。
【超限選】現役ライターが本気でおすすめするWebライティング本1+9冊
通信講座は、たのまな(ヒューマンアカデミー)が運営するWEBライティング技能検定講座あたりが、文章力からライターとしての仕事術まで一通り網羅できていいかと。
【無料あり】現役ライターおすすめWebライター講座8選【通信/通学】
Macbookのセット割もあるので、ライター専用機を揃えられて一石二鳥ですね。
「初心者OK」の仕事に応募する
さあ、準備が整ったら早速仕事を始めてみましょう。
クラウドワークスやランサーズの検索ツールは、「初心者OK」や「未経験者歓迎」といったフィルタリングができるので、こちらを使って誰でも受けられる仕事を探します。
未経験者でもできる仕事ということで、当然単価は期待できませんが、はじめのうちは報酬よりも経験値のほうが重要なので、あまり気にしないようにしましょう。
中には、最低限のスキルを見るために簡単なテスト案件を課してくるクライアントもありますが、丁寧な仕事さえ心がけていればそれほどハードルは高くありません。
無理に凝った文章を書こうとせず、確実・誠実な仕事が最も大切。こういった姿勢の積み重ねは後々効いてきますよ。
最初はやらなくていいこと
ライターの仕事を始める、といっても、はじめのうちは以下のようなことは不要です。
- 開業届の提出(屋号作成)
- 名刺作成
- ホームページ・ブログ作成
- 通学制講座(スクーリング)
実際に仕事をいくつかやってみて、「やっぱり自分にはライターの仕事は合わないかも・・・」となる可能性もゼロではありませんし、お小遣い程度の収入なら個人事業主になったり法人化する必要はありません。※確定申告は忘れずに。
また、文章を書く経験を積んだり、仕事の宣伝をするためにサイトやブログを作成する手もありますが、はじめのうちはなかなか書くネタも思い浮かばないでしょうし、一度にいろいろなことをやろうとすると上手くいかないので、ある程度余裕ができてからでもいいでしょう。
本格的なスクール通いも同様。どうしても腰を据えた学習が必要になってからでOKです。
月3万円くらいなら、誰でも稼げる。
何度か初心者向けの案件をこなしていると、作業のコツやクライアントによる対応の違いなどが徐々につかめてきます。
仕事を見極める目も自然と養われていくので、自分のレベルでこなせる中でもなるべく単価が高いものを選別できるようになったり、単価アップの交渉などもできるようになってきます。
スキマ時間や週末など、無理をしないスケジューリングでも月3万円くらいまでならあっという間に達成できるかと。
それ以上を稼ぎたい!となると、さらに一工夫が必要。具体的には以下のようなスキル・経験が必須となります。
- 専門性の取得
- 有名クライアント・メディアの仕事実績
- Webマーケティングの知識
- クライアント側の経験
これらをしっかりと身につけながら、着実に仕事を続けていけば、収入は右肩上がりにアップしていきます。
「月3万」より先については、↓のエントリーにまとめてありますので、合わせて是非参考にしてくださいね。